裏切りのゆくえ
こんなに不器用で醜い私を、
なぜあなたは花嫁に選んだの?
久しぶりに戻った自宅で、ミリーは夫の帰りを待っていた。
銀行家のレアンドロとは熱烈な恋に落ちて結婚したが、
彼が姉と浮気しているのを目にしてショックを受け、
そのまま家を飛び出した。あれから1年が経ち、姉が事故死したと
聞いて、まだ生まれたばかりの甥を引き取るため、
意を決して来たのだ。もしや赤ん坊の父親は愛する夫では?
という疑いは消えず、とても複雑な気持ちだけれど……。
だが驚いたことに、レアンドロは美女を連れて帰宅しておきながら、
姉との浮気については頑として否定し、厳しい顔で告げた。
誓いを立てて結婚した妻を二度と出ていかせるつもりはない、と。
さまざまな疑惑に胸を痛めながらも、遺児の甥に無償の愛をそそぐヒロイン。スター作家サラ・モーガンが綴る、珠玉の夫婦再生ロマンスをお楽しみください。大スター作家レベッカ・ウインターズ好きにはとくにおすすめしたい、知られざる逸作です!