小説むすび | 出版社 : 文藝春秋

出版社 : 文藝春秋

横浜大戦争 明治編横浜大戦争 明治編

出版社

文藝春秋

発売日

2019年2月23日 発売

発売初週に有隣堂書店横浜駅西口店で総合1位の快挙を達成! ハマの風を受けて横浜を中心に異様な盛り上がりを見せた『横浜大戦争』から一年半。 ハマを興奮の渦に巻き込んだ土地神たちが帰ってきた! 花見に興じる土地神たちの元に怪しい男から届けられた木箱。その中に入っていたのは、中心がかすかに紫色をした黒い水晶玉だった。訝しむ神々たちの不安は見事に的中し、その水晶玉は黒い光を放ちながら濃い影を生み出していた。中の神、西の神、保土ヶ谷の神はその影に飲み込まれ、なんと明治時代の横浜に飛ばされてしまう。 戸惑う神々の前に現れた商家の少女・茂原れんげ。なぜか力を発揮できなくなる土地神たちの神器、明治の横浜で暗躍する謎の犯罪集団……。土地神たちが現代へ帰る方法を探る最中、れんげが誘拐される事件が発生し、土地神は奪還に乗り出す。そこに鎌倉、久良岐、橘樹、都筑ら神奈川を護っていた古の土地神たちも参戦し……。れんげの運命はいかに。そして保土ヶ谷の神たちは現代に帰ることができるのか。 時空を超えた神々の異能バトルが繰り広げられる。超ド級のエンタテインメント再び!

あの子はもういないあの子はもういない

噴出する激情、容赦ない暴力、異形のディテール。 これぞ韓流“激辛”サスペンスの真骨頂だ。--千街晶之(ミステリ評論家) 韓国発の弩級エンタメ「K(Korean)スリラー」が日本上陸! ーー少女の生活のすべては、無数のカメラに監視されていた。 離れて暮らす高校生の妹が、突然姿を消した。それも、同級生の少年が不審な死を遂げたのと同時に。それを殺人事件と見た警察は、妹を重要参考人として追いはじめた。妹の身に一体何が起きたのか。その足跡を追うべく、私は妹の家を訪れた。 母の死を機に離れ離れになって以来、そこは妹が父と二人で生活している家……のはずだった。だが、クローゼットに仕舞われているのは、高校生が着るには小さすぎる服ばかり。しかも、父が暮らしていた形跡がどこにもない。この家はなにかがおかしい……。そんな違和感の中で、私は見つけてしまった。居間や勉強部屋、さらにはバスルームにまで、家中に取り付けられている無数の監視カメラをーー。 誰にも予測できない物語は、ノンストップで衝撃のラストへと一気に駆け抜ける。息もつかせぬ韓国スリラーがここに誕生した。

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