出版社 : スターツ出版
東京で就活に失敗し、地元の京都に呼び戻された衣都。そこで待っていたのは、老舗呉服屋の跡取りで8歳年上の幼なじみ・志貴との政略結婚だった! 衣都は反発するが、いきなり1年間のお試し同居が始まる。4年ぶりの再会にもかかわらず、愛情深い志貴との暮らしは穏やかで心地よく、次第に衣都の心も解きほぐれていく。同時に呉服屋の仕事にも夢を見い出し、ここ京都に自分の居場所を見つけるが、やがて“政略結婚”の裏にある思いもよらない事実が明らかになって…⁉ 一途な愛が織りなす、切なくも優しい物語。
内気な高2女子・静音は、誰もいない中庭で昼休みを過ごすのが好き。でもある日、同じクラスのイケメン・絢斗がそこに現れる。爽やかで優しい学年一の王子様は、静音とふたりきりになるとなぜか独占欲全開に!「ふたりだけの秘密」と言われ、毎日中庭で一緒に過ごすようになる。ぎゅっと抱きしめて「可愛すぎて困る」など、まるで彼氏みたいに甘い言葉を囁く絢斗にだんだん惹かれていく静音。実は、静音が思うよりずっと前から彼は静音が好きだったようで…?みんなには内緒のじれったい甘々ラブにドキドキ!!
高2の日奈子はワケあって、全寮制の男子高に通う双子の兄・日奈太の身代わりをすることに。1週間限定とはいえ、男装生活には危険がいっぱい。早速、同室の超イケメン・嶺に「お前、本当は女だろ?」と、行く手をふさぐように壁ドンされて大ピンチ!でも、バラすどころか、日奈子の危機をいつも救ってくれようとする。学園一クールな彼が、日奈子だけには甘く接してきて…?「俺から離れんなよ。そばにいねぇと守ってやれないだろ」ドキドキと胸キュンの連続に一秒たりとも目が離せない!大人気シリーズ第4弾。
ほんわか天然な心愛とイケメンで俺様な凪は、幼なじみ。女子にモテモテな凪は、心愛だけを一途に想っているけど、鈍感な心愛は気づかなくてヤキモキする毎日。ある日、イケメンの栗原が転校してきて、心愛に迫ってくる。それを見た凪は、「幼なじみはもうイヤなんだ…」と言って、思わず心愛にキスしてしまい…!?凪の真剣な表情にドキドキがとまらない心愛は、凪への気持ちが「幼なじみ」から「好き」に変わっていることに気づいて…。俺様な幼なじみの一途な溺愛に胸キュン!
高1の葉月は、遠距離恋愛中の彼女がいるクラスメイト・大輔を好きになってしまう。大輔の恋を応援しながら、大好きな気持ちを押し殺していたけれど、彼は学校をやめて彼女のもとへ行ってしまった。どうしても大輔が忘れられない葉月のもとに、ある日彼から連絡が。実は、彼女とはとっくに別れていて、大輔も葉月を想っていたというけど…。運命に巻き込まれすれ違いながらも、一途に想い合うふたりの愛に号泣!新装版だけの番外編も収録!
伊勢神宮の一大行事“神嘗祭(かんなめさい)”のため、昼営業をはじめた『居酒屋お伊勢』。毎晩大忙しの神様たちが息つく昼間、店には普段は見かけない“夜の神”がやってくる。ミステリアスな雰囲気をまとう超美形のその神様は、かなり癖アリな性格。しかも松之助とも親密そう…。あやしい雰囲気に莉子は気が気じゃなくてーー。喧嘩ばかりの神様夫婦に、人の恋路が大好きな神様、個性的な新顔もたくさん登場!大人気シリーズ待望の第3弾!莉子と松之助の関係にも進展あり⁉
心の声が文字で見えるーー特殊な力を持つ葉月は、醜い心を見過ぎて人間不信に陥り、人付き合いを避けていた。ある日、不良少年・大地が転校してくる。関わらないつもりでいた葉月だったが、なぜか一緒に文化祭実行委員をやる羽目に…。ところが、乱暴な言葉とは裏腹に、彼の心は優しく温かいものだった。2人は次第に惹かれ合うが、ある時大地の心の声が文字化けして読めなくなる。そこには、悲しい過去が隠れていて…。本音を隠す嘘つきな2人が辿り着いた結末に、感動の涙!!
「涙」をテーマに人気作家が書き下ろす、スターツ出版文庫初の短編集。父親の死から数年後、初めて向き合う異母姉弟ふたりの葛藤を描いた『雨あがりのデイジー』(沖田 円・著)、最愛の「彼」から思いがけず届いたラストメッセージで綴られる『君のかけらを拾いあつめて』(汐見夏衛・著)ほか、じっくりと浸れる7編を収録。何度も味わい読み返したくなる物語は、静かに寄り添い、心の奥底へと深く響いていく。そして苦しい日にも、切ない日にも、あなたをそっと、救ってくれるーー。
何事も白黒つけたくない。自己主張して、周囲とギクシャクするのが嫌だからーー。高2の遠矢絹は、自分の想いを人に伝えられずにいた。本が好きなことも、物語をつくることへの憧れも、ある過去のトラウマから誰にも言えない絹。そんなある日、屋上へと続く階段の途中で、絹は日向萌夏と出会う。「私はとある物語の主人公なんだ」--堂々と告げる萌夏の存在は謎に満ちていて…。だが、その予想外の正体を知った時、絹の運命は変わり始める。衝撃のラストに、きっとあなたは涙する!
16歳という若さで、紙きれ一枚の愛のない政略結婚をさせられた莉央。相手は容姿端麗だけど、冷徹な心の持ち主のIT社長・高嶺。互いに顔も知らないまま十年が経ち、大人として一人で生きる決意をした莉央は、ついに“夫”に離婚を突きつける。けれど高嶺は、莉央の純粋な姿に惹かれ離婚を拒否。莉央を自分のマンションに同居させ、改めての結婚生活を提案してくる。そんな中で莉央は、意識することもなかった自分の将来の道を見つけていく…。逃げる妻と追う夫の甘くて苦い攻防戦に、莉央が出した結論は…!?
高2の雛乃は放課後の図書館で、隣のクラスの超イケメン・榛名くんに突然キスされる。驚いて「二度と近づかないで!」と突き放したのに、家に帰るとなぜか彼の姿が…?実は榛名くんは、小さい頃に引っ越してしまった幼なじみだった。おばあちゃんの看病で家を空ける両親の代わりに一緒に住むことになり、まさかの同居生活スタート!警戒して距離をとっていた雛乃だけれど、ベッドで抱きしめられたり、「はなしかほしくない」とささやかれたり。しまいに「もっと僕でいっぱいになって」と甘くおねだりしてきて…!?
色葉は、眠ることが大好きな高校1年生。旧校舎にある空き教室でこっそりお昼寝するのが毎日の楽しみ。ある日、いつものようにその空き教室に行くと、無口でめったに笑わないと有名なイケメン・純がいてびっくり。みんなからクール王子と呼ばれる彼だけど、色葉とふたりきりのときは無邪気に笑ったり、イジワルな顔をしてきたりと、まるで別人!さらには極上スマイルで「一緒に寝よ?」なんて言われちゃって…!?秘密の場所での甘い時間に、ドキドキが止まらない
渚は小さい頃から、優しくてかっこいい幼なじみの雪緒が好き。高校合格をきっかけに告白すると、なんと雪緒も渚が好きだったことがわかり、晴れて付き合うことに。誕生日には“永遠の絆”という意味を持つダイヤのピアスを渚に贈って『ここも俺が予約しておくから』と左手の薬指にキスしたり、溺愛してくれる雪緒と毎日幸せに過ごしていた。だけど、ある日雪緒の脳に腫瘍が見つかってしまう。自分が余命わずかだと知った雪緒は別れを告げるが…。最後まで想いあうふたりのまっすぐな愛と、奇跡のラストに大号泣!!
陽鞠と十夜は、毎日お互いの家を行ったりきたりする、仲がいい幼なじみ。十夜は昔から陽鞠を一途に想っているけれど、鈍感な陽鞠は彼の気持ちに気づかず、じれったい両片想いが続いていた。ある日、陽鞠の両親が事故で亡くなり、それまでの幸せで楽しかった日々が一変してしまう。けど、悲しみに押しつぶされそうな時、いつも十夜は隣にいてくれて「ひとりで泣くな」と抱きしめてくれる。十夜への想いが募る陽鞠だけど、十夜には好きな人がいると誤解して…。幼なじみの一途すぎる初恋に泣きキュン!「一生に一度の恋」小説コンテスト優秀賞受賞作!
内気で絵を描くのが好きな高2の千奈は、カッコよくてクールで頼れる同級生の矢野にひそかに片想い中。ある日、矢野が転校するという噂が流れ、クラスで矢野のためにサプライズのお別れ会を計画。みんなが準備をしている間、放課後の教室で矢野と千奈はふたりきりで過ごすことに。うまく話せなくて焦っていた千奈だけど、矢野から、実は高校で同じクラスになるより前から千奈のことが気になっていたと告白されて!?じれったいふたりの恋にキュン さらに、予想外なラストに感動!
花穂は幼いころ引っ越した幼なじみの蓮から意地悪されていたせいで、男嫌い。そんな花穂の高校に、あの蓮が転校してきた。昔よりもさらにイケメンになって戻ってきた蓮は、女子たちの注目の的!けど、花穂にはやっぱり意地悪で…。最初はすごく嫌だった花穂だけど、昔とは違う優しくて男の子っぽい一面を見てドキドキ。さらに、「俺以外の奴に触られんな」なんて言われながらキスされちゃって…!嫌いだったはずなのに、どうしてこんなに気になるの…?本当は一途な幼なじみの甘い溺愛に胸キュン!
志摩は、人の心を読む能力の持ち主。そのせいで、親しい人は作らないと決め、地味な高校生活を送っていた。ある日、自分の動画がSNSにアップされているのを知り驚いた志摩は、偶然その動画を撮った翼と出会い、なんとなく友達になった。難聴をわずらっているのに前向きで純粋な翼にとまどいながらも、どんどん彼の存在が大きくなっていく。そしてとうとう、志摩の能力が翼に知られてしまった。「志摩ちゃんは志摩ちゃんだよ」ありのままの自分を受け入れてくれた彼に心を奪われて…。
人付き合いが苦手な朝日英司は、ある特別な思いから図書委員になる。一緒に業務をこなすのは、クラスの人気者で自由奔放な、月ヶ瀬ひかり。遠慮のない彼女に振り回される英司だが、ある時不意に、彼女が抱える秘密を知ってしまう。正反対なのに、同じ心の痛みを持つふたりは、“ある方法”で自分たちの本音を伝えようと立ち上がりー。ラストは圧巻!ひたむきなふたりが辿り着いた結末に、優しさに満ち溢れた奇跡が起こる…!図書室が繋ぐ、愛と再生の物語。
「あかしや橋は、妖怪の町に繋がる」--深夜0時、人ならざるものが見えてしまう真司は、噂のあかしや橋に来ていた。そこに、橋を渡ろうとするひとりの女性が。不吉な予感がした真司は彼女を止めたのだが…。「私が見えるのかえ?」気がつくと、目の前には妖怪が営む"あやかし商店街"が広がっていた。「真司、この商店街の管理人を手伝ってくれんかの?」--いや、僕、人間なんですけど!? ひょんなことから管理人にさせられた真司のドタバタな毎日が、今、幕を開ける!!