出版社 : 経済界
及川古志郎大将が海上護衛総隊構想に邁進、サイパンとシンガポールに警備府を設置し、ラバウルに近いカビエンにも基幹基地が置かれた。帝国海軍はミッドウェイ海戦の大敗北で正規空母を多数失うが、1942年8月、ソロモン諸島沖での空母決戦に勝利する。反撃に転じた連合軍はスプルーアンスが南雲機動部隊を翻弄。壮絶なる激突は互いに多くの被害艦を出すが、フィジーの制圧に成功した日本側の勝利に終わった。そして1943年夏、スプルーアンスから作戦を託されたハルゼーが連合艦隊との最終決戦に挑む!
暗号解読で山本五十六のブーゲンビル島視察計画を察知した米太平洋艦隊司令長官ニミッツ大将は、ハルゼーに暗殺作戦を託す。宇垣参謀長以下多数が犠牲となるが、山本長官は危機を免れる。そして、ハルゼーは伊号潜水艦の雷撃により海に消えた…。大統領選挙を控えるルーズベルトはラバウル占領をもくろみ、ニミッツが指揮する太平洋軍とマッカーサーが指揮する南西太平洋軍の設置を決める。1943年12月、ラバウルの完全占領を企図した「タルサ作戦」が発動。迎え撃つ連合艦隊の決死の奮戦が続く!シリーズ完結!書下ろし長編仮想戦史。
19世紀末、ドイツがニューギニアの南半分の植民地化を宣言し、ドイツ領のアルベルト・ハーフェンを建設。その港湾都市をオーストラリアがイギリスの支援を受け、ポートモレスビーとして自分たちのものにしようと試みるが失敗に終わる。第一次世界大戦時、ドイツ海軍に翻弄される英海軍を支援するべく、帝国海軍は装甲巡洋艦磐手をニューギニアへ派遣。磐手の決死の奮闘もあり、アルベルト・ハーフェンは日本の管理下で磐手市と呼ばれることになった…。1942年5月、連合国軍はポートモレスビー(磐手市)を奪還するため、一大作戦を発動する!
織田信長は信玄に降伏を申し出て武田家の軍門に降ったが、試練の3年を経て天正3年(1575年)、ついに尾張で蜂起。信長は尾張と美濃の奪還に成功し、近江で武田勢の主力を撃破した。信玄は織田を叩いて国を作り変えるため、京の町に火を放つという鬼謀までめぐらし、尾張笠寺の決戦で信長を追いつめる。しかし、武田に反旗を翻した徳川家康の決死の進撃で信玄は深傷を負い、家臣に見守られて息を引き取った。無敵と思われていた信玄を破った信長の評判は全国に広がり、その勇名は飛躍的に高まる…。風雲急を告げる戦国シミュレーション、第2部の開幕!
昭和18年2月のトラック環礁、山本五十六GF長官は戦艦大和でガダルカナル島からの撤退作戦に関する朗報を待っていた…。同年4月、最前線で戦う兵たちを慰めるべく、ブーゲンビル島等を訪れる山本長官の視察計画が立案された。視察前夜、ラバウル基地に怪しい影が蠢く。暗号解読により山本五十六の行動を察知した米太平洋艦隊司令長官ニミッツ大将は、ハルゼーに極秘作戦を託す。標的である双発の爆撃機を発見した「双胴の悪魔」P38は作戦の成功を確信する…。
海上輸送路防衛により戦争遂行を目論む及川古志郎大将が「海上護衛総隊」構想に邁進。サイパンとシンガポールに警備府を設置し、ラバウルに近いカビエンにも基幹基地が設置された。ミッドウェイ海戦の大敗北で帝国海軍は正規空母を多数失う。一方、連合軍は中部太平洋における商船破壊作戦を全方面で激化。1942年8月、ソロモン諸島沖での空母決戦に勝利した連合艦隊は、サモア・フィージー攻略作戦の準備に入る。対する米軍はスプルーアンスに南太平洋の防備を命じる。壮絶なる戦いは互いに被害艦を出しながら、佳境へと驀進しつつあった…。
軍縮条約の期限後、帝国海軍の軍備拡張計画の目玉は新型戦艦であった。そして新型戦艦の建造と同時に、水中を20ノットで潜航する新型高速潜水艦と潜水母艦の建造も決定された。連合艦隊は真珠湾攻撃に成功。昭和17年1月、新型潜水艦・伊201型と共にボルネオ島沖で初陣を迎えた戦艦大和は英戦艦を沈める。米豪を遮断するため、ポートモレスビー封鎖を目論む連合艦隊は伊号第201潜水艦の活躍もあり、米空母ヨークタウンを撃沈した。反撃を期す米軍は、フレッチャー艦隊に日本軍の一大拠点ラバウルへの奇襲攻撃を命じる…。
第三帝国による世界制覇を目論むヒトラーは、ソ連と共謀のうえポーランドに侵攻して分割占領に成功。フランス、イギリスを制圧、アメリカ本土とハワイも支配下に収める。ドイツ艦隊は太平洋を横断して日本海軍連合艦隊と激突。敗れた日本は本土決戦でも敗北を喫して本土を追われた。ドイツ第三帝国に対抗すべく日本は米英仏と自由四国同盟を結ぶが、その連携は悪く連敗を繰り返す。ソロモン海域でイギリス艦隊を撃破したドイツ艦隊に大和の46センチ砲が炸裂、自由四国同盟軍はなんとか一矢を報いる。本格的な協力体制を敷いた日米英仏は、本土奪還を目指して総力戦に挑む!
三方ヶ原で織田・徳川軍を破った武田信玄は、翌年に尾張へ突入した。その先鋒が那古野城に迫ると、織田信長は突如、降伏を申し出て武田家の軍門に降った。試練の時を過ごした信長は3年後の天正3年(1575年)、ついに尾張で蜂起。信長は尾張と美濃の奪還に成功、さらに近江で武田勢の主力を撃破する。京に逃れようとする武田勢に信玄から下知が届き、西の武田領を捨てて信濃に向かう。その頃、京では信玄の策により火が放たれ、町は炎に包まれた…。織田を叩いて国を作り変えるー鬼謀をめぐらす信玄に追いつめられる信長、その運命は!?書下ろし戦国シミュレーション。
海上輸送路防衛こそ戦争遂行の一大事と捉える及川古志郎大将が「海上護衛総隊」構想に邁進。サイパンとシンガポールに警備府を設置し、ラバウルに近いカビエンにも基幹基地が設置された。ミッドウェイ海戦の大敗北により、帝国海軍は正規空母を多数失う。対する連合軍は、中部太平洋における商船破壊作戦を全方面で激化させる。1942年8月、連合艦隊はソロモン諸島沖での空母決戦に勝利し、米艦隊はハワイに遁走。日本軍はサモア・フィージー攻略作戦の準備に入った…。
202X年6月、最新鋭ステルス機F-35Bを載せた海自護衛艦「かが」は、沖縄・宮古島に向かっていた。進出予定地点に達する前、「かが」のレーダーが高速で飛来する不審な対空目標を捉える。尖閣沖で海上保安庁の巡視艇の護衛にあたっていた汎用護衛艦「すずつき」が、1カ月の激務を終えて那覇に帰港。休養を終えた後、「かが」と共に宮古島で任務につく予定であったが非常呼集により急遽、宮古島へ向かう…。対空戦闘用意!-「すずつき」の哨戒長が、自艦に接近するミサイルへの迎撃指令を発した!
第三帝国による世界制覇を目論むヒトラーは、ソ連と共謀のうえポーランドに侵攻して分割占領に成功、フランス軍も撃破する。1941年にはイギリス全土を制圧し、さらにはアメリカ本土、ハワイも支配下に収める。ヒトラーは、防共協定を結んでいた日本が対米参戦を拒否したことを理由に日本へも軍を進め、ドイツ艦隊と日本海軍連合艦隊が激突。日本近海での戦いに敗れた日本は、本土決戦でも敗北を喫した。本土を追われた日本海軍の前に、今またドイツ第三帝国の艦隊が迫る…。地獄を見た者たちの反撃が今、始まる!
三方ヶ原で織田・徳川軍を破った武田信玄は、翌年に尾張へと突入した。その先鋒が那古野城に迫った時、突如、織田信長は降伏を申し出て武田家の軍門に降り、信長は信玄の命に従って働くこととなった。試練の時を過ごした信長は、3年後の天正3年(1575年)に尾張で蜂起し、尾張と美濃を取り戻す…。臥薪嘗胆の時期を終えた織田家の前に立ちふさがるのは、東と西に分かれた武田家。信長は近江を押さえる西の武田勢への攻撃を決断する。しかし、京を出て駿府に引きこもった信玄は、なぜか沈黙を続けるのだった…。
帝国海軍は軍縮条約期限後の軍備拡張を計画、その目玉は新型戦艦だった。列強各国の関心を新型戦艦から逸らすため、同時に甲型駆逐艦と一等潜水艦の建造予算が申請された。日華事変の勃発により、新型戦艦A140と同じ予算で水中を20ノットで潜航する新型高速潜水艦と、その潜水母艦の建造が決まる…。昭和16年12月7日、戦艦大和は最後の公試運転に臨み、主砲の発射実験に成功した。翌日未明、山本五十六連合艦隊司令長官は「トラトラトラ」の暗号文を受け取った。そして昭和17年1月、戦艦大和は潜水母艦と新型潜水艦・伊201型4隻と共にボルネオ島沖で初陣を迎える!書下ろし長編仮想戦史、新シリーズ!
ミッドウェイ海戦の大敗北により正規空母を多数失った帝国海軍。対する連合軍は海上航空勢力を半減した日本軍を見て、中部太平洋における商船破壊作戦を全方面で激化させた…。海上輸送路防衛こそ戦争遂行の一大事と捉える及川古志郎大将が「海上護衛総隊」構想に邁進。サイパンとシンガポールに警備府を設置し、ラバウルに近いカビエンにも基幹基地が設置される。改装飛行艇母艦『遠洋型』と零式単発複座飛行艇『襲天』が配備されたカビエン基地を舞台に、よろず請け負いが宿命の「よろず艦隊」の大奮戦が幕を開ける!
ミッドウェー攻略と米空母撃滅を託された南雲機動部隊と、その侵攻阻止を目論む米太平洋艦隊が激突。南雲部隊はヨークタウンを撃破するも空母三隻を失い、壊滅の危機が迫る。しかし、ドイツから購入した3隻の護衛艦がその危機を救った…。米豪連絡線の死守を図る米軍は対日反攻計画「望楼作戦」を発動。ソロモン諸島で本格的な滑走路が建設できる唯一の場所、ガダルカナル島の確保を目指す。原住民の協力も得て滑走路を建設した日本軍は、陸海軍の奮闘で米軍の侵攻を阻止するが、今また連合軍の反撃が開始されようとしていた…。
総統ヒトラーは強国の復権を謳い、ベルサイユ条約の破棄を一方的に宣言。イギリスとフランスは事なかれ主義に終始し、ヒトラーの増長を招く。第三帝国による世界制覇を目論むヒトラーは1939年、ソ連と共謀してポーランドに侵攻して分割占領に成功、フランス軍も撃破する。1941年にはイギリス全土を制圧し、アメリカ本土を標的に定めたヒトラーは、防共協定を結んでいた日本に対米戦への参戦を迫る…。日の丸を背負った海軍軍人三兄弟が激動の戦場を駆け抜け、米英仏のはみ出し者パイロットがドイツの野望に立ち向かうー新感覚で描く戦記ノベルスの誕生!
マリアナ諸島が米軍の手に落ちたことで、本土が焼け野原になるのを阻止するためB29対策が深刻な問題となった。海軍は空技廠を中心に軍・民・学の総力を集めて、ターボジェット発動機を搭載した戦闘機開発に邁進。本土防衛の切り札となる震電戦闘機隊が誕生した。昭和20年2月10日、父島監視哨が100機を超えるB29の大編隊を捉えた。出撃した震電戦闘機隊は半数のB29を撃墜し、空襲を防ぐことに成功。しかし米軍は日本軍に対抗するため、夜間の無差別攻撃に踏み切る。日本は本土を守ることができるか…。
元亀4年(1573年)4月、前年に三方ヶ原で織田・徳川軍を破った武田信玄は西への進撃を再開、三河から尾張へと進入した。その先鋒が那古野城に迫った時、突如、織田信長は降伏を申し出た。信玄は熱田神宮で信長と会談、織田家は武田家の軍門に降り、信長は信玄の命に従って働くことになる…。それから3年、大雨が氾濫を繰り返す木曽三川の普請の現場には、人夫にまじって汗を流す信長の姿があった。武田家の尾張支配に全面協力する信長の真意は?試練の時を送る信長が天下布武に向けて叛旗を翻す!