出版社 : 静山社
ローランの婚約者をさらったラーザックを追い、怪物レザルブラカの根城、“死の門”ヘルグラインドへと潜入するエラゴンたち。村を焼き、伯父を殺した宿敵…復讐を遂げることはできるのか?
ドラゴンライダーの一歩を踏み出したエラゴン。ガルバトリックスの策に落ちた“兄”マータグが赤い竜ソーンを従えてふたたび挑みかかる。宿命の鎖を断ち切るため、エラゴンは“真の名”の秘密を伝えるのだが…。
初めて離ればなれとなったことで、絆の深さを確信したサフィラとエラゴン。いっぽう、ナスアダ率いるヴァーデン軍と新たなリーダーが誕生したドワーフたちも戦いへの決意を固めていく。
老師オロミスと黄金の竜グレイダーから、ドラゴンの魂“心の核”の秘密と、哀しく残酷な過去を聞かされたふたり。本当の父からの“遺言”を受け取ったエラゴンは、エルフのもとで、みずから剣を鍛える。その名はブリジンガー。「炎」の剣…。
導き手のブロムを失った悲しみを乗り越え、エラゴンとサフィラは旅をつづける。いっぽうローランの暮らす故郷パランカー谷にも帝国の魔の手がしのびよっていた…。
みずからの意志で使命を受け入れたエラゴン。魔法をわがものとし、サフィラとともに勇者への道を一歩ずつのぼっていく。邪悪な王、ガルバトリックスを倒すために。
真のドラゴンライダーとなったエラゴンと指揮官の娘ナスアダ率いるヴァーデン軍、復讐に燃えるローラン、屈強なドワーフ王たちが結集。しかし、帝国との決戦のなか、“赤き戦士”から驚愕の秘密が明かされる。
時は室町時代ー戦乱のなかで頭角をあらわした里見義実は、安房国の領主になった。しかし、城攻めの窮地に追い込まれたとき飼犬の八房にむけた一言が禍となって、娘の伏姫の身にふりかかる。伏姫の数奇な運命と、そこから生まれた八犬士たちの物語がはじまる…
3世紀初頭、弥生時代最後期。瀬戸内海沿岸部の集落のひとつ、ウクイ村には暗い影がさしていた。卑弥呼の治める女王国に従わず、近隣諸国から税を取り立てるクナ国は、過去のある出来事を盾に、数年置きに生口(奴隷)として少年少女をさらっていく。一度クナ国に連れられた者は、二度とウクイの土を踏むことはなかった。今年がその年。12歳となった少年ススヒコは、幼馴染の少女ツナテが生口となることを知り、自らも名乗りをあげ、クナ国へ向かう。一方、漢土からの使者・公達は、卑弥呼から意外な依頼を受ける。それは、クナ国の暴君にして自身の弟、ハヤスサの討伐だったー。今こそ読みたい!日本のルーツと邪馬台国の謎に迫る、古代冒険小説。