小説むすび | 出版社 : 鴎出版

出版社 : 鴎出版

日本近代小説撰日本近代小説撰

出版社

鴎出版

発売日

2025年6月3日 発売

本書の前半には日本近代の基本的な作家の作品や、少し異色ながら興味深い作品を撰び、後半は富山・石川の出身の作家や、地域を描いた面白い作品を収録する。 ここに収録した作品を読む中で自分と異なる感情や考え方を想像し、自らの価値基準を見極めることができ、自分は何者なのか、如何に生きて行くのかを考えさせられる。 はじめに 1 教養としての文学 ・藪の中……芥川龍之介 ・刺 青……谷崎潤一郎 ・人魚の嘆き……谷崎潤一郎 ・范の犯罪……志賀直哉 ・クララの出家……有島武郎 ・一房の葡萄……有島武郎 ・赤い蝋燭と人魚……小川未明 ・小さい針の音……小川未明 ・よだかの星……宮澤賢治 ・にごりえ……樋口一葉 ・十三夜……樋口一葉 ・わかれ道……樋口一葉 2 富山・石川の文学 ・貧しき小学生徒……横山源之助 ・鉄骨児……横山源之助 ・龍潭譚……泉鏡花 ・蛇くひ……泉鏡花 ・水 郷……三島霜川 ・或売笑婦の話……徳田秋聲 ・夜汽車……小寺菊子 ・戀ごゝろ……小寺菊子 ・地にすめるもの……富本一枝 ・鮒……富本一枝 ・人魚使ひ……室生犀星 ・古城下町へ……室生犀星 掲載作家生没・生誕地一覧

即興詩人 初出影印版即興詩人 初出影印版

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鴎出版

発売日

2022年3月24日 発売

ジャンル

アンデルセン作・森鷗外訳「即興詩人」は、明治25年(1892)から明治34年(1901)にかけて、雑誌『しがらみ草紙』(『柵草紙』)、『めざまし草』(『目不酔草』)に計38回断続的に掲載された。それを影印、一冊にまとめたものである。 ・『即興詩人』 わが最初の境界/隧道、ちご/美小鬟、即興詩人/花祭の上/花祭の下/蹇丐/露宿、わかれ/曠野/水牛/みたち/学校、えせ詩人、露肆/神曲、吾友なる貴公子/めぐりあひ、尼君/猶太の翁/猶太をとめ/媒/謝肉祭/歌女/をかしき楽劇/即興詩の作りはじめ/謝肉祭の終る日/謝肉祭の終る日のつづき/精進日、寺楽/友誼と愛情と/をさなき昔/画廊/蘇生祭/燈籠、わが生涯の一転機/基督の徒/山塞/血書/花ぬすびと/封伝/大沢、地中海、忙しき旅人/一故人/旅の貴婦人/慰籍/考古学士の家/絶交書/好機会/古市の上/古市の下/噴火山/嚢家/初舞台/人火天火/もゆる河/旧羈靮/苦言/古祠、瞽女/夜襲/たつまき/夢幻境/蘇生/帰途/教育/小尼公の上/小尼公の下/なきあと/未錬/梟首/妄想/水の都/颶風/感動/末路の上/末路の下/流離/心疾身病/琅玕洞 ・「即興詩人」および初出誌『しがらみ草紙』『めざまし草』について ・初出「即興詩人」掲載一覧

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