小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた

出版社

講談社

発売日

2016年7月7日 発売

聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!?青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか? 第16回 本格ミステリ大賞候補 ミステリが読みたい! 2016年版(早川書房) 2016本格ミステリ・ベスト10(原書房) このミステリーがすごい!2016年版(宝島社) 週刊文春ミステリーベスト10 2015年(文藝春秋) 読者に勧める黄金の本格ミステリー(南雲堂) キノベス!2016(紀伊國屋書店) ミステリーランキングを席巻した 『その可能性はすでに考えた』シリーズ最新刊! 2017本格ミステリ・ベスト10 第1位を獲得! &二作連続すべてのミステリランキングにランクイン! 聖女伝説が伝わる地方で結婚式中に発生した、毒殺事件。 それは、同じ盃を回し飲みした八人のうち三人(+犬)だけが殺害されるという不可解なものだった。参列した中国人美女のフーリンと、才気煥発な少年探偵・八ツ星は事件の捜査に乗り出す。 数多の推理と論理的否定の果て、突然、真犯人の名乗りが!? 青髪の探偵・上苙は、進化した「奇蹟の実在」を証明できるのか? ◎第一部 婚 《断想》 第一章 《断想》 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 ◎第二部 葬 《断想》 第九章 第十章 第十一章 第十二章 第十三章 ◎第三部 悼 第十四章 《断想》

シンマイ!シンマイ!

出版社

講談社

発売日

2016年6月22日 発売

新潟の祖父に米作りを教わりに来た翔太。朝五時起きで田んぼに向かい、田んぼを注視する祖父。ある日、翔太は寝坊して朝五時に起きられなかった。すると喜一は一言「帰れ」と言う。このまま帰っては負けだと居直る翔太はある日、喜一の米を食べる。光り輝く米粒、鼻孔に飛び込む芳醇な香り、味覚をぶん回す旨味、ぷつりぷつりと弾ける歯ごたえ。仲間達と、最高の米づくりを目指す日々が始まった。 新潟の祖父に米作りを教わりに来た翔太。朝五時起きで田んぼに向かい、田んぼを注視する祖父。真っ黒に日焼けした新米農家の里美、農薬を使い効率よく米を生産する兼業農家の光太郎。まったく気が合わない農家たちの仲を取り持とうとする市役所職員のまさる。 友人もおらず、携帯の電波も届かない。同居の祖父は何も話さず、出かけるにも周囲には田んぼしかない。 ある日、翔太は寝坊して朝五時に起きられなかった。すると喜一は一言「帰れ」と言う。このまま帰っては負けだと居直る翔太はある日、喜一の米を食べる。 光り輝く米粒、鼻孔に飛び込む芳醇な香り、味覚をぶん回す旨味、ぷつりぷつりと弾ける歯ごたえーー。 最高の米づくりを目指す日々が始まった。 「雨が降ろうが雪が降ろうが、親の葬式の翌日だろうが、とにかく一日も休まず田んぼを見ろ」 風が運ぶ土の匂い、まばらに育つ稲の顔色、雑草を防ぐために放たれた鴨。田んぼの様子はめまぐるしく移り変わり、小さな違いが稲に大打撃を与える。喜一の勘が、経験が、稲を最高の米“神米”へと導いていく。新米による神米のための米小説!

BB/PPBB/PP

出版社

講談社

発売日

2016年6月21日 発売

沙汰のかぎりを尽くし、生身の女の血肉にはもう飽いた、という現代の青ひげ公BBが余生の伴侶として購入した最高級の人工知能を持つ美しい女PP。夫への愛と尊敬のみをインプットされ、世界のことも異性のことも何も知らない真っ白なカンバス地のようなこの女なら愛せるようになるかもしれない、切り刻みたくなったりはしないかもしれない、と密かに思うBBだったが……。衝撃の表題作ほか全9編を収める芥川賞作家の傑作小説集 この女ならおれは愛せるかもしれない──人工知能搭載の最上級の“ヒト型擬體“を余生の伴侶として手にいれた青髭公を描く衝撃の表題作他、またいとこの姉妹と過ごした12歳の夏の夜のひとときを回想する『石蹴り』、病に倒れた旧友を見舞い「記憶」の意味について語り合う『手摺りを伝って』 など、魅惑の9篇を収録する芥川賞作家の傑作小説集。 目次 BB/ PP 石蹴り 手摺りを伝って 四人目の男 ミステリオーソ 水杙 ツユクサと射手座 薄ぼんやりと、ゆらりと二つ T字路の時間 目次 BB/PP 石蹴り 手摺りを伝って 四人目の男 ミステリオーソ 水杙 ツユクサと射手座 薄ぼんやりと、ゆらりと二つ T字路の時間

全能兵器AiCO全能兵器AiCO

著者

鳴海章

出版社

講談社

発売日

2016年6月16日 発売

航空自衛隊のベテランパイロット郷谷良平は、日本初の国産ステルス戦闘機誕生を目指して開発されている先端技術実証機ATD-X(通称・心神)にからむあるプロジェクトに参加するため岐阜基地内の飛行開発実験団に呼ばれる。だが、本当の研究対象は「ステルスハンター」、ステルス機を狩る戦闘機だという。航空サスペンスで一世を風靡してきた著者だからこそ書ける、新時代の国際航空インテリジェンス小説。 航空自衛隊のベテランパイロット郷谷良平は、日本初の国産ステルス戦闘機誕生を目指して開発されている先端技術実証機ATD-X(通称・心神)にからむあるプロジェクトに参加するため岐阜基地内の飛行開発実験団に呼ばれる。だが、そこからさらに連れて行かれた研究室で告げられた研究対象は「ステルスハンター」、ステルス機を狩る戦闘機であった。 時を同じくして、尖閣諸島付近で日本の民間機と中国の偵察機がそれぞれ原因不明の墜落事故を起こす。緊迫する東アジアの空で何があったのか──。 航空サスペンスで一世を風靡してきた著者だからこそ書ける、新時代の国際航空インテリジェンス小説。 序章 戦争が始まる 第一章 未来戦闘機 第二章 ある実験 第三章 覚醒 第四章 硫黄島 第五章 那覇へ 第六章 AiCO 終章 全能兵器

新装版 高山右近新装版 高山右近

本能寺の変と明智討伐。禁教令を布く秀吉への高槻城開城。前田家に身を寄せた後、家康からの国外追放。戦国の世に<清廉にして智の人>として刻まれるキリシタン大名・高山右近。すべてを捨て、信仰を貫いたその生涯を渾身の筆致で描く。カトリック教会「福者」に列福した殉教者の揺るがざる魂とは。*「福者」 死後、徳と聖性を認められた信者に、カトリック教会より与えられる称号。 本能寺の変と明智討伐。禁教令を布く秀吉への高槻城開城。前田家に身を寄せた後、家康からの国外追放。戦国の世に<清廉にして智の人>として刻まれるキリシタン大名・高山右近。すべてを捨て、信仰を貫いたその生涯を渾身の筆致で描く。カトリック教会「福者」に列福した殉教者の揺るがざる魂とは。 *「福者」 死後、徳と聖性を認められた信者に、カトリック教会より与えられる称号。 さい果ての島国より 降誕祭 豪姫 悲しみのサンタ・マリア 金沢城 雪の北陸路 英雄たちの夢 湖畔の春 花の西国路 長崎の聖体行列 キリシタン墓地 遣欧使節 追放船 迫害 城壁都市 南海の落日 遺書

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