出版社 : 実業之日本社
窓辺の蛾窓辺の蛾
男にとって女は美しい一匹の蛾なのかもしれない…。ふとしたはずみで、教え子の女子大生に手を出した大学助教授。それが、転落の始まりだった。-日常生活の奥にひそむ人間心理の危うさを華麗なタッチで描く、サスペンス・ロマン。
鬼首誘拐殺人行鬼首誘拐殺人行
東京で女子大生が誘拐された。父親のもとへ届いた犯人から手紙には、芭蕉の俳句が書かれているだけだった。仙台在住の郷土史家・実相寺禅堂と助手の貝原佐緒里が、謎の解明にのり出す。「奥の細道」ゆかりの地を訪ね歩いているうちに、事件の意外な真相が明らかになって…。須賀川-登米-鳴子…「奥の細道」ゆかりの地を舞台に展開する、長編トラベル・ミステリー。
ソ連軍大侵攻・本土決戦<触発編>(1)ソ連軍大侵攻・本土決戦<触発編>(1)
日本の領空を侵犯したソ連の軍用機を、スクランブル発進した自衛隊機が撃堕した。航空自衛隊始まって以来の重大事件の発生に、防衛庁幹部、政府首脳はパニック状態に陥る。おりしも、陸上自衛隊にクーデターの動きが-圧倒的な迫力で読者を魅了する、近未来クライシスノベル。
殺人現場は雲の上殺人現場は雲の上
エー子とビー子は新日本航空の花のスチュワーデス。同期入社で、ルームメイトという仲良しコンビ。この2人が乗務中に奇妙な事件に遭遇する。2人で事件の謎に迫るのだが、これがなんとも雲をつかむような話。しかしまあ、飛行機で大空を飛んでいるのだから、それも当然のことか…。