小説むすび | 出版社 : 三一書房

熱血の坂崎監督が、そして少年たちが、いちだんと強くたくましく、帰ってきた。前作をこえる感動の物語。

戦争末期の沖縄へ強制連行された朝鮮人軍夫の克明な日記。

きびしさとは、やさしさとは。「スクール・ウォーズ」の原作者が書き下ろす、監督と少年たちの心の絆。

浅草松竹のプロデューサー・東五郎は戦後自由党院外団の幹部となり、右翼・ヤクザとの深いつながりをもちつつ保守政治の舞台裏を生きぬき、岸信介刺傷事件の黒幕とされた…。『最後の博徒』『伝説のやくざボンノ』の正延哲士によるドキュメンタリー・ノベルス。

長女由加の高校進学をめぐって、この物語は始まる。由加は、ある国立大学の付属中学三年であるが、成績が思わしくなく、付属高校へは進めない。父親は、この国立大学の助教授。昔ながらの教育の理念を追う信念の人である。長女の成績に悩む妻に、ある情報がはいる-。必死の想いで夫に頼むが…。長女は成績のダウンで自暴自棄。追いつめられた妻は、長女の学校の教師と…。やがて夫はいままでの家族への認識が問違っていたことを思い知らされるのである。受験期の娘をもつ家庭の崩れゆく生活を描く。