小説むすび | 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン

海賊富豪と愛の妖精海賊富豪と愛の妖精

海賊のようなスペイン富豪の子供を 身ごもってしまうなんて! アンナはリゾートを営む母からの電話でスペインの島にやってきた。 1カ月後に盛大な結婚式が行われるから準備を手伝ってほしいというのだ。 翌朝、不意に出会ったのはクルーザーを停泊させて島に上陸している人物。 その黒髪の精悍な男性は結婚式を挙げる花嫁の兄レオだと名乗り、 妹に代わって下見に来たと尊大に告げた。 レオがスペイン貴族の末裔の富豪だと知るやいなや、 アンナは彼との間に一線を引こうと心に誓った。 18歳のころ、同じように魅力的な貴族の男性に惹かれ、 ごみのように捨てられたあげく流産した苦い思い出があるから。 それなのに彼の真の姿に気づいた夜、体を重ねてしまい……。 悲しい記憶のせいで、アンナは堅実さと分別を何よりも大事にして生きています。そんな彼女の前に突然現れたのは、まるで海賊のような貴族のスペイン富豪! アンナは彼の魅力にとらわれて……。英国人作家J・ギルモアが贈る極上のロマンスをご堪能ください。

消えた花嫁と忘れじの愛消えた花嫁と忘れじの愛

結婚したことさえも忘れた花嫁。 でも、交わした愛と情熱は消えず……。 花嫁のキャロラインは大富豪デイモンとの新婚旅行後に誘拐され、 幸せの絶頂からどん底へと突き落とされた。 やがて救出されるも記憶を失い、結婚や夫のことも曖昧だった。 そして実家にかくまわれたが、父から衝撃的なことを聞かされるーー おまえの夫は遺産相続のために間に合わせの結婚をしただけで、 妻の誘拐が判明しても、身代金すら払わなかったのだ、と。 お金が目的だった? 本当はわたしを愛していないの? 彼との間に授かったかわいい息子を、先日産んだばかりなのに……。 デイモンの真意を知るため、キャロラインは意を決し、 夫のもとへと戻ることにしたーー幼子の存在は秘密にしたまま。 確かな記憶がないキャロラインに伝えられた、衝撃の事実。幸せが指の間からこぼれ落ちゆく切なさをこらえつつ、結婚の真相を知るために夫のもとへ戻ると、意外にも温かく迎えられます。けれども、息子の存在を隠されていたことがわかると、デイモンは激怒し……。

プリンスの贈り物プリンスの贈り物

身に覚えのない妊娠ーー 相手は、思いがけない人だった! ニコルは打ちのめされた気分で病院をあとにした。 妊娠……。もう何年も男性のベッドに近づいてすらいないのに。 いつ? どうして? もしそんなことがあったとしたら、 疲労とシャンパンとで記憶のないクリスマス・パーティしかない。 つまり相手は、会社でいつも会っている誰かということになる。 動揺し、出社後も優れない顔色のニコルを見て声をかけたのは、 半年前から一緒に働いている、やり手のミッチだった。 ずば抜けてセクシーだが、なぜかニコルを苛立たせる彼が、 お腹の子の父親ということはありえない。 そこで、体調が悪いのは妊娠のせいだと漏らすと、彼は色を失い……。 “ハーレクイン・ディザイア傑作選”より、RITA賞をはじめ数々の受賞歴を誇る実力派作家J・グリーンのヒット作をお届けします。まるで覚えていない一夜の恋を経て、小さな命を身ごもったニコル。そうと知ったミッチとの関係は、いったいどのような展開に!?

間違えられた花嫁間違えられた花嫁

“愛は人を奴隷にするだけだ” 彼の拒絶に、胸が引き裂かれ……。 さる王家で王女たちの家庭教師として働くオリヴィアは、ある晩、 宮殿の窓から侵入してきた黒ずくめの男にさらわれた。 恐怖でめまいに襲われる一方、その侵入者の危険な魅力に胸が高鳴る。 あれよあれよと儀式めいたことをさせられ、甘い言葉で誘われるうち、 まだ恋も知らぬオリヴィアは抗うすべなく身も心もゆだねてしまった。 その後、驚愕の真相が判明するーー男の正体は隣国の王子ザイードで、 必要があって結婚を急ぎ、王女と間違ってオリヴィアを連れ去ったのだ。 しかも、先ほどの儀式は、なんと婚礼の儀だったという! うろたえるオリヴィアに、ザイードは蔑みもあらわに言い放った。 「なぜ早く名乗らなかった? 后になりたくて、僕をはめたのか?」 涙を誘う愛の物語で人気のケイト・ヒューイットの秀作。自分に自信がなく、華やかな人々の陰で自己主張することなく生きてきたオリヴィア。人の役に立ちたいと願う心優しい彼女が、運命の悪戯によって、とんでもない事態に巻き込まれていき……。

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