小説むすび | 出版社 : 三一書房

出版社 : 三一書房

三千里の山河三千里の山河

出版社

三一書房

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2012年12月3日 発売

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三千里江山ーー朝鮮はもともと一つの国であった。 祖国分裂と内戦の危機が迫ったとき、左右を問わず、全愛国勢力が金日成主席の呼びかけに応えて平壌に参集した。1948年4月、平壌で開催された南北連席会議は大成功を収める。 米・ジャーナリストのジョン・ガンサーをして「この会議の南朝鮮代表のうちには、李承晩を除き、南朝鮮における優秀な人物がほとんど一人残らず含まれていた」と言わしめた。共産主義勢力から反共民族主義勢力までが団結して一つの国ができたのだ。いまだに歴史家たちの謎として残されている、ソ連軍の北朝鮮撤退の内幕は、この小説によって明らかになる。 ー世界史に例のない奇跡の実相がここにあるー ■第1章 密輸商に化けて三八度線を越える/呂運亨暗殺の悲報/米大統領特使の狙い/私を同志と呼んでください/重要なのは、やる気/ソ連出身と抗日出身の幹部が対立/仮面を脱いだアメリカ/反共民族主義者とも団結できる ■第2章 踏みにじられた自尊心/スターリンにソ連軍撤収を要請/訓練所を助けなければならない/侮辱は君一人の問題だろうか? ■第3章 アメリカの罠/テロ集団が民戦本部を襲撃/ “第三勢力を早くつくれ” /「左右合作」を急ぐアメリカの真意/最優先課題は南朝鮮左翼の団結 ■第4章 投げ返したチョコレート/「米軍は出て行け! 」/ソ連の提案/民族自立のために今やるべきこと/ブルドーザーで押し潰された貧民街 ■第5章 女性副委員長の数奇な人生/女性解放の先頭に/国連からの通告文/捏造された噂の真相/大国を頼みにした「ならず者」たち/どんな人を親日派と見るべきか ■第6章 無辜の民の死/基本は全民族の団結/憲法草案を全人民の討議に付す/平壌へ、止まらぬ流れ/大統領の椅子という大きな餌 ■第7章 自主独立の国を/南北連席会議ついに開幕/「弱小民族」という被害者意識/大国への屈従は民族への裏切り/反共の領袖 金九の決心/朝鮮民族の進むべき道/ “朝鮮の力を見た” 金奎植の新出発 ■終章 美し三千里のわが祖国

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