出版社 : オーバーラップ
異世界召喚されたものの、未開の地に追放されてしまったキダン。彼が農場として地道に開拓を続けていた土地は、ギフト“至高の担い手”と仲間達によって大きな発展を遂げた。魔国にあるダンジョンの管理に頭を悩ませていた魔王ゼダンは、管理者として優れている種族を選ぶため、ダンジョンの攻略対決を執り行うことに!対決を制するのは、人族代表のS級冒険者か、魔族代表の魔王軍四天王か。はたまた、人魚族代表の狂乱六魔女傑か!?最優の種族を巡り、ダンジョン攻略対決が幕を開けるー!?
弱小貴族の令嬢グレイスは社交界デビューを控えたある日、前世で読んだ小説の悪女に転生していることに気が付いた!作中ではヒロインを虐めて破滅する悪役。しかし、それはグレイスの夫リアムに仕組まれたもの。リアムはある事件から国を滅ぼそうと企むようになったラスボスで、彼に心酔したグレイスは利用され道を踏み外してしまったのだー。そんな記憶を思い出し、婚約&破滅回避のためにリアムを必死で避け始めるグレイス!しかし、聖人公爵と慕われるリアムにはその行動が珍しかったようで、目を付けられてしまう。さらにはグレイスの秘密を知られ、秘密を口外しない条件として婚約することになり…!?
音楽で魔力が回復する異世界へ召喚されたマスミ。召喚早々スパイ容疑をかけられるが、ヴァイオリンの腕を買われ、容疑が晴れるまではアークが団長を務める騎士団で楽士として働くことに!成り行きではあったものの騎士としての誓いを知り、楽士不足の騎士団を支えようと決意を固める。騎士たちもマスミの活躍により活気づき、騒がしい日々を過ごしていた。そんな折、アークとともに宮廷騎士団長から呼び出されるマスミ。閉ざされた楽士の世界に現れた、身元不明のマスミを問題視しているようで…?
ループ7回目の人生で、皇太子アルノルトのもとへ嫁ぐことになったリーシェ。リーシェからアルノルトへ改めて婚姻の誓いを立て、二人の関係も一歩前進。そんな二人が訪れた歌劇場で、主役の歌姫・シルヴィアが倒れてしまう。リーシェのスキルで救護活動を終えたところ、なぜか元婚約者のディートリヒがその場に現れ…!?
デザント王国の選ばれし宮廷魔導師『七師』アルノード。部下とともに強大な魔物はびこる領地の防衛に当たっていたが、理不尽な理由で国外追放を言い渡されてしまう。やむを得ず、アルノードは同じく不遇な扱いを強いられてきた部下を引き連れ、隣国リンブル王国へ。しかし、実はアルノードは、隣国ではその名を知らぬ者がいないほどの有名人だったらしくー!?最強の宮廷魔導師が、才能を見出した部下と成り上がっていく最強魔導ファンタジー、開幕!
RPG系恋愛ゲームの伯爵令息に転生した日本人のゼクスは、幼き妹カロンの未来を嘆いていた。悪役令嬢であるカロンは魔王の誘惑に堕ち、すべてのルートで必ず死ぬ。-こんなに可愛らしい妹が非業の死を遂げる。そんなこと許せるわけがない!運命を変えるべく、ゼクスはカロンを正しく育てようと決意する。無能と蔑まれる無属性魔法の適性持ちだったゼクスは、カロンを守るために前世の知識で新術式を次々と開発!常識破りの力を手に入れ、カロンにも正しい魔法の使い方を指導する。さらにカロンを狙う王宮のスパイを看破したり、カロンに愛情を注いで闇堕ちを防いだり、不安要素を払拭していきー!「お兄さまのお役に立てたのなら本望です!」「やばい。オレの妹、めちゃくちゃ可愛い」良い子に育つ妹を今日も兄は溺愛する!世界最強の兄が最カワ妹の破滅回避に挑むハートフル・ファンタジー、開幕!
“役立たず”とされる『生産魔術』適性を理由に、侯爵家を追放され辺境の村の領主となった少年・ヴァン。魔術を活かして戦地のど真ん中に砦を建造したものの、敵国の激しい攻勢によって砦は半壊してしまう。イェリネッタ王国のさらなる侵攻を警戒したヴァンは、砦を日本風のお城に大改築することに!城主を誰に任命するか頭を悩ませていたヴァンのもとに、とある人物が訪ねてきてー?
勇者と相棒の竜により拓かれた国ウィズレイン。男爵家の養子であるエルナは義姉に虐げられる生活の中で、竜として生きた前世の記憶を思い出す。初代国王である勇者を背に乗って飛び回ったそんな記憶。しかし、今世は人間。“人生”を楽しもうと考えていた。そんな矢先、国王として生まれ変わった勇者と再会しー?
婚約破棄されたことをきっかけに“大衆食堂ロベリア”をオープンしたリディア。するとリディアの作る料理に癒やしの力があることが判明!“聖女”だと崇められ始めてしまう!魔力がないことを理由に虐げられていた生活から一変、たくさんの人に囲まれ前向きに暮らし始めたリディア。そんなある日、公爵家令息・ロクサスが“大衆食堂ロベリア”を訪れる。ロクサスはリディアの不思議な力で未知の病「白月病」を患う兄を救ってほしいと、リディアを公爵家に連れ去りー!?不遇の少女が不思議な力と優しさで周りの人を幸せにする癒やしのグルメファンタジー、第2幕!
最後の舞踏会で復讐を遂げた公爵令嬢ディア。傍で見届けたノインに連れられファーシタルを後にした彼女は、物語の森にある屋敷で新たな生活を始めていた。人ならざる者の常識を学び、少しでもノインに相応しい存在になろうとするディア。一方、ノインもディアを伴侶とする未来のため、準備を進める。その一環としてファーシタルの民と因縁がある夏至祭の王のもとを訪れることになるのだが…?『長い夜の国と最後の舞踏会』の短編小説の他、リベルフィリアを舞台とする『来訪者』を収録。
月日が過ぎ、クラウディアとノアが訪れたのは、砂漠と黄金の国。その国は『黄金の鷹』によって作られたという。その宝が呪いに関連するとにらんで調査する二人の前に現れたのは、一匹の狐。その正体は若き国王アシュバルだった。彼はノアに衝撃の提案を持ちかけ…!?「俺の代わりに、王になってはくれないか」
銀河大帝国ー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、日々を穏やかに過ごそうとしていた。ゆえに、イベントが起こりそうなフラグはいつでも全力回避!すると、いつも「なぜか」続々と自滅していく周囲の主人公キャラたち…!どんな依頼に際してもウーゾスは、変わらずモブを貫こうとするのだがー。「簡潔に申し上げます。私に乗り換えませんか?」「私のチームにスタッフとして来てくれないか?」モブに徹してきたことで培われた、迅速かつ的確な判断力と、些細なことに動じない精神力。ある者からは畏怖を込め「土埃」と称される能鷹隠爪な彼を、虎視眈々と狙う者が現れはじめ…?実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。ここに開幕!第8回オーバーラップWEB小説大賞銀賞。
名門貴族・ケーニッツ子爵の娘であるクラーラと結婚した領主ノエイン。そんな折、隣国ランセル王国との戦争が勃発し、ノエインにも出兵の王命が下される。ノエインが任されたのは要塞地帯にある砦の防衛。主戦場から遠く離れた場所に位置するため、容易な任務だったーはずが、開戦早々に仲間の砦が陥落してしまい!?これにより上層部が敵の戦略を読み違えていたことが判明。要塞地帯へ続々と投入される大量の敵兵を相手に、絶望的な防衛戦を強いられる。その時ノエインは戦況を覆すべく常識破りの奇策を講じて…!?
幼い頃から、生贄として魔物の王に身を捧げて死ぬことこそが“幸福”だと教えられてきた王国の第二王女・リーディア。国王や王妃たちから見向きもされず、離れに一人ぼっちで閉じ込められながらも願うのは、せめて課せられた役目をまっとうすること。ついに迎えた運命の日。魔物の王・ルイの来訪に人々が怯えるなか、彼から告げられたのは…!?「やっと見つけた、俺のー花嫁さん」生贄としてルイにおいしく食べてもらうため、張り切って自らを差し出すリーディア。だがルイは彼女を花嫁として扱い、一向に食べようとしない。それどころか、人としての生き方を知らないリーディアに料理を教えたり、外の世界に連れ出したりしてくれてー!?小説家になろう発、第8回WEB小説大賞“金賞”受賞!!
田舎の村で何でも屋「星さがし」をはじめた魔女レイシー。夏を迎えた村では季節ならではの困り事も多いようで、新たな依頼が舞い込んでくる!そんな折、聖女ダナがプリューム村にやってきた。癒やしの力で活躍しているダナだが、自分では解決できない悩みを抱えているようで…?
ルベリア王国の王太子となり、公爵令嬢エリナと結婚したアルヴィス。側妃問題を乗り越え、迎えた生誕祭ではエリナの懐妊を公表し、周囲からも祝福を受ける。しかし、好転する状況とは裏腹に胸騒ぎを覚えるアルヴィス。その答えを見つけるため、女神ルシオラが眠る王家の墓所へと足を運ぶのだが…?
己の立場を笠に着て生きてきた元『神童』の公爵令息・ヘルベルト。傲慢さとその見た目から周囲に豚貴族と馬鹿にされてきたが、平民マーロンとの決闘を控えた前日、謎の手紙が目の前に現れる。その手紙は二十年後の自分から送られてきたもので!?さらに、このままでは誰一人としてヘルベルトを認める者がいなくなる悲惨な未来が綴られていた!-だが、そこには希望も書き記されていた。ヘルベルトにはかつての大賢者が使った時空魔法の素質があること。行動を変えれば周囲の人の見る目も変わること。ヘルベルトはこれまでの行いを悔い改め、手紙のアドバイスを元に未来を変える行動を始める!まずは凋落の契機である、マーロンとの決闘に敗北する未来を変えることに。特訓を経て迎えた決闘の日。果たしてヘルベルトは勝利を掴み取り、未来を変えられるのかー!?人生やり直しファンタジー、ここに開幕!
竜王カインに嫁ぐこととなった弱小国の姫ミレーユ。求婚相手が違うという勘違いも解決し、二人は少しずつ距離を縮めていた。早く結婚したいカインにより結婚式の準備も進められていたが、膨大な量の衣装制作や先代王の行方不明など問題は山積みだった。一方、穏やかな時間を過ごすミレーユは、ドリスの誘いで術の検証を行うことに。彼女曰く「石に魔力を込め、術を発動させられる」性質は、初代竜王の遺産である魔石に似ているという。用意されたたくさんの石に順調に魔力を込めていくミレーユ。最後に魔石に触れたところ、そこに刻まれた記憶が流れ込みー、ミレーユは自身の術を理解し、能力を最大限使えるように!そんな中、祖国グリレスが崩壊の危機との情報がもたらされる。さらには妹エミリアが嫁ぎ先に戻らず引きこもっているとも。ずっとエミリアのことが気がかりだったミレーユは渋るカインを説得し、祖国へ足を運ぶことにするのだが…?
前世は伝説の魔女だった伯爵夫人ラム。隣国の訪問中、転生していた弟子のエペに捕まってしまうが、シャールたちにより無事救出!しかし騒動の中でシャールに前世の正体がばれてしまう。屋敷に帰ったラムが覚悟を決め、自身の口から真実を打ち明けたところ…「お前がお前であればなんでもいい」と受け入れられー!?そんな折、隣国視察の報告のために王宮へ召還されたラムたち。そこには国王の他にモーター教の司教がおり、揃って無茶な要求を突き付けてくる。その態度に怒ったラムは悪臭魔法で反撃!今後は依頼を受けないことを宣言するー!帰宅後、他国への引っ越しを考えていると、再び王宮からの手紙が届く。内容は教皇の訪問を祝う歓迎パーティーに招待するというもの。怪しく思いつつも教皇のことが気になったラムはシャールとともに参加するのだが、そこにいたのはかつての三番弟子で…!?