小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

世界の果てのこどもたち世界の果てのこどもたち

出版社

講談社

発売日

2015年6月18日 発売

戦時中、高知から家族と満洲にやってきた珠子。そこで彼女は、朝鮮人の美子と横浜から来た茉莉に出会う。三人は立場を越えた友情で結ばれる。しかし終戦が訪れ、珠子は中国戦争孤児になり、美子は日本で差別を受け、茉莉は空襲で家族を失い、三人は別々の人生を歩むことになった。あの戦争は、誰のためのものだったのだろうか。『きみはいい子』『わたしをみつけて』で多くの読者に感動を与えた著者の、新たな代表作。 戦時中、高知県から親に連れられて満洲にやってきた珠子。言葉も通じない場所での新しい生活に馴染んでいく中、彼女は朝鮮人の美子(ミジャ)と、恵まれた家庭で育った茉莉と出会う。お互いが何人なのかも知らなかった幼い三人は、あることをきっかけに友情で結ばれる。しかし終戦が訪れ、珠子は中国戦争孤児になってしまう。美子は日本で差別を受け、茉莉は横浜の空襲で家族を失い、三人は別々の人生を歩むことになった。 あの戦争は、誰のためのものだったのだろうか。 『きみはいい子』『わたしをみつけて』で多くの読者に感動を与えた著者が、二十年以上も暖めてきた、新たな代表作。

幽女の如き怨むもの幽女の如き怨むもの

出版社

講談社

発売日

2015年6月13日 発売

十三歳で遊女となるべく売られた少女。緋桜と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は幽女の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した刀城言耶シリーズ第六長編、文庫降臨。 戦前から戦後に跨る遊廓の謎。刀城言耶第六長編。 身を売られ花魁となった少女の壮絶な日記。得体の知れぬ幽女が彷徨う遊郭で連続する怪死。三つの時代を越えて描かれる妖しくも哀しき廓町。ミステリランキングで話題騒然となった刀城言耶シリーズ最新長編! 解説 皆川博子 装画 村田 修 闇溢れ出す遊郭。其処は涙と血と悲鳴の最早冥界。 十三歳で遊女となるべく売られた少女。緋桜と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は幽女の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した刀城言耶シリーズ第六長編、文庫降臨。 はじめに 第一部 花魁──初代緋桜の日記 第二部 女将──半藤優子の語り 第三部 作家──佐古荘介の原稿 第四部 探偵──刀城言耶の解釈 追 記

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