出版社 : 興陽館
「君の隣の部屋、昔から『くらい家』って呼ばれてるんだよ」 誰も入ったことがないのに 誰もがその名前を口にする。 “あの家”をめぐる、3人の作家による連作 なぜ、その部屋は「くらい家」と呼ばれるのかー。 「くらい家」の正体とは…? モキュメンタリー・ホラーの傑作がここに誕生!
NHK朝ドラ『ばけばけ』で話題の小泉八雲、怪談をモチーフに 小説家、作家たちが新解釈で書き下ろした! まったく新しい「怪談集」! こんな「KWAIDAN」読んだことない! 芥川賞、直木賞作家から大人気ホラー作家まで 7人の作家の豪華競作「オール書き下ろし」!
怪談集! 怪談話が大好き! 小泉セツと八雲がつくった18のこわい話。 主人公のモデル、小泉セツによる怪談執筆の裏話を書いた『思い出の記』も収録。 原文を読みやすく現代仮名遣いで編集部注をつけて掲載しました。 こんなにこわい話、あなたは知っていました? 『耳無芳一の話』『雪女』『ろくろ首』など18篇と『思い出の記』小泉セツを収録。
森永卓郎氏。2025年1月、死去。 自身のライフワークだった寓話創作。その遺稿集、出版。 日本社会のタブーに「寓話」で斬り込む。命を賭けた衝撃の問題作28話! イソップを超えて、100年後、1000年後まで生き残る物語。 この世の中には決して触れてはいけないタブーがあります。 本書の28の寓話では、自分の目でみてきたタブーを書きました。 アニマル国、アニマル村のブタさん、イヌさん、ライオンさん、ハイエナさん、など動物たちが直面しているのは、現代社会が抱えるさまざまなタブーです。 真実に無知ではいけないから、 世の中の「ほんとうは怖い真相」を書きました。 本書で私が書いたのは、現状を打破するストーリーです。 〔1章 知ってはいけない〕 ・撃ち落とされたプテラノドン ・ネズミーバーガーの正体 ・オオカミ解説の正体 ・ニシキゴイは見ていた ・エビとカニのPK戦 ・凶弾に倒れたライオン王 ・猛獣レストラン ・ハイエナ王と呪術師 ・アニマル・トラフ大地震 ・来年の桜は見られない 〔2章 無知ではいけない〕 ・犬笛で動くメディア ・仕事は宗教家 ・フェレット弁護士がかざすルール ・熱帯魚挟み撃ち ・南の島の三匹の子豚 ・都会に出てきた三匹の子豚 ・ピンクの子羊 ・おばあといびき ・おばあとタバコ 〔3章 見てはいけない〕 ・王様が考えた口減らし ・コスパ良ければ強盗も ・マントルまで掘れ ・ゴールドラッシュ ・マンドリルの心変わり ・原爆ピカドン ・バスキアがやってきた ・プライベートジェット ・南の島の白い砂
余命4ヶ月からの寓話 意味がわかると怖い世の中の真相がわかる本 森永卓郎、書き下ろし。 日本で初の大人の本格寓話本! 余命4ヶ月告知から一気に書き上げた28の物語。 ・まえがき この本は本格的な大人のための寓話集です。 森永卓郎 【第1章】 知ってはいけない カエルの王子さま ー人工知能が描いた絵 消えた型屋 ーお金の怖い話 ハヤブサ特攻隊 ー死ぬのは誰だ テレビ界のオキテ ー人気歌手の疑問 おねだり王子 ー贈り物がいっぱい ウサギとカメ ー仕事で大事なこと キツネのお代官 ー身分社会のからくり ウサギとカメ その2 ー年収が高くなる方法 イヌとオオカミ ー安定か自由か 【第2章】 世のなかのほんとう すべり台のスマートボール ー詐欺商法 スズメバチの言い分 ーみんないっしょに MAGA ーアニマル国の政策 快刀メシヤ ー食堂がM&A 見栄っ張りの王様 ー川が氾濫したのに タツノオトシゴ ー竜の正体とは どんなゴミも ー王様のお宝 ラーメンとタバコ ーホントに体に悪いの? いきなりおいしい ーこれさえあれば 【第3章】 そして生きていく ブタメンブーちゃん、がん告知受ける ーブーちゃんの失敗 黄色いサル ー肌の色が違うだけで ほおばるリス ーいくら貯金をしても イケメン・美女税 ーブタも見た目が9割 アニマル村に腕時計がやってきた ーブランドが大好き ブタエモンのツリーハウス ー嫌われものの性質 南風と太陽 ーどんな子育てがいいの モンシロ蝶とアゲハ蝶 ー最後に笑うのは 沖縄の海岸で ー砂の中のいのち 夢とタスク ー人生で大切な教え あとがき 次はどんな話だろう、とワクワクしながら描きました。 倉田真由美
作家、曽野綾子の訳で読む不朽の名著。挿画は田村セツコ。誰の心の中にもいる永遠の少女がグリン・ゲイブルスで過した感動の物語。 アンは、永遠の少女であり女性である…。 大きな眼にソバカスだらけの顔、自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく。人生の厳しさと素晴らしさが織りこまれた永遠の名作。
パンデミック到来! 自粛するしか手立てはないのか! ウイルスと人間との攻防を描いた17世紀の記録小説が現代新訳に。 “自粛する”しか手立てはないのか! 17世紀、ロンドンで10万人の死者を出したペスト。都市は閉鎖され、政府は自粛を要請、それでも感染はとまらない。病院は死体であふれだす。ウイルスという見えない敵に恐怖する人々。公文書や膨大な記録を基に再現されたあまりにも現代的な記録小説が、平易でわかりやすい現代語訳で登場! 18世紀に書かれた現代の予言書!