小説むすび | 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた(8)

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた(8)

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた(8)

父ベルグリフの元仲間の一人、パーシヴァルがいるとされる場所『大地のヘソ』へと向かった一行。旅慣れない体に鞭打ちながらも父は娘や仲間に支えられ彼と再会し和解することが出来たのだった…!元仲間の最後の一人。エルフであるサティアを捜しに皆で旅を続けるが、アンジェリンは再会した仲間たちと笑いあう父親の知らない笑顔に心を締め付けられる…。一方、彼女の変化に気付き悩む父。仲良し親子、ついに親離れの時…!?そして、捜索のため向かった帝都で国に反旗を翻しているという女エルフの情報を耳にする一行!そのエルフとは、はたして…。ベルグリフたちは、無事サティを見つけ出すことが出来るのか!?

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帝都での事件を解決し、仲間とともにトルネラへと帰郷するアンジェリンとベルグリフ。陰謀と戦う冒険、父の過去を巡る長い旅は終わりを告げ、冒険者たちは穏やかな時間を過ごすのだった。なし崩し的に夫婦となったベルグリフとサティだが新婚だというのに熟年夫婦のように落ち着いた様子にもどかしい思いを抱いたパーシヴァルとカシム、そしてアンジェリンは春告祭で二人の結婚式を開き、盛大に祝おうと画策する。そして当日、突然始まった結婚式に驚くベルグリフとサティ。戸惑いつつも、ベルグリフはサティに改めて愛を誓うのだった。春告祭を終えると、アンジェリン達はオルフェンで冒険者活動を再開し一方トルネラでは日々の仕事に加え、ダンジョンへの備えや冒険者ギルドの設立など、にわかに忙しくなっていく。新鮮な希望に満ちた日常が始まったかのように思われたが、ある日アンジェリンが見た悪夢をきっかけに、なにかが起こるような、不穏な空気が近付いていた。冒険者になりたいと都に出ていった少女が、父に「ただいま」を言うまでのある親子の物語。 2021/11/16 発売

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