出版社 : 集英社
ストーカーの影におびえる妻と、愛に傷ついた夫。二人の「危険な」新婚生活が始まった──タイラー家の三兄妹の物語を描いた「テキサス三部作」の二作目。全米で100万部突破の大ベストセラー小説。
権力の内訌、大同を崩す。大蒙古の興隆、草原の光と風。チンギス・ハーン亡きあとも拡大するモンゴル帝国。孫のフビライは南宋を破り元朝を築き、標的を日本に向けた。しかし後継者の内乱は醜く続く。西側からの視点を混えた帝国興隆史の傑作。中国冒険譚「小説マルコ・ポーロ」併録。
過酷なハンター試験も、9人を残してようやく最終段階をむかえた。ところが、ゴンたちの乗った飛行船が嵐のなかで別の飛行船と激突!いわくありげな13人の遭難者が同行することになった。そして、その夜ー。乗客のひとりが何者かに殺害された!犯人は受験者なのか?オリジナル・エピソードも加わって、待望の第二弾登場。
東京の明華学園に転校してきた知香は、クラスメートから予想外の歓迎をうける。久美子たちとも仲良くなり、新しい学校生活は順調に滑り出したかに思えた。しかしそこのクラスには、転校生にまつわる不気味なジンクスがあった。単なる偶然とは思いつつも、知香は不安をおぼえる。そして、運命の日がやってきたー。話題の学園ホラー、第2弾。
アジアを制し世界制覇をめざした帝国の興隆史。1189年、蒼き狼テムジンはハーンに推戴され、チンギス・ハーンに。彼はモンゴルを束ね、金国、中央アジアと制覇していくが、病に斃れた。チンギスを想うナイマン王女・マリアたちの見守る中、オゴディら一族の機略の爆走に亀裂が。牧民統一の険路長程-。
分身、バーチャルな虚構人格、天然のクローン人間…。最先端科学の成果を取り入れた興味深いテーマ、謎につぐ謎、多重的な論理構成のトリック。1995年、衝撃のデビュー作『僕を殺した女』によってミステリ界の熱い注目を集めた著者が、「もう一人の私」をキーワードとして、冴えわたるトリックを繰り広げる傑作連作集。
あたりを払って誇り高く咲くキレンゲショウマ。「私はこの花に会うため、お山さんに来たのではないか」珠子は心打たれた。吉野川沿いの養護施設で育った珠子は、十五歳で霊峰・剣山にある神社の神官の養女となる。清澄な自然を背景に、無垢な魂を持ち続ける少女の成長と恋を描き、新鮮な感動を呼ぶ長編。
羽生丈二。単独登頂家。死なせたパートナーへの罪障感に悩む男。伝説の男が前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。なぜ人は山に登るのか? 永遠の問に応える畢生の大作!(解説・北上次郎)
大正の頃、木戸辰也は日本人娼婦を母にシンガポールの日本人街で育った。伯父の孝作にひきとられて、マレーの鉄鉱山で働き始めるが、労働争議に巻きこまれて孝作が殺される。辰也はただちに報復して、矯正院に送りこまれる。出所後シンガポールに戻り、辰也は暗黒街で頭覚を現していく。しかし、南国をも戦争の翳が覆い始めた。流転の人生を綴る波瀾の大河冒険小説。
木戸辰也は、シンガポールの暗黒街で名を上げていった。ハリマオと組んでの列車強盗。日本人暴力組織との抗争。混血のシンディとの恋。一家を構え、「裏総督」と呼ばれて怖れられる存在になった。しかし、日中戦争から中国系組織との抗争が始まる。さらに、太平洋戦争勃発、日本軍のシンガポール占領、そして終戦。戦争に翻弄される流転の人生を綴る波瀾の大河冒険小説。
北海道でヒグマに襲われた動物写真家・吉本を救ったのは、クマを自在に操る能力を持つ謎の女だった…。野生のヒグマと人間の壮絶な戦いを描く、第10回小説すばる新人賞受賞作。(解説・阿刀田高)
エホバの命を受け万民を救う夢に燃えた光芒。アヘン戦争から9年後、エホバより世直しの命を受けたという洪秀全は「太平天国」を樹立。理想郷を目指し清朝と対立。太平軍はついに南京を陥し、国都天京と改めた。14年間、世界の注目を集めた新生国家の真実をえぐる超大作。アジア千年王国(ミレニアム)の戦い。
肌に謎の文様。口からこぼれ出るハイビスカス。それは抜き取られた内臓の代わりに詰め込まれたものだった…。沖縄のビーチで次々に発見される若い女性の遺体。一連の猟奇殺人に託された恐るべきメッセージとは!?警視庁から派遣されたエリート刑事・久義英一と心理捜査官・夏目淳子は、捜査線上に浮かび上がる“火傷の男”に辿り着く-。蒼い海、血い花。輝く太陽、過去の闇。新鋭が放つ渾身の書き下ろし長編小説。