出版社 : オーバーラップ
成田空港テロで、お嬢様大ピンチ!なシリーズ第6弾! 現代社会を舞台にした乙女ゲームに転生し、悪役令嬢として日本経済再生を進める桂華院瑠奈のもとに、不穏な一報が届く。 桂華グループの幹部が集う食事会で瑠奈の前に現れたのは、桂華商会大阪本社の天満橋満。 大阪の会合で目立っていた天満橋を思い出す瑠奈に、グループ内部でお嬢様を下ろすクーデターが進んでいることを天満橋は進言する。 クーデターの鍵を握るのは樺太銀行とムーンライトファンドであることを知った瑠奈は、グループ内の組織統合を進め、藤堂と天満橋を要職に据えて事態の収束にあたらせる。 しかし、クーデター勢力は本丸である瑠奈以外にも標的を定めており、不穏な動きはグループ内に蠢いていた。 そんな中、成田空港に向かう臨時特別列車の中で、瑠奈がテロの標的になっているとの情報が届くのだった。 現代悪役令嬢による日本再生譚、成田空港のテロでお嬢様大ピンチ!な第6幕!
スローライフのカギは巨乳と貧乳と帝国!! 学園の臨時講師としての勤めを終えたイツキは、久しぶりの自堕落な生活を満喫していた。 そんなイツキの元を、シュバルドベルツ帝国皇帝の姉であるシシリアが訪ねてくる。 その目的は、帝国に遊びに来ないかというお誘いだった。 チョクォやラガーなどの名物に心惹かれたイツキは、みんなで帝国へと遊びに行くことに! 待ち受けていたのは、シシリアの弟にして大胆不敵(でおっぱい好き)な皇帝・ガルシアだった。 「余の妻達のおっぱいの話をしよう」 性癖にこそ強いこだわりを持つものの、実力至上主義な帝国の皇帝なだけあって、その政務能力は折り紙付き。 しかし、そんなガルシアさえも頭を悩ませる問題があって……。 「頭(こうべ)を垂れろ巨乳よ! 我らは垂れぬ貧乳ぞ!」 それは、前皇帝の貧乳優遇政策の復活を望む団体による過激な抗議活動でーー!? スキルを駆使して美少女たちと送る賑やかな異世界スローライフ、第12幕!(願望)
将来の旦那様候補は訳アリばかり!? 愛も恋も勉強中な転生皇女に波乱の予感! 前世の記憶をもったまま、レグタリア帝国の第七皇女に転生したヴィルジニア。 妃たちとの没交渉は続いていたが、優しい父と兄たちに溺愛されながらすくすく成長! 少しずつ公務も増え、皇族としての自覚を持ち始めていた。 そうして迎えた10歳の誕生日。 盛大な祝いはもちろん、魔国へと渡った友人ユベールからも手紙が届き幸せいっぱいな時間を過ごすヴィルジニア。 しかし、そんな幸せもつかの間……ヴィルジニアの三人の婚約者候補が発表される! いずれも妃たちの推薦で政略的な意味が強いことを悟るが、政略結婚でも幸せそうな長兄の姿を見て、自身も良い関係を築けるよう頑張ろうと決意を固める。 早速、候補者それぞれとお茶会の場を設けられるが、そこでわかったのは三人が複雑な事情を抱えてこの場に臨んでいるということでーー? 末っ子皇女が「幸せな結婚」を目標に突き進む、愛され異世界ファンタジー第2幕!
眠れる魔女が迷い込むは反転世界!? クラウディアの『死』から三年。 亡骸は朽ちず美しいまま、しかし蘇生の気配はなく、花で満たされた漆黒の棺の中でクラウディアは眠り続けていた。 次期筆頭魔術師に成長した十九歳のノアは、「必ず目を覚ます」というクラウディアの言葉を胸に彼女の蘇生手段を探している。 ーーそのクラウディアは、『透明な硝子』の棺で目覚めた。 ノアによく似た青年と出会うも、その手を振り払われてしまう。 彼はクラウディアをアーデルハイトと呼び、自身をレオンハルトと名乗って……!? どこか道を違えた世界で、クラウディアは自身の出生にまつわる秘密を知り……!? そのさなか、三年間に及ぶ大喪の儀が解除となったジークハルトが、クラウディアを手に入れんと動き始めーー。 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなすファンタジー、第5幕!
アーゼマ村への襲撃者ロポスの“変化の魔法”によって姿を杖へと変えられてしまった村長たち。魔法を解く貴重な薬草を採取するべく、ルーゴがリリムとペーシャを連れて足を踏み入れたのはマオス大森林。しかし、ルーゴたちの前に“王国への悪意を持った者が森を攻撃した時”に顕現する王国の守り神マオステラがなぜか現れて…!?一時はルーゴの兜が砕け散るほどの激しい戦闘にまで発展するも、ルーゴたちに王国に対する敵意がなく、真の敵が他にいることに気が付いたマオステラとルーゴは和解することに。その後目的の薬草を取って森から帰ろうとしたルーゴたちだったが、どうやらアーゼマ村の発展に興味を持ったマオステラが村へついてくるようで…!?そんな折、タイミングを見計らったかのように王都から王盾魔術師団がアーゼマ村へやってくるという。しかもその一人はまたしても「ルーク」の元パーティーメンバーのアラウメルテで…?最強による最高(?)のスローライフ第三弾!
やり直しの裏に隠された秘密とはーー 公爵令嬢セリーナは王太子から婚約破棄され、服毒刑にて人生を終えたーーはずだったが、何故か巻き戻り二度目の人生がスタート。 ちなみにあれは冤罪だ、とんだ冤罪である。 だって「ちょっと聖女の頭めがけて植木鉢を落としただけ」で「殺してはいない」のだから。 前回の敗因は有能な部下がいなかったこと。 であれば今度は拠り所のない孤児を引き取り暗殺者に育て上げ、自分をコケにしたやつら全員をぶちのめすのだ! こうしてセリーナの従者育成計画が始まるが、過酷な訓練を経て仕上がったのはある意味(・・・・)最強の従者たちと番犬で!? 「我々はセリーナ様を愛しているか?」 「生涯忠誠! 命を懸けて! 忠誠! 忠誠! 忠誠!」 「セリーナ……、“あれ”はなんだね?」 「お父様、彼らは従者としての使命を前に、ああやって気を引き締めているのです」(すまし顔) 人生二度目の倫理観ぶっ飛びヒロインが征く、ちょっぴりおかしな逆行転生×悪党×勘違い英雄譚!
王国の未来を切り開くはーー稀代の天才軍師!! 知略と奇策で戦場を生き抜く天才軍師の本格ファンタジー戦記、堂々開幕!! 隣り合うアレリア王国との紛争が続いているエーデルシュタイン王国。 自らの出自を知らない孤児の青年フリードリヒは、幼い頃から非凡な聡明さを持て余し、平凡な人生にどこか物足りなさを感じながらも、田舎の町で穏やかに暮らしていた。 ある日、町はずれに盗賊団が出没し、制圧に向かった討伐隊が壊滅。絶望的な状況に戸惑う民衆だったが、フリードリヒだけは様子が違いーー? 「僕は英雄マティアス・ホーゼンフェルト伯爵の息子だ」 「大丈夫、僕の考えた作戦通りに動けば必ず勝てる」 こうして自らを英雄の隠し子であると偽り、巧みな話術で民衆を奮起させて見事盗賊団を撃退! 一件落着するも、英雄の息子を騙った罪人として捕らえられてしまう。 重罰は避けられないかと思われたが、なんとマティアス本人からその才能を見出され、王国軍の騎士として国に貢献するよう命じられてーー? これは、何者でもなかった青年が、歴史に名を刻む偉大な英雄となる物語。
剣と魔法の学園で友の危機を救う!! サラリーマンだった川口は剣と魔法のファンタジー世界に転生し、双子の兄・アルドとしての人生を楽しんでいた。 12歳になったある日アルドは、幼馴染みのアシェラが嫁ぐために領地を出て行ったことを伝えられる。 一度は諦めそうになったアルド。 しかしその想いを伝えるため、家を飛び出しアシェラを連れ戻すため追いかける! アシェラとの想いも通じ、一段落したアルドは弟のエルファスとともに王都の学園に入学することに。 そこで出会ったのはエルフや獣人など種族も階級も様々なクラスメイト。 ワクワクが止まらないアルドだったが、どうやら皆一癖も二癖あるようで……? 問題を抱えるクラスメイトに振り回され、アルドの学園生活は波瀾万丈の予感!? そして夏休みには、なぜかクラスメイトを実家に連れていくことに。 そこでは母の提案で、アシェラたちと一緒に最強決定戦が始まるようで……? 最強の子どもによる異世界ファンタジー第2幕!
その常識破りの攻略はシステムにさえ予測不能! ゲーム内初のプレイヤー参加型イベント「闘技大会」で、魔物固有の技や圧倒的なプレイヤースキルで衝撃の蹂躙劇を見せたハチ。 さらに、ハチは匿名での参加だったうえそのイベントを最後に忽然と姿を消したこともあり、街では「謎の白ローブ」の話題で持ちきりに。 自分のパーティーに囲おうとする者、再戦を望む者……街では大捜索が始まっていて……!? 一方のハチは、新たな友人ダイコーンの協力もあり、捜索網を悠々と突破して相も変わらず楽しくマイペースにゲームの攻略を進めていく。 本人は普通にプレイしている(つもりな)のに、特殊なスキルやレアな称号を次々に獲得したり、気付いたら隠しクエストをクリアしていたり……! さらには「第二の職の解放」という全プレイヤーが羨む隠しイベントを、『alter』の運営でさえ想定していないタイミングで解放してしまい……!? マイペースなはぐれプレイヤーの無自覚無双なソロ攻略記、第2弾!
銀河大帝国ー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、惑星テウラでのテロリスト掃討作戦を完遂した。そして、そんな彼に新たな災難の影がー「なんであんたがあんなに報酬をもらってるのよ!?」頭がピンクの没落貴族様に絡まれたり。「動くな侵入者。動けば殺す」パッチワーク号が破壊され、逃げ込んだ洞窟では“意思のある古代兵器”ロスヴァイゼの姉・ゲルヒルデに銃口をつきつけられたり。災難続きのウーゾスだが、偶然出会った超高性能な古代兵器。当然、彼がとる行動は…!「だが断る!そういう船は、イケメンで主人公属性の奴が乗るのが正しいお!」実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。第3幕!
神界の女神&使徒もスローライフはじめます。 フリオがホウタウ魔法学校の闘技場を改修したことで、学校に通うフリオ家の子供たちは規格外の実力を十二分に発揮する。 しかし、平和なクライロード球状世界の裏、地下世界ドゴログマでは厄災魔獣を超える脅威ーー厄災の超魔獣が暴れ回っていた。 神界の女神たちは厄災超魔獣に対応するため、神界の使徒の捕縛部隊を派遣するも、そのことごとくが失敗に終わってしまう。 事態の収拾を図るため、神界は『超越者』であるフリオに生態の調査・討伐を依頼することに。 一方、魔狐集落の復興を目論む銅角狐は、悪魔導士と協力して地下世界ドゴログマに門(ゲート)を繋ぎ、厄災の超魔獣をクライロード球状世界に召喚しようとしていた。 そうとは知らず、強大な魔力に引き寄せられた金髪勇者一行が現場に居合わせていてーー? WEB発、チートだけどまったりな異世界ライフ、第18巻!
私のいないところでどうぞお幸せに。私も自由に幸せになります! 侯爵令嬢シャーロットは第一王子ハロルドの婚約者として努力を惜しまず、品行方正・清廉潔白に生きてきたはずだった。 それなのになぜか、学院では「稀代の悪女」と噂されるようになり、転入生の男爵令嬢マリーアのことを皆がもてはやす。 果ては彼女への鞍替えを示唆するハロルドを前に、絶望したシャーロットはすべてをリセットする【記憶魔法】を使うことに。 『それでは皆様ごきげんよう。悪女のいない世界でどうぞお幸せに』 ーー数か月後。シャーロットの存在が消えたレノク王国中枢部では政務が回らない、王子の婚約者が決まらない…… 「どうしてこうなった?」と誰もが首をかしげる事態に。 一方、魔法の代償として自身の名前以外の記憶を失い、平民となったシャーロットは新天地でのびのびと第二の人生を歩み幸せになっていく。 これは、頑張った人が報われる世界で心優しい貴族令嬢が幸せをつかむ物語。
「必ず君を殺してみせる。だから、俺と結婚して」 不老不死の体をもつ魔女ララニカ。彼女は一人、森の奥で暮らしていた。 そんな生活を続け数百年たったある日のこと、ララニカは森で死にかけの少年を拾う。 少年には帰る場所がないようで、「ノクス」と名付け、しばらく面倒を見ることに。 そうして始まった二人の生活。 ノクスは自分を救ってくれたララニカに恋心を抱くようになるが、不死ゆえに置いていかれる悲しみを知るララニカは気持ちを受け取ろうとはしない。 それでも諦められないノクスは悩んだ末に一つの答えを出す。 それはーー「俺がララニカを殺してみせるから、俺と結婚して」というもので……? 驚きつつも方法はないと説得するララニカ。 しかし、ノクスは殺す方法を求めて森の外へ出ていってしまう。 数年後、ララニカのもとに帰ってきたノクスは血と死の匂いを纏う暗殺者へとなっていてーー?
異国の騎士団で潜入調査! 500年前の魔法を知る謎の騎士と共闘!? 前世は伝説の魔女だった伯爵夫人ラム。 シャールとともに宿敵エポカを打ち破った彼女は、魔法使いに対して寛容なレーヴル王国へ引っ越し、平和な時間を満喫していた。 そんな折、引っ越し先を提供してくれたレーヴルの国王フレーシュが、アンシュ王国の記者ティボーを連れて屋敷にやってくる。 話を聞くとアンシュ王国では解散したはずのモーター教が存続していて、ティボーが真実を伝えようとしても信じてもらえないどころか、嘘つきだと攻撃されるという。 モーター教がある限り魔法使いの不遇が続くことは明白。放っておけないラムは彼が証拠を掴む手伝いをすることに! 早速、シャールたちと一緒にアンシュ王国の騎士団に潜入するが、そこは団長の一存で全てが決まる歪な場所だった。 大量の理不尽を魔法で受け流しつつ、少しずつ調査を進めていくラムたち。 すると、一人の騎士がラムの魔法を見抜き「目的のため協力してほしい」と接触してきてーー?
ゴーレム放置で雑魚狩りをして楽々レベリング!? 代々人型ゴーレムの生成スキルを持つ名門貴族、シュタイン家の次男ラビ。 彼が学園入学時に開催されるスキル授与式で手にしたのは、神話の時代に魔王が使役したとされ忌み嫌われる、魔獣型ゴーレムにも似た、まるくてずんぐりした見るからに弱そうなゴーレム生成のハズレスキルだった。 ハズレスキルのせいで学園の貴族科から平民科へと転落したラビは、元貴族ということで平民科でぞんざいな扱いを受けてしまう。 しかし、自分が転生者であることを自覚すると、ハズレゴーレムの能力が現代ITスキルに通じるところがあることに気がつく。 早速ゴーレムを森に放置して一晩モブ狩りをさせると、起きたときにはなんと大幅にレベルアップしていた! ハズレゴーレムが成長し、スマホや3Dプリンターのようなスキルも使えるようになると、ラビは念願の貴族復帰も近いなと思うのだが、幼なじみの貴族ノエルと一緒にいたところ、貴族科と平民科の生徒のトラブルに巻き込まれてしまい──。
「平凡な人生を送りたい!」 巻き込まれ体質の転生者が歩む異世界ファンタジー! 「申し訳ございません……っ!! 手違いです!!」 異世界召喚に巻き込まれ死んでしまった男は半ば脅される形で、絶世の美少年・ハロルドとして望んでもいない異世界転生をしてしまう。 気持ちを切り替えたハロルドは「身の丈に合った生活を送る」をモットーに田舎の平民としてのんびり生きようとするが、ハロルドを気に入った女神から【女神フォルテの寵愛】【錬金術師】【異空間収納】【魔眼(鑑定)】など特別な力を押し付けられ!? さらに生まれ持った【緑の手】も特別なスキルの様でーー? スキルを持つハロルドは強制的に貴族たちが通う王都の学園に通うことになる。 友人たちと平和な学園生活を送りたいハロルドだったが、特別な力を持つが故に次々と事件に巻き込まれてしまいーー? 数十年ぶりに現れた妖精たちに懐かれたり、王家の積年の悩みを意図せず解決したりと、思いがけず目立ってしまうハロルドは身の丈に合った平凡で平和な生活を手に入れることができるのか!?
禁忌の一族と共に、“古の災い”を討て。 追放された太っちょな貴族の三男であるミトロフは、“食費”のために冒険者となった。 銀騎士との戦いを経てカヌレを正式にパーティーへと迎えたミトロフは、怪我の療養で時間を持て余し、街を散策していた。 その最中、帰郷していたはずのグラシエと不意の再会を果たす。 しかし喜びも束の間、なぜかグラシエに避けられてしまい……? ミトロフはグラシエとの関係に悩みつつ、過保護気味なカヌレに内緒で、怪我のリハビリも兼ねて一人で迷宮の浅層へと潜る。 そこで遭遇したのは、聖書で語られる幻想の存在ーー古の災いと称される“魔族”だった。 共闘するは、迷宮の住人の“長”を務める禁忌の一族の生き残りーーブラン・マンジェ。 秘策を携えたミトロフは、“貴族”の矜持を持って雷撃を操る魔族と相対するーー! 追放された“太っちょ”な貴族による“優雅”な迷宮攻略譚、第3幕!
武器は前世の記憶と未来の夢ーー 「シェリエル・ベリアルド、貴様との婚約は今日をもって破棄する」 シェリエルは婚約破棄され破滅する未来を夢で見る、ちょっと変わった赤ちゃん奴隷。 繰り返し夢を見ていたある時、前世が現代日本で生きたプログラマーだったことを思い出す! 二つの人生を知り年齢に見合わぬ知能を手に入れたシェリエルはその後、夢で見た通り『ベリアルド侯爵家』に引き取られることにーー。 ベリアルド家は類稀な才能をもつ一方、共感力や罪悪感が欠落しており「悪魔」と呼ばれる一族だった。 彼らはシェリエルに対しても興味がない様子だったが、破滅を回避するためには彼らとの関係改善が必要不可欠。 悩んだシェリエルは未来の夢と前世の記憶を駆使して、少しずつ彼らとの距離を縮めていく。 そうして家族になってきた頃、シェリエルは魔法を使うための洗礼をうけることに。 しかし、その洗礼でシェリエルの持つ異質性が明らかになりーー?
ラスボスフラグ再来!? 皇宮に渦巻く企みも婚約者と一緒に暴いてみせます! リアムのラスボスフラグを折ることに成功し、無事に婚約を済ませたグレイス。 彼女は皇族の妻としての教育を受けるため宮廷に通いながら、リアムとの甘い婚約者ライフを満喫していた。 そんなある日、第一皇女に怪しいもやがまとわりついている現場に遭遇する! それはリアムが闇堕ちしかけたときに見たものと酷似していてーー!? 咄嗟にもやから皇女を庇ったグレイスだったが、なぜかグレイスにはもやがきかないことが判明。 魔術の使えない体質が原因だと考え、もやも魔術による誰かの企みの可能性に気付く。 同時に小説内で起きた宮廷パーティーにて皇后と皇女が襲われた事件を思い出し、グレイスはリアムのラスボスフラグの再来を疑うように。 想定外の事態に不安を抱えながらも、リアムとの未来のために調査を始めるグレイス。 その際、リアムを巻き込まないために秘密で行動するのだが、グレイス第一なリアムには全てお見通しのようでーー?
王族に迫る一つの影! 鍵を握るのは友人の婚約者!? 「完璧すぎて可愛げがない」と隣国へ売られたフィリア。 新婚旅行から帰還し、フィリアが聖女の務めに励む一方、夫のオスヴァルトは隣国アレクトロンの王族を迎える準備に奔走していた。 その一環として騎士団の分隊が王都にやってくる。 同じ国を守る存在として挨拶をしたいと考えたフィリアは演習を見に行くことにするが、その準備をする中で分隊長エルムハルトがリーナの婚約者だと発覚! 驚きを抱えたままフィリアはエルムハルトに挨拶することに。 挨拶自体は問題なく終わるものの、リーナへ視線すら向けないエルムハルトに違和感を覚えるフィリア。 同時にエルムハルトを見送り寂しそうな笑顔を浮かべるリーナの姿から、何か事情があることを察し力になろうと決意する。 まずは情報収集だと考え、元騎士でリーナの同僚でもあるレオナルドに話を聞いてみる。 すると、十数年前のアレクトロン王族訪問で起きた事件が関係が浮かんできてーー?