出版社 : 女子パウロ会
星をみつめて星をみつめて
キリストの誕生を告げる星を追って、小さな王は祖国を旅立った。すべての贈り物を苦しむ人々に差し出し、長い年月を費やして、たどりついたのはエルサレムー戦時中ナチス・ドイツとソビエト連邦から死刑を宣告され、亡命先で強制送還の危機に陥った著者の壮絶な体験に根差した物語。
風の交響楽(シンフォニー)風の交響楽(シンフォニー)
偉い魔法使いも、何も出来ない魔法使いも、時の流れの前にちりとなって消えた。だが、ほかのすべてが失われた後で、何もできない魔法使いの名だけは、詩になり歌になり、語り継がれて 決して忘れられることはなかった。 優しさもせつなさも、生きるための大きな恵み。小さかったあのころのピュアな思いを呼び起こすファンタジー集。 春:朝露の石、塀、神様の言うとおり、何もできない魔法使い 夏:雪の花、海を見たカシの木、悲しみは海に、銀鈴砂の音 秋:白い翼、ベッドの裏側の国、散らない桜の木、僕のミッシェルおじさん 冬:まいごの犬、預かった袋、アラバスターのファンデーション、「俺のかあさん」、風の声
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