小説むすび | 神異伝(3)

神異伝(3)

神異伝(3)

出版社

徳間書店

発売日

1993年9月30日 発売

“人界は牢獄なり、ひとはこれ獄囚なり”聖徳太子の『未来記』の謎を追う神異僧・明恵は、淫道外法を操る尼将軍・北条政子と激しい戦いを繰り広げた。はからずも、高天原の秘密に迫る明恵は、闇の祭主・本霊日別が率いる高千穂御先衆につけねらわれることとなった。津軽の石塔山で、またしても太子の墓所を発見した明恵は、夢界の謎を探るため夢渡りを行ったが、それが原因で廃人同様になってしまっていた…。一方、平家の侍大将・悪七兵衛景清は、壇ノ浦に沈んだはずの三種の神器を追う。

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