出版社 : 展望社
韓国のベストセラー童話作家・権正生(クォン・ジョンセン)最後の作品。500年後の地球を見まもる「ランラン星」からやってきたテテロンの物語。500年前と500年後の社会を同時に描いた、地球と宇宙の子どもが交流するファンタジー。 ◆主な目次 ランラン星はほんとうにあるの 紙ひこうき 日記帳 みんななかよくランラン星へ 500年前の子ども、ポータル おしっこしてつかまっちゃった テテロンのさいごのプレゼント
葛飾北斎の生涯を描いた歴史小説 偉大な芸術を生み出した原動力は何か、奇行奇癖の人間像について、女体遍歴と貧乏伝説、なぜ九十三回も引っ越しをくりかえしたのか、なぜ彼は長寿だったのか。 絵師となった娘、お栄(画号:応為)と暮らした日々。 カラー口絵・葛飾北斎春情流麗の世界 第一章 俺流の生き方を貫くぜ 酒は気違い水で絵の修行には大敵/ 風呂も掃除も半年に一度 他 第二章 画狂人とニ人の女 八重という女/ 登根という女 他 第三章 二人の女房と六人のわが子 登根と子供の不幸な行く末/ 二人目の女房と三人の子供 他 第四章 人生はさすらいなり 転居、転居で今年も終わる/ 絵を描く悦びを教えてくれる膝栗毛/ 旅先の女のつまみ食い 他 第五章 浮世絵秘画についてのひとくさり 美しく描いてむずむずさせる/ よく見て描くための覗きのわざ 他 第六章 娘のお栄と暮らした五十年 結婚を失敗したお栄/ お栄が男に生まれていたならば/ お栄の絵描きとしての才能 他 第七章 画狂人の自画自賛 -わが絵についての我田引水 北斎という名に込めたわが思い/ 私にとっての富士山と風景画 他 第八章 画狂人の強性法・健康法・長寿法 女も若返りの妙薬/ 好奇心と目標を失うな 他 第九章 忘れられないわが生涯の思い出ばなし 蔦屋重三郎さんの思い出/ 歌麿・写楽・広重のこと 他 第十章 娘お栄のひとりごと -北斎死す 人魂となり散歩に出て帰らなかった北斎/ 人間失格なれど偉大な父北斎 他 あとがき
画商が書いた絵画小説 ホームレスが相続した一枚の名画が思いがけない幸運をもたらす。 夢の希薄な現代に夢を見ることの大切さを訴える奇抜なサクセスストーリー 倒産した中小企業主、角倉信明はホームレスに転落するが、ひょんなことから、北関東の山中に身を隠して余生を送る大手企業の創業者と巡り会う。この因縁から角倉は、中国物故作家の一枚の絵を相続することになる。この絵を相続したことにより、角倉の運命が大きく開けてゆく。 一枚の絵の因縁が織り成す人間模様と中国の巨大市場で、次々にヒット商品を生み出し、大実業家に変身する奇抜なサクセスストーリー。 一章 奇妙な出会い 二章 山家暮らし 三章 星降る歳月 四章 遺産を争う子ら 五章 一枚の絵の秘密 六章 家族との再会 七章 上海の悲願 八章 清風の行方