小説むすび | 出版社 : KADOKAWA

出版社 : KADOKAWA

悪の皇女はもう誰も殺さない(1)悪の皇女はもう誰も殺さない(1)

「お父様に認められたい一心でわたくしは邪魔者を皆殺しにしたのに……」 『悪の皇女』──ディアガルド帝国、唯一の皇女だったキャンディス・ドル・ディアガルド。 皇帝である父親・ヴァロンタンに愛されるために、気に入らないものをすべて排除していた残虐非道な彼女は、十六歳のころ、突如現れた異母妹のルイーズに全てを奪われ、悲しみと絶望を抱きながら父に首を斬られてしまう──。 しかし、なぜか次に目覚めると、五歳の頃の自分に戻っていて!? この頃にはワガママの限りを尽くし、既に周囲から怯えられ嫌われ始めていたキャンディスは、このままではまた処刑されてしまう。 だが、まだどのような行動をすれば運命を変えられるかわからないキャンディスは……。 (そうだ、わたくしは今までと反対のことをすればいいのね! そうすれば絶対に死ぬことはないはずよ!) 前世とはすべての行動を真逆にする“真逆作戦”を実行!? そんなキャンディスの変化に次第に皇帝たちも気付き始めて……!? 目指すは誰も殺さない、『いい皇女さま』!? 真逆の行動で未来を変える、王宮溺愛ファンタジー!

〔新訳〕 ジョニーは戦場へ行った〔新訳〕 ジョニーは戦場へ行った

「そんなわけで、すいませんが、あなたはどうぞ自由のために戦ってください。ぼくはあんまり興味がないんで」 2つの世界大戦からベトナム戦争にかけて、反戦の旗印として文学史に刻まれた問題作 『ローマの休日』『黒い牡牛』『スパルタカス』……赤狩りによってハリウッドから追放されながら、数々の歴史的名作を生み出した稀代の脚本家、ダルトン・トランボ。彼が第二次世界大戦中に発表し、過激な反戦小説として波紋を呼んだ問題作、待望の新訳! 第一次世界大戦下、仏戦線での砲撃により、視覚・聴覚・味覚・嗅覚と四肢を失った青年ジョー。すべてを奪われ、後悔の中で絶望に囚われた彼が、ふたたび世界と繋がるために見つけた希望とは? 解説・都甲幸治 【アメリカで「発禁」処分に?】 本書はアメリカ国内で長く流通していなかったため「発禁書」であったと記述する本もある。 実際には「発禁」は事実ではなかったが、絶版状態が続いていた。 第二次世界大戦下、極右派や親ナチス勢力に利用されることを恐れたトランボは、大戦が終わるまで本書を復刊すべきではないと考えた。 (著者まえがきより要約) 【目次】 まえがき(一九五九年) 追 記(一九七〇年) 第一部 死 者 第二部 生 者 訳者あとがき 解 説 蘇るトランボの遺志   都甲幸治 【目次】 まえがき(一九五九年) 追 記(一九七〇年) 第一部 死 者 第二部 生 者 訳者あとがき 解 説ーー蘇るトランボの遺志   都甲幸治

穢れた聖地巡礼について(1)穢れた聖地巡礼について(1)

著者

背筋

出版社

KADOKAWA

発売日

2024年9月3日 発売

フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。 しかし、書籍化企画を通すには『オカルトヤンキーch』のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。 池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていくーー。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (『オカルトヤンキーch』ファンブックより一部抜粋) 『変態小屋の真相判明!』 もともと変態が盗撮した写真のコレクションを保管するための場所ではないかという噂で有名だった当スポットだが、我々の追加取材によりここが実は全く別の目的で使われていたことが判明。 さらに動画内に映っていた一枚の写真が、とある女性の自殺直前に撮られたものであることを突き止めた。この写真に写った女性について、次項で詳しく考察していくーー。

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