出版社 : 講談社
12歳の夏ー。浜に倒れていたあの人。母のため息。家に寄りつかない父。-そして事件は起こった。21歳の今、あの夏の日々を振り返る。刑期を終えたあの人が帰ってくる…。罪と罰の深淵を見つめる魂の軌跡。
ドッジボール大好き少女のゆっこが所属するのは「みなとドッジキッズ」。設備もおんぼろの弱小チームだ。しかも同じ地区に強豪チームがいて、ドッジキッズは連戦連敗、地区予選を突破したことがない。今年こそと燃えるゆっこだが、なんと韓国へひっこすことになってしまった。もうみんなとドッジができない。ゆっこの夢も、これまでか…。
自白した被疑者がなぜ無罪に!?救済されるべき被害者に法はいったい何ができるのだろうか。金融犯罪、中国系マフィア、そして快楽殺人。イリーガルに挑む刑事当番弁護士・京森英二が直面した事件は、日本の社会病理と深く係わっていた。現役弁護士ならではの精密な筆致で描く傑作リーガル・サスペンス。
少年は12歳にして「永遠の命」に閉じ込められた!?僕はなぜ大人にならないのだろう。心も躰も成長を止め、純粋な子供のまま生きていくことは果たして幸せなのだろうか。出生の秘密を自ら探る呼人が辿り着いた驚くべき真実とは。感動のラスト、権力者の理想が引き起こす現代の恐怖をリアルに描いた傑作長編。
1年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、6月6日、44歳になる小田原静江に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静江は殺されてしまう。 森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第1作、待望の文庫化。
名探偵・法月綸太郎が帰ってきた!著者会心の傑作鉄道ミステリー「背信の交点」、オカルトじたての怪事件「世界の神秘を解く男」、法月綸太郎本人が登場しない異色作「身投げ女のブルース」など、テーマと構成にこだわりぬいた中編を収録。本格推理の醍醐味が味わえる“知恵と工夫のエンタテインメント”。
在日米軍基地で発生した未曾有(みぞう)の惨事。最新のシステム護衛艦《いそかぜ》は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った《楯(イージス)》が、日本にもたらす恐怖とは。日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞をトリプル受賞した長編海洋冒険小説の傑作。(講談社文庫) 日本推理作家協会賞等三賞制覇の傑作長編!自らの掟に従い、15歳で父親を殺害した少年。祖国に絶望し反逆の牙をむく北朝鮮工作員…。男たちは心に怒を抱きしずかに時を待ちうけていた。そして時はきた! 序 章 第一章 第二章 第三章
「現在、本艦の全ミサイルの照準は東京首都圏内に設定されている。その弾頭は通常に非(あら)ず」 ついに始まった戦後日本最大の悪夢。戦争を忘れた国家がなす術もなく立ちつくす時、運命の男たちが立ち上がる。自らの誇りと信念を守るためにーー。すべての日本人に覚醒を促す魂の航路、圧倒的クライマックスへ! (講談社文庫) 圧倒的筆力と熱量で描き出す強い魂の叫び!海上自衛隊護衛艦「いそかぜ」、艦長宮津の怒りは東京都民を人質に壮大なテロへと発展する。防衛庁情報局は破壊へのカウント・ダウンを阻止することができるか。 第四章 第五章 終 章
本書は、2001年に小説誌等に発表された数多くの短篇ミステリーの中から、日本推理作家協会が最も優れた20篇を厳選した、決定版アンソロジー。推理小説界とSF界の2001年の概説、ミステリー各賞の歴代受賞リストもついて、50年を越える歴史を誇る唯一無二の推理年鑑としての資料も充実。
顔の溶けた人間が目撃される歪で面妖な七階建てマンション。奇怪な密室ミステリーを遺した最初の所有者は失踪し、現在はどこか病んだ住人たちが跋扈する。想像を絶する暗合。黒猫のぬいぐるみを抱えた異能の名探偵。異形の館に込められた秘密。見事に反転する世界。鬼才がそのすべてを注ぎ込んだ本格ミステリ。
硬派のタフガイと軟弱なお坊っちゃま。一見ミスマッチなこの刑事コンビこそ「踊る大捜査線」が呈示した警察改革の継承者に他なるまい。内外の敵を向こうに回し、渾身の捜査を繰り広げる“現場”の戦士たち。第25回メフィスト賞受賞作。
生まれついての冒険好きがたたり、絶海の孤島にただひとり流れついたロビンソン・クルーソー。その日から、生きるための孤独なたたかいがはじまった。-人間本来の姿がえがかれる、決死のサバイバル・アドベンチャー。