小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

誉れの赤誉れの赤

出版社

講談社

発売日

2016年6月15日 発売

「真田赤備えのルーツはここにあり!いま1番おすすめしたい時代小説です」(歴ドル・小日向えり)/戦場で最も目立つ朱色の具足。武田信玄配下の戦国最強部隊「赤備え」。赤備え山縣隊の一員であった甲斐地侍の勘五郎と幼馴染みの藤太は、長篠の戦いの大敗により、徳川へ主家替えを余儀なくされる。新しい主は赤鬼と呼ばれる井伊直政。戦国の終焉と最後の「赤の遺伝子」を受け継ぐ二人の武士の生き様とは。 「真田赤備えのルーツはここにあり!いま1番おすすめしたい時代小説です」(歴ドル・小日向えり) 最注目作家・吉川永青は、ここから読め! 戦国武将も、現代人も、「強くあるために」闘う男はカッコイイ。 戦場で最も目立つ朱色の具足。武田信玄配下の戦国最強部隊「赤備え」。赤備え山縣隊の一員であった甲斐地侍の勘五郎と幼馴染みの藤太は、長篠の戦いの大敗により、徳川へ主家替えを余儀なくされる。新しい主は赤鬼と呼ばれる井伊直政。戦国の終焉と最後の「赤の遺伝子」を受け継ぐ二人の武士の生き様とは。 第一部 友と見た空 一 長篠 二 朋友 三 万千代 四 主家 五 新生 六 赤鬼 七 赤心 第二部 天下取り 一 ふたり 二 交差 三 君臣 四 変転 五 赤の魂 著者による全自作解説

明治深刻悲惨小説集明治深刻悲惨小説集

死、貧窮、病苦、差別ーー明治期、日清戦争後の社会不安を背景に、人生の暗黒面を見据え描き出した「悲惨小説」「深刻小説」と称された一連の作品群があった。虐げられた者、弱き者への共感と社会批判に満ちたそれらの小説は、当時二十代だった文学者たちの若き志の発露であった。「自然主義への過渡期文学」という既成概念では計れない、熱気あふれる作品群を集成。 死、貧窮、病苦、差別ーー 明治期、日清戦争後の社会不安を背景に、人生の暗黒面を見据え描き出した「悲惨小説」「深刻小説」と称された一連の作品群があった。 虐げられた者、弱き者への共感と社会批判に満ちたそれらの小説は、当時二十代だった文学者たちの若き志の発露であった。 「自然主義への過渡期文学」という既成概念では計れない、熱気あふれる作品群を集成。 I 大さかずき  川上眉山 夜行巡査  泉 鏡花 II 蝗うり  前田曙山 断流  田山花袋 乳母  北田薄氷 III 亀さん  広津柳浪 藪こうじ  徳田秋声 寝白粉  小栗風葉 IV 女房殺し  江見水蔭 にごりえ  樋口一葉 解説  齋藤秀昭

蜃気楼の犬蜃気楼の犬

著者

呉勝浩

出版社

講談社

発売日

2016年5月31日 発売

正義など、どうでもいい。俺はただ、可愛い嫁から幸せを奪う可能性を、迷わず排除するだけだ。明日も明後日も。県警本部捜査一課の番場は、二回りも年の離れた身重の妻コヨリを愛し、日々捜査を続けるベテラン刑事。周囲は賞賛と若干の揶揄を込めて彼のことを呼ぶーー現場の番場。ルーキーの船越とともに難事件の捜査に取り組む中で、番場は自らの「正義」を見失っていくーー。新江戸川乱歩賞作家が描く、新世代の連作警察小説。 正義など、どうでもいい。 俺はただ、可愛い嫁から幸せを奪う可能性を、迷わず排除するだけだ。明日も明後日も。 県警本部捜査一課の番場は、二回りも年の離れた身重の妻コヨリを愛し、日々捜査を続けるベテラン刑事。周囲の人間は賞賛と若干の揶揄を込めて彼のことを呼ぶーー現場の番場。 ルーキー刑事の船越とともに難事件の捜査に取り組む中で、番場は自らの「正義」を見失っていくーー。 新江戸川乱歩賞作家が描く、新世代の連作警察小説。 「月に吠える兎」 「真夜中の放物線」 「沈黙の終着駅」 「かくれんぼ」 「蜃気楼の犬」

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