出版社 : オーバーラップ
不義の子として伯爵家に生まれたアメリアは、幼い頃より虐げられて育ってきた。いつしか、その貧相な見た目から社交界でつけられた名が“醜穢令嬢”。そんなアメリアが十七歳になったある日、縁談の話が舞い込む。相手は公爵家の当主であり、暴虐公爵と噂されているローガン・ヘルンベルク。家の汚点が消えるという理由でアメリアは嫁ぐことになり…!?公爵家を訪れたアメリアは、一方的に契約結婚であるということをローガンから告げられる。しかしアメリアはローガンと過ごしていくうちに、不器用ながらも優しい一面があることを知り、少しずつ信頼を寄せていくー。これは家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語。
レンゲの故郷である砂漠の国・ロウカクで発生した地龍の騒動を解決したイツキたちは、アインズヘイルの街に戻ってきていた。そんなイツキの元に、領主・オリゴールが依頼をもっと訪ねてくる。その内容は、間近に控えた収穫祭を盛り上げて欲しいというものだった。収穫祭といえばハロウィン!ということで、定番のジャック・オー・ランタンを模したお面を彫ったり、お祭りで配るお菓子を作ったりと、賑やかに準備を進めていく。さらには、聖女・テレサや英雄・隼人の力も借りた演劇も企画。準備万端で収穫祭が幕を開けるー!一方、アインズヘイルから少し離れた地にある廃城で、とある少女が十数年ぶりに目を覚まし、活動を開始していたー。「我は夜天の女王にして『吸血鬼の真祖』である!…なんちゃって」スキルを駆使して美少女たちと送る賑やかの異世界スローライフ、第10幕!(願望)
どんぐり頭の少年によって異世界へ転移させられてしまった間宮悠人ことロキ。得られたのは『若返った身体』と『ステータス画面』を見られる能力だけ。放り込まれた樹海から抜け出して現地の人々と出会ったロキは、ベザートの町を拠点としてハンター活動を始める。パルメラ大森林で魔物を狩るうちにこの世界にも慣れ、次なる舞台はロッカー平原。そこで何の気無しに行った動作で異世界の魔法を初体験!?さっそく効率重視ならではの定点狩りを開始するが、その成果に目を付けたハンターが近づいてきてー。ギルドマスターであるヤーゴフの仲裁を受けるも、『ある言葉』を機に、ロキが異世界人である疑惑が深まってしまい…!?強さを実感として得られる世界で、ひたむきに効率を追求し『成長』していくロキの行く末は…!?“廃神”ゲーマー式異世界攻略譚、第2幕!
創造神の使徒、はじめました!? 「勇者召喚」に巻き込まれ、現代日本から異世界へとやってきたサラリーマン、ムコーダ。 彼は創造神デミウルゴスから、人族至上主義を掲げるエセ宗教「ルバノフ教」をとっちめてほしいと頼まれる。 ルバノフ教からは度々迷惑を被っていたこともあってフェル達がノリノリなため、デミウルゴスの頼みを引き受けるムコーダ。 一行はルバノフ神聖王国にあるルバノフ教の総本山に向かうが、それはまるでお城のように巨大で豪華な教会だった。 そこで悪事を重ねて懐を肥やしていた教皇たちに対して、デミウルゴスの神託によるお叱りと、フェル達「創造神の使徒」によるお仕置きが行われーー。 瓦礫の山を後にしたムコーダ一行は、次の目的地であるロンカイネンの街へ。 壊れた魔道コンロの代わりを探すのが目的だけど、その前に冒険者ギルドから厄介な依頼が持ち込まれて……? 「小説家になろう」12億PV超のとんでも異世界冒険譚、世界に轟く14巻!
女神の加護を持つ聖女が生まれる伝承があるレスト神官家。その家では、義妹と違い魔力を持たないリディアが「要らない子」として虐げられていた。さらに、愛を誓っていたはずの婚約者から婚約破棄されたことを機に家を出奔。聖都アスカリットで出会った素性不明の占い師に店を貸してもらい、“大衆食堂ロベリア”をオープン!第二の人生をスタートさせる。食堂をのんびり経営しながら平和に暮らしたいリディアだったが、なんとリディアの作る料理に癒やしの力があることが判明しー!?美味しい上に、力がみなぎる「奇跡のごはん」と噂になり、聖都を守護する聖騎士団団長を筆頭とする騎士たちから大人気に!さらにはもふもふ動物や超美形の宮廷筆頭魔導師もリディアの癒やしの力を頼りにやってきて!?孤独だったリディアは「奇跡のごはん」でみんなと一緒に幸せいっぱいの時間を過ごしていくー癒やしのグルメファンタジー開幕です!
エリート街道から脱落し、特技のヴァイオリンで日銭を稼ぐマスミ。バイト帰りに駅の階段から落ちた彼女は、気がつくと異世界にいた!さらにはスパイとして騎士団に捕まってしまう!当然、弁明を試みるマスミだったが、騎士団長アークに詰め寄られ、疑いは晴れないまま…。すると、ヴァイオリンに目を付けたアークから、スパイ容疑が晴れるまでは騎士団で「楽士」として働くよう求められる。なんと、そこはヴァイオリンの演奏で魔力が回復する世界だったのだ!行き場のないマスミは要求を受け入れ、早速仕事に取り掛かることに。しかし初仕事を前に、楽士の仕事は騎士の魔力が大きいほど過酷だということ。そして、彼らが「最強」ゆえに楽士に逃げられ続けた騎士団だと発覚してー!?訳ありヴァイオリニストが最強騎士団を救う『異世界再就職物語』、開幕!
召喚術に関する騒動を落着させたシャーロット。これで自由気ままな夏休みを過ごせると思ったのも束の間。風紀委員として林間合宿に参加することに!しかし林間合宿では、皇太子・レオナルドをはじめ、シャーロットの並外れた魔法の才に目を付け、自身の勢力に引き入れようとする面々による策略が水面下で張り巡らされていて…!?さらに何者かの手引きにより、一度死んだはずの動物の群れから急襲を受けてしまう!!生徒達を守るため、隣国の第三王子・グレイソンと共に立ち上がるシャーロット。危機を回避するために選んだ一手はー帝国内でも極めて少数の人間しか使えない最上級魔法の使用。だがそこには大きなリスクもあって…!?「頼むからーもう二度と、心配させないでくれ」かつてない危険が迫るなか、グレイソンとの関係にも変化の気配…?様々な思惑が絡み合う学園ファンタジー、第三弾!!
“役立たず”とされる『生産魔術』適性を理由に、侯爵家を追放され辺境の村の領主となった少年・ヴァン。前世の知識と生産魔術を活用して村を発展させる中、ヴァンは国王の命により、再びイェリネッタ王国との戦争に招集されてしまう。ヴァンが命じられたのは、生産魔術を活用した進軍の助けとなる仮拠点の設営。さらに、戦地のど真ん中に即座に砦を築くことでー!?
太っちょな貴族の三男、ミトロフ・ド・バンサンカイ。食う寝るしか能がないと見限られた彼は、家を追放されてしまった。“食費”のために迷宮に足を踏み入れたミトロフは、生物としての位階の上昇ー“昇華”を経験しながら、迷宮で出会ったエルフ族の少女・グラシエ、迷宮の遺物に呪われてしまった少女・カヌレと共に、迷宮に潜る日々を送る。順調に攻略を続けるミトロフたちの前に現れたのは本来ならば深層に生息するはずのトロルだった。しかも、トロルは迷宮の守護者を“喰らった”異常個体でー。
魔人の脅威を退け、戦友と共に平和を取り戻せ!! 12歳になったロイ・アヴェイラム。 アルティーリア学園に進学し、本格的な魔法の授業が始まっていた。 入学して初めての夏休み前、ロイのもとに大学教授から魔法学の講演会の招待状が届く。 貴重な機会だと、ロイはペルシャ、エベレスト、マッシュを連れて参加することに。 しかし、この講演会は悪夢の始まりだったーー。 講演会の当日、ロイたちは最先端の研究発表を満足しながら聞いていたが、突如事件に巻き込まれてしまう! 会場にテロリスト集団が襲撃をかけてきたのだった……。 参加者が次々と襲われ、会場は混乱の渦となる中、ロイも標的にされてしまう。 絶体絶命のピンチかと思われたが、ロイの放った魔法で窮地を脱する!!襲撃事件の後、普段の生活に戻るロイ。 しかし、テロリストを恐れる学園は、学園祭を急遽中止することに決めた。 そんな犯罪者の恐怖に怯える学園に反発したロイは、対抗派閥のヴァンと手を組み、学園祭を復活させるため動き出す!
異世界の知識で薬を作って、街の人々のお悩み解決!! 侯爵家の次女として生まれたセレスティーナにはある秘密がある。 それは異世界のあらゆる知識をもつ「ウィンダリアの雪月花」であることだった。 彼女は、癇癪持ちの姉にかかりきりな両親からいつしか存在を忘れられていたが、周囲の人に愛情深く育てられる。 そんな彼女は幼少期から、苦しんでいる人を救うため、薬学の知識を役立てたいと願っていたーー。 薬師ライフを楽しむ計画をしていたセレスだったが、彼女に執着する第二王子に婚約を迫られる。 自由が奪われると予感したセレスは、正体を隠し平民として暮らしていく!! 薬師ギルドで働くことになったセレスが任されたのは、薬屋と薬草園の管理。 新生活の中で、セレスは異世界の知識を活かして薬を開発しながら、スローライフを謳歌し始める!! そんなある日、ギルドに呼ばれたセレスが出会ったのは謎の冒険者リドだった。 リドを護衛として一緒に薬草探しへ出かけることになるが……? これは家族から忘れられた少女が幸せになる物語。
勇敢で才気に溢れる君のことを誰にも取られたくない。 他国をも巻き込んだ陰謀の首謀者を見つけ出すことに成功したミネルバ。 次々に功績をあげ、帝国内での味方を着実に増やしていくなかーー 「才能豊かな君のことを、誰にも取られたくない」 冷酷と噂される皇弟殿下・ルーファスとの愛も日ごとに深めていた。 皇弟妃として彼の隣に立つにふさわしい自分となるための努力を重ねながら、穏やかな日々を過ごしていたがーー急遽、事態は一転! 解決かと思われた他国との陰謀に関し、新たな事実が発覚する!! どうやら首謀者は、第三者からの特殊能力によって操られていたようで……? 大切な人たちを守るため、陰謀の渦中に飛び込む決断をするミネルバ。 真相の究明に向けて調査を進めていくとーー大昔に異世界から召喚された聖女とも関係があることが判明し!? 「私も、守られるだけの存在にはなりたくないわ」 冷酷皇弟と互いに手を取り合いながら、差し迫る危険に立ち向かう緊迫の第三巻!!
結婚式前に試練到来!未来を拓くのは幻の薬草!? 「完璧すぎて可愛げがない」と売られた聖女フィリア。 次期教皇を巡る問題も解決し、無事パルナコルタに戻ってきた彼女は、オスヴァルトとの結婚式に向けて準備を進めていた。 その最中、式での付き添い人の話が持ち上がり、母ヒルデガルトに頼みに行くことに! 緊張するフィリアとは裏腹に、すんなり引き受けるヒルデガルト。 不思議に思い尋ねると、亡き父カミルがフィリアの幸せを願っていたからだとーー。 初めて知る事実に驚くフィリア。 話を聞き進めると、薬師だったカミルは病を患い、薬の開発のためにジルトニアにやってきたが、道半ばで亡くなったことが明かされる。 さらには、カミルの病が先代聖女エリザベスの命を奪ったものと同じだと発覚! どこか因縁を感じたフィリアはカミルの遺した資料を調べ、薬が完成目前だったことを知る。 そして、これ以上大切な人を失わないために自らの手で薬を完成させようと決意するのだがーー?
新兵器・クロスボウを駆使した策で辺境に攻め入る巨大盗賊団を返り討ちにした領主ノエイン。その襲撃に隣領の名門貴族・ケーニッツ子爵が関与していると見抜いたノエインは、落とし前を付けるべく子爵のもとへ向かう。腹の探り合いの末、ケーニッツ子爵に非を認めさせたノエインは、代償として王国北西部の貴族閥への仲介を要求。貴族閥の晩餐会に参加することになるが、いざ会場へ行けばノエインは盗賊団を壊滅させた新興領主として大貴族の注目の的で!?さらにノエインが持ち込んだ“手土産”は、会場中の貴族を騒然とさせることになりー!?一方、盗賊団の件でノエインの実力を認めて以来、友好的なケーニッツ子爵から縁談が持ち込まれる。相手は子爵の娘・クラーラ。成婚すれば子爵の後ろ盾を得られることもあってノエインは縁談を進めるが、クラーラは消極的な様子。そこで「幸福な結婚」を目指すノエインは一計を案じて…!?ひねくれ領主の辺境開拓物語、第三幕!
“神の見えざる手”を仲間に引き込んだカナタたち。世界の存続を目指すカナタたちは、上位存在から尖兵として送り込まれた世界の大罪人であるルニマンとルシファーを撃ち破る。上位存在がロークロア世界を終わらせるために打った次なる手は、“沈黙の虚無ゼロ”に封じられた呪いの発動。呪いは世界全土を蝕み、あらゆる生き物の命を奪っていくー。ゼロの呪いを止めようとするカナタたちだが、最後の刺客である不死者の魔術師・ゾラスが立ちはだかる。さらには、カナタをこの世界へと送り込んだ元凶であるナイアロトプまでもが姿を現しー。世界を統べる神と相対したカナタたちは、最終決戦に挑むー!無自覚なまま最強になってしまった青年が、不死者の少女と英雄に至るファンタジー、第7幕!
勇者パーティーの1人、暁の魔女レイシー。孤児であった彼女は魔法の力を見込まれ、国との契約のもと生かされていた。そんなレイシーは魔王討伐を終えた後に貴族と結婚するはずだったが、相手から他に好きな人がいると婚約破棄されてしまう!レイシーがすんなりと受け入れる一方、傍で見ていたお節介な勇者は彼女に代わり貴族へ反撃。結果、レイシーは国から解放されることに!そこで初めて「自由に生きてみたい」という願いを得たレイシー。願いは聞き入れられ、王都から離れた村に大きな屋敷を与えられる。-やってきた村では穏やかな時間が流れていた。しかし、何もない村は困りごとも多いようで、レイシーは自分にもできることはないかと考えるように。そんな折、魔術が人の役に立つことを知った彼女は『何でも屋』を開くことを決意する!けれど世間知らずの彼女が行うこと、生み出すものは規格外のものばかりのようで…?書籍限定エピソード「竜のポスト便」収録!「小説家になろう」発、第7回WEB小説大賞『金賞』受賞!
婚約破棄の慰謝料を元手に、カフェオープンという夢を叶えたフローレス。さらに、常連客の公爵騎士・ライアンとの恋も成就し、幸せな日々を送っていた。そんななか、フローレスのカフェの噂を聞きつけた王女様がお忍びで来店。王女様の好みにあわせた珈琲やデザートでおもてなししたところ、一瞬でカフェの虜になったようで…!?その噂が王都に広まり、人気店として一層注目を集めたフローレスだったがー好調な売上に嫉妬したライバル店から、嫌がらせを受けてしまう!!でっち上げの悪評をばら撒かれ、店の評判は急降下。閑古鳥が鳴く事態に!「それでも、勝つまでやるのがフローレスだろう?」「当然!転んでもただでは起きないわ」ライアン達の手も借りながらー反撃開始!!再び店を盛り立て、国一番の人気カフェにするための策を考えて…!?超前向き令嬢の気ままなセカンドライフ、第二弾!!
『船を攫う歌』の謎を追って海中の魔法学院へ潜入!? 弟子シーウェルに別れを告げてから数年後。 10歳になったクラウディアと13歳になったノアは、呪いの調査のため、伝説の魔女『アーデルハイト』によって海の中に建設されたラーシュノイル魔法学院へ短期入学することに。 目的は『船を攫う歌』による客船の沈没や失踪事件の解明。 その学院でクラウディアは、いつも放課後に歌を歌っているという八年生のフィオリーナと出会う。 彼女は自身も『お姫さま』であると名乗り……? さらにフィオリーナにはラウレッタという妹がおり、魔力量は多いものの魔法の制御に難があるため、初級クラスにいるという情報を得る。 調査の鍵になるとにらんだクラウディアは、わざと魔力鑑定で失敗することで初級クラスに所属し、ラウレッタと接触を図ることに……!? そして、ノアの故国であるレミルシア国の王太子・ジークハルトも学院に所属しているようでーー。 伝説の魔女と黒髪従僕が織りなすファンタジー、第3幕!
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。妊娠が発覚したアニエスが穏やかに過ごす一方で、ナゼルバートは忙しく領地を駆け回っていた。しかし、役人不足は日々加速するばかり。根本的な解決を目指す二人は、育成のための学校建設を決意し、隣国ポルピスタンへ視察に行くことに!訪れたのは、ポールの通うマスルーノ国立学校。視察では成長した弟の姿も見ることができ大満足のアニエスだったが、なんと宿への移動中にはぐれて迷子になってしまう…!そこを助けてくれたのはポルピスタンの王子バレンだった!無事宿に着き、お礼をしたいと伝えたところ食料事情改善の手助けを依頼され…?話を聞くと、この国でもスートレナのような不毛の土地が増えているらしい。問題解決が領地の役にも立つと考えたアニエスたちは、依頼を受けることに!しかし、調査を進める中でアニエスの『強化魔法』に目を付けられてしまいー!?