小説むすび | 神異伝(2)

神異伝(2)

神異伝(2)

出版社

徳間書店

発売日

1993年8月31日 発売

淫道外法を操る尼将軍・北条政子、平家の侍大将・悪七兵衛景清、京都神護寺の神異僧・明恵は、高天原の秘密を巡って、富士山頂で激烈な戦いを展開した。辺津の鏡によって現出した七色の光の空間と黒縄の異形の化物は一体何だったのか。聖徳太子の『未来記』に記された謎を追い求める明恵は、佐渡へ渡り、もうひとつの太子の秘本『幻義疏』のありかをつきとめる。一方、『闇の祭主』の異名を持つ本霊日別が率いる御先衆は、秘密に迫る明恵に刺客を放った。いよいよ混迷を極める超歴史伝奇大河ロマン第2弾。

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