小説むすび | 出版社 : 講談社

出版社 : 講談社

連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集

逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。 どれも超高密度(綾辻) 普通は書けない。(伊坂) 驚きは屈指のもの。(小野) その「技」は魔法的(米澤) 四人の超人気作家が厳選した究極の傑作集。 特別語りおろし巻末鼎談つき! 逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。 【目次】 「ぼくを見つけて」 「菊の塵」 「ゴースト・トレイン」 「白蘭」 「他人たち」 「夜の自画像」 特別鼎談  ミステリー作家連城三紀彦の魅力をさらに語るーー綾辻行人×伊坂幸太郎×米澤穂信

伽藍堂の殺人 〜Banach-Tarski Paradox〜伽藍堂の殺人 〜Banach-Tarski Paradox〜

著者

周木律

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講談社

発売日

2017年9月13日 発売

堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家) 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる瞬間移動殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く堂シリーズ第四弾。 堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家) 島と二つの異形建築。瞬間移動殺人と謎の教団。新たな館本格ミステリ第四弾! 奇跡と不吉の島。堂不可能殺人! 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる瞬間移動殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く堂シリーズ第四弾。 プロローグ 第I章 第II章 第III章 第IV章 第V章 エピローグ 文庫版あとがき 解説 村上貴史

一つ屋根の下の探偵たち一つ屋根の下の探偵たち

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講談社

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2017年9月13日 発売

“なまけものの探偵”と“働きものの探偵”、二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は同居人の探偵を対決させて、捜査についてルポルタージュを書くことに。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていた「アリとキリギリス事件」に遭遇。ルポに採用されるのは一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介を、真面目な探偵・町井唯人が説得し、二人は対決することに。 「私は夢の中で推理をしていようと思う」 「探偵は人脈と根性ですよ!」 ユーモアミステリー&驚愕の謎解き! 奇妙奇天烈、摩訶不思議な「アリとキリギリス」事件! --真相の解明が待たれる。 “なまけものの探偵”と“働きものの探偵”、二人の探偵とハウスシェアを始めた新人エッセイストの浅間修は、苦しい経済状況を打破するために、同居人の探偵捜査についてルポルタージュを書くことに。そんなとき、雑誌に「アリとキリギリス事件」の記事を発見。奇妙な密室で男が餓死し、その床にはアリの巣のような穴があいていたという。対象の事件は決まった。しかしルポに採用されるのは、一人だけ。勝負を面倒がる探偵・天火隷介(てんかれいすけ)を、真面目な探偵・町井唯人(ゆいと)が説得し、二人は対決することに。果たして真相に到達するのは探偵(アリ)か探偵(キリギリス)か、それとも? 京都大学推理小説研究会出身の著者による探偵小説、はじまりはじまり! 第一章 虫のいい話 第二章 虫の知らせ 第三章 虫の息 第四章 バグ×デバグ 第五章 アリとキリギリス 終 章 ああ面白い、虫の声 文庫版あとがき

新装版 七回死んだ男新装版 七回死んだ男

出版社

講談社

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2017年9月13日 発売

高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすがーー鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔! 高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが…… ーー鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔! とりあえず事件のさわりだけでも 主人公は設定を説明する 登場人物たちが一堂に会す 不穏な空気はさらに高まる そして事件は起きる やっぱり事件は起きる しつこく事件は起きる まだまだ事件は起きる それでも事件は起きる 嫌でも事件は起きる 事件は最後にあがく そして誰も死ななかったりする 事件は逆襲する 螺旋を抜ける時 時の螺旋は終わらない あとがき 文庫版あとがき 新装版あとがき 解説  北上次郎 新装版解説  蔓葉信博

水滸伝 (一)水滸伝 (一)

出版社

講談社

発売日

2017年9月12日 発売

ジャンル

中国武侠小説の最大傑作。「中国四大奇書」の一つ。北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結。その後、招安されて、国家軍となり壊滅するまでの物語。窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳! いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。 北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと終結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国の白話(口語)小説ならでは。 窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。 この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。 本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。 なお、この一巻では、冒頭の「引首」から「第二十二回」までを収録しております。 全5巻。 訳者まえがき 登場人物紹介 引首 第一回 張天師 祈りて瘟疫を禳い 洪太尉 誤りて妖魔を走がす 第二回 王教頭 私かに延安府に走り 九紋龍 大いに史家村を鬧がす 第三回 史大郎 夜に華陰県を走れ 魯提轄 拳もて鎮関西を打つ 第四回 趙員外 重ねて文殊院を修め 魯智深 大いに五台山を鬧がす 第五回 小覇王 酔って銷金の帳に入り 花和尚 大いに桃花村を閙がす 第六回 九紋龍 赤松林に剪径し 魯智深 瓦罐寺を火焼す 第七回 花和尚 倒さまに垂楊柳を抜き 豹子頭 誤って白虎堂に入る 第八回 林教頭 刺して滄州道に配され 魯智深 大いに野猪林を鬧がす 第九回 柴進 門に天下の客を招き 林冲 棒もて洪教頭を打つ 第十回  林教頭 風雪の山神廟 陸虞候 火もて草料場を焼く 第十一回 朱貴 水亭に号箭を施ち 林冲 雪夜に梁山に上る 第十二回 梁山泊にて林冲 落草し 〓(べん)京城にて楊志 刀を売る 第十三回 急先鋒 東廓に功を争い 青面獣 北京に武を闘わす 第十四回 赤髪鬼 酔って霊官殿に臥し 晁天王 義を東渓村に認ぶ 第十五回 呉学究 三阮に説いて撞籌し 公孫勝 七星に応じて義に聚まる 第十六回 楊志 金銀の担を押送し 呉用 智もて生辰綱を取る 第十七回 花和尚 単りにて二龍山を打ち 青面獣 双りして宝珠寺を奪う 第十八回 美髯公 智もて挿翅虎を穏(なだ)め 宋公明 私かに晁天王を放つ 第十九回 林冲 水寨にて大いに併火し 晁(蓋 梁山にて小しく泊を奪う 第二十回 梁山泊に義士は晁蓋を尊び 〓(うん)城県に月夜 劉唐を走らす 第二十一回 虔婆 酔って唐牛児を打ち 宋江 怒って閻婆惜を殺す 第二十二回 閻婆 大いに〓(うん)城県を鬧がせ 朱仝 義もて宋公明を釈す

小説 明日のナージャ 16歳の旅立ち小説 明日のナージャ 16歳の旅立ち

13歳で母コレットと出会い、孤児から貴族に一転したナージャは16歳になった。豊かな生活の中で、心にかかっているのは、アップルフィールド孤児院の友達と、ダンデライオン一座の仲間たち。友達を探しに行くことを決意したナージャは、コレットの計らいでダンデライオン一座と行動をともにする。でも運命はナージャに過酷な扉を開かせる。フランシスとキースとの三角関係、ローズマリーの罠など、どきどきの物語が展開します。 2003年2月から2004年1月まで、テレビ朝日系列日曜朝8時半から1年間放映していた、「明日のナージャ」が放映15周年の今年、キャラクター文庫で小説になります。 100年前のヨーロッパを丁寧に描いた内容と絵の設定や、「きっと明日にはいいことがある」と前向きに人生を切り開く13歳の主人公ナージャは、小学生以上の女性の心を掴み、熱いメッセージがプロデューサーには届いていました。ネット上で「続きが知りたい」という声が上位に上がっており、この作品で3年後の16歳のナージャを描くことになりました。 13歳で母コレットと出会い、孤児から貴族の生活に一転したナージャは16歳になった。豊かな生活の中で、いつも心にかかっているのは、アップルフィールド孤児院の友達と、ダンデライオン一座の仲間たち。友達を探しに行くことを決意したナージャは、母コレットの計らいで、ダンデライオン一座と一緒に行動することに。でも運命はナージャに過酷な扉を開かせる。以下、章立てです。 第1章 ウィーンでの貴族生活 第2章 フランシスは白バラの香り 第3章 さらば、からくり自動車 第4章 パリでの再会 第5章 運命の女神の手招き 第6章 黒い罠 第7章 ローズマリーの野望 第8章 ナージャ、ひらめく! 第9章 仮面を取ったキース 第10章 新しい明日への扉 あとがきを、明日のナージャとおジャ魔女どれみのプロデューサー、東映アニメーション関弘美氏に書いてもらいます。ナージャファンならずとも、アニメ好き・キャラクター好きの読者必読の書になります。 第1章 ウィーンでの貴族生活  第2章 フランシスは白バラの香り  第3章 さらば、からくり自動車  第4章 パリでの再会  第5章 運命の女神の手招き  第6章 黒い罠  第7章 ローズマリーの野望  第8章 ナージャ、ひらめく!  第9章 仮面を取ったキース  第10章 新しい明日への扉

NO推理、NO探偵?NO推理、NO探偵?

出版社

講談社

発売日

2017年9月7日 発売

メフィスト賞史上最大の問題作!!私はユウ。女子高生探偵・アイちゃんの助手兼熱烈な応援団だ。けれど、我らがアイドルは推理とかいうしちめんどくさい小話が大好きで飛び道具、掟破り上等の今の本格ミステリ界ではいまいちパッとしない。決めた! 私がアイちゃんをサポートして超メジャーな名探偵に育てる! そのためには……ねえ。「推理ってべつにいらなくないーー?」。 本格ミステリ界大激震ーー!! 法月綸太郎、微笑ーー。 第『53』回受賞作はメフィスト賞の『ジョーカー』だよね? 青柳碧人(『浜村渚の計算ノート』)、感嘆! 歴代すべてのメフィスト賞受賞者と、今後すべてのメフィスト賞受賞者に贈る傑作(僕、受賞してないけど)。 円居挽(「ルヴォワール」シリーズ)、憤然! やりたい放題やんけ! 不覚にも面白いと思ってしまったけど……オレもこれやりたかった! 早坂吝(「らいち」シリーズ)、推薦! 昔のメフィスト賞では出し得なかった「最新」受賞作を見逃すな! 白井智之(『おやすみ人面瘡』)、愕然! 196ページを読むまでは舐めてました。本当にごめんなさい。 メフィスト賞史上最大の問題作!! 「絶賛」か「激怒」しかいらない。 これはすべてのミステリ読みへの挑戦状ーー。 私はユウ。女子高生探偵・アイちゃんの助手兼熱烈な応援団だ。 けれど、我らがアイドルは推理とかいうしちめんどくさい小話が大好きで飛び道具、掟破り上等の今の本格ミステリ界ではいまいちパッとしない。 決めた! 私がアイちゃんをサポートして超メジャーな名探偵に育て上げる! そのためには……ねえ。 「推理って、別にいらなくないーー?」。 NO推理探偵VS.絶対予測不可能な真犯人、本格ミステリの未来を賭けた死闘の幕が上がる! プロローグ 女子高生探偵物語のエピローグっぽいやつ 第一話 日常の謎っぽいやつ 第二話 アクションミステリっぽいやつ 第三話 旅情ミステリっぽいやつ 第四話 エロミスっぽいやつ 最終話 安楽椅子探偵っぽいやつ

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