出版社 : 勁文社
ベレッタM92F、信じられるのはお前だけ…。ヤクザの抗争から弁護士の両親を殺され、F-1のステアリングを拳銃に持ち代えて闇の世界に身を投じた沢村。7年後、一流のヒットマンとなっていた彼のもとに舞い込んだ新しい仕事は、なんと広域暴力団青竜会の大幹部を抹殺することであった。だが、依頼を果した沢村の命を何者かが狙う。次々と失われていく大切な思い出。死者たちの声に応え、いま男は復讐に立ち上がる。東映Vシネマシリーズ、好評のノベライゼーション第2弾。
川本首相の別荘に、美貌のロシア人が侵入した。女は来日中のファッション・モデル・ボロゾーワ。総理府特別審理室は彼女をスパイと断定、秘密特務官・九条梨香に追跡を命じた。だが直後から、梨香の身辺は謎の男たちに脅かされ始めた。特別審理室の情報網を駆使し、彼らがキューバのスパイであることを突き止めた梨香は、同時に、ソ連、キューバ両国の目的が、日本の中心的財界人四人の抹殺にあることを知る。計画を阻止し、暗殺計画の裏にある真の目的を暴け!書下ろし長篇官能ハードバイオレンス-秘密特務官・九条梨香シリーズ第三弾。
関東の地方都市で一人の女が絞殺された。県警の敏腕刑事・尾藤と加島は、精密機器会社の工員・大場を逮捕。だが大場は巧妙な手段で留置場を脱走し、尾藤の妻を殺害、失踪してしまった。その後、女性殺しの犯人は別人と判明、捜査は混乱に陥る。なぜ無実の大場が刑事の妻を殺したのか?真相を追う加島は、大場の勤務先〈プレジテント精工〉を探るうち、社内から国家を揺さぶる重要書類が紛失した事実と、それに係わる特殊工作員グループの存在を知る。しかも加島の行く手には警視庁公安部の妨害が…。巨大な謀略の渦に巻き込まれた男の不屈の闘いを描く長篇ハード・ロマン。
義弟のぎこちない愛撫にも兄嫁の敏感な肉体は切なく反応する。ツンと尖った乳首が荒い吐息に震え、固くしこった花芯は濡れた舌先に吸い取られ、ひっそりと息づく秘唇はおびただしい蜜液を溢れさせ、若々しい、肉棒をすっかりと呑み込んでいく。
スラリとのびた小麦色の足、スコートが包み込む豊満なヒップ、成熟した女のように揺れる乳房。そよ風のような少女の匂いに淫獣はその牙を剥き出す。可燐な花弁をこじ開ける。破瓜の痛みに少女は地獄を見た。赤い亀裂の奥に燻る女の性に火を点けられた時、トロリトロリと蜜液が少女の肉門に溢れだす…。
リトル・トーキョーの片隅で、ケンカをしながら生まれ育った一匹狼のジョウ・河村。なんの運命のいたずらか、いまは市警特捜課の刑事として、組織に潜入中の刑事を救出すべく、愛用のベレッタ92Fをホルスターに、夜の街へ出勤した。だが、ジョウを待ちうけていたのは、組織の凶弾に倒れた同僚刑事たちの憤死だった。復讐を誓ったジョウは、サブマシンガンを手に、組織の幹部を襲う-。好評の東映Vシネマ世良公則主演『クライムハンター』シリーズのノベライゼーション作品。大川俊道監督原案・ハードアクション。
人間がミクロサイズまで縮小されるようになった時代…。K大学の若き医師山里凡太郎は、密かに憧れている小百合の体内に潜入、癌の手術をすることになった。無事手術を終えた凡太郎たちだったが、ヒョンなことから思いがけないところへ紛れこんでしまい…。一読抱腹絶倒傑作ユーモア小説集。
九州・福岡市近郊の住宅外で、英語塾教師の刺殺体が、丁寧に夜具の中に横たえられた状態で発見された。事件は、犯人のものと思われる遺留品から、前科もちのある男が浮び上り、早期解決が予想された。だが、福岡県警の白井刑事たちは、その容疑者と目された男が、同じ手口によって兵庫ですでに殺されているのをやがて知る。しかも、それと相前後して、滋賀県警からは類似事件発生の報が…。書下ろし長篇警察小説。
東京午前4時。始発直前の地下鉄表参道駅の線路上で、カラスがついばむ男の刺殺体が発見された。シャッターに閉ざされた駅構内は、前夜終電後から完全密室だった。営団広報課員藤林は、構内に入り込んで死体に群がり、忽然と消えたカラスに着目し、解決の糸口をつかんだかにみえた。だが、地下鉄日本橋駅で起った第2の殺人は…。地下鉄ミステリーシリーズの第1弾。
福井県大野市。旧家の令嬢・野路真利子は、今、死が間近にあると信じていた。この10年間に、両親、兄、姉と8人もの身内が変死を遂げたからだ。昔、祖母に聞かされた“柴田勝家の怨霊にたたられた家”というのは本当だった、と。だが、真利子を愛する御園生光也は、“祟り”の陰に隠された真相を究明すべく…。長篇サスペンスミステリー。
実の息子の熱い肉棒に抗うことも忘れた人妻は恥虐の予感に震えながらも密壷はタラリと甘い雫を垂れ流す。衰えを知らぬ若々しい肉棒に理性すら無くし、淫牝と化した人妻は被虐の歓びに身を焦がす。母親を征服した息子の次の獲物は馨しい処女の香り溢れる美少女。誰もいない教室で未開の聖なる花房に欲望のありったけをぶちまける。
警視庁の水上夏樹は、一流企業会長の御曹子にしてカクテル作りが趣味という優雅なエリート刑事。家の為に嫌々ながらも断れぬ見合いと諦めて、横浜のホテルに向う途中、愛車のポルシェに“見合いをやめろ!”と脅迫電話が入る。不審を抱きつつ会った横浜の倉庫王令嬢・晶子の美しさに水上は一目惚れ。だが、晶子に近づく度、命を狙われるようになり、やがて晶子の意外な風評を聞く。しかも、彼女は先頃ベイブリッジで殺された女にどうやら深くかかわっていたらしい…。大好評カクテル刑事シリーズ第2弾。