出版社 : 集英社
デュランは乱れた世に破邪の剣をふるうべく霊界から選ばれた戦士だった。霊剣ギラムの力で、ハイベリア平原を平定したが、妖艶な妻ゼノビアに裏切られ、殺された。そのデュランが復活し、再びハイベリアに現われた。永遠の敵の魔道王ダイの機械竜を撃破し、ゼノビアを成敗したのも束の間、デュランと舞子はダイの魔術で航時機にとじこめられた。そこで舞子が見た秘密とは。
『失われた時を求めて』は、日本語訳で1万枚に近い作品である。本書ではそのなかから47の断章を訳出、各断章にはそこに至るあらすじを記し、上下2冊で全体をよく理解できるように構成した。フランスで広く読まれるエクストレ=抄訳の形式である。
ほんの冗談のつもりで始めたことによって、回り中の人間から批判される皮肉屋「誰も笑いはしない」中年男の二人組の女漁りの意外な顛末「永遠の憧れの黄金のリンゴ」年上の女との一度だけの逢瀬と十五年後の巡り合い「年老いた死者は若い死者に場所を譲ること」人生の機微、いたずらな運命、愛の皮肉…。小説のマジシャン、クンデラが、巧妙にそしてエロチックに描き出す、ちょっとユーモラスでちょっと苦い7つの愛の物語。クンデラ文学の精華を集大成した、唯一の短編集。
「女人高野聖」として、法力を駆使して聖天院光悦と壮絶な戦いを繰りひろげる真王。突然、強力な霊力が真王に伝わってきた。「-我が名は織田信長…」なんと、本能寺の変で滅んだ信長の怨霊までが、この世を支配しようと蘇ってきたのだ。首都攻略を目指す信長は、黄金獣を操り聖天院を倒そうとする。黄金獣と悪霊獣ゴモラの対決で破壊されていく東京の街。2大悪獣に対抗するため、「鬼獣」を呼び出そうとする真王。だがそのためには、生きながら霊界に行かなければならないのだ。
ダンスこと団子翔市と、ゴールドこと金田辰巳の名コンビが、たまたま黄金探しにチャレンジ。こんどのターゲットは、サイパン沖に沈む、旧日本海軍の金塊2トン、時価数十億円だ!古代イスラエルの金貨でもうけた(「オレたちの黄金伝説」読んでくれたかな?)3億円も、バブルがはじけてスッカラカン。なけなしの三百万をはたいてサイパンに渡ったものの、詐欺にあうやら、幽霊騒動にまきこまれるやらで、前途は多難…。はたして、めでたく金塊を手に入れることができるのか?
十三年前、天氷山裾野の氷雪が突然にとけ、新里が生まれた。人々は、魔人・翔姫がこの奇跡を起こしたとし、彼女を女神とあがめた。だが、仇吉・駒安の2人組と七之助は、それを信じない。翔姫の正体をあばこうとする彼らの前に、さらに2人の魔人が現れる。翔姫を敵と狙い、人々を新里から去らせようとする雪菖蒲と、彼を襲う雪丸。そこにはどんな事情があるというのか?折しも来月は“暁の日”。九百年に一度巡ってくるこの日には、新里で大異変が起こるといわれいてるのだが。
かつての東京『中央』。この淫猥な街に一人の男が降り立った。エリス・レーザー、生命体の“魔”を生きる糧とする魔族である。強烈な“魔”の匂いにひかれて行った街の片隅で、エリスは同じ顔をした美しい女たちを見た。彼女たちをつくった医師ソイフォは言う、“街の支配者ディラン様は美貌を食すのだ”と。ディランの中の“魔”に食欲をそそられたエリスは、ディランの愛人で絶世の美貌の主、高月祭と共に動き出したのだがー。頽廃の香り漂う魔都に繰り広げられるエロチズム・アクション。
日本に現れた“メシア”の神・ミハイルは、愛美=ルキフェルを倒すため、洸を狂戦士(バーサーカー)に変身させようと、画策していた。一方、愛美のDNAを調べた海渡たちは、それが男と女の遺伝子が絡み合ったものであることを知る。やはり愛美は“メシア”が創りだした生物兵器だったのだ。洸一家を拉致したミハイルは“メシア”が支配するTホテルへ愛美をおびき出す。愛美を待っていたのは、狂戦士と化した洸だった。ミハイルと、堕天戦士・ルキフェルの最後の戦いが始まった。
ある大戦争で〈ニンゲン〉が滅び、今は子孫の〈螺民〉が暮らしている、そんな世界のことー。若き総帥秋陽が率いる波党船団は、交易の帰途、港町海郷の悪徳支配者豪伯の手下に襲われる。危機を救ってくれたのは、ANNとJEENという2人の若く美しい呪法人形・魔神形。ある目的のために旅をしていた彼女らは、それが縁で豪伯を倒す手助けをする。次々に現れる手強い豪伯の部下たち。彼らを相手に、単なる人形とは思えない力を発揮する2人には、何か特別な秘密があるらしい…。
バツグンの美少女、町田カオリ、16歳。ろくでもない母と祖母、それに気の弱い義父と暮らしているが、心はいつも寂しく孤独だ。しかし、“自分は超能力を持っている”と信じて疑わない。その彼女が、自分の体を奪った義父と、彼女の体を狙う勤め先の社長を超能力で殺した。黒魔術で生き返らそうと必死に努力するが、そこには意外なドンデン返しが…。書き下ろしミステリー。