出版社 : KADOKAWA
私は体調の悪いときに美しいものを見る贅沢をしたくなる。しかし最近は馴染みの丸善に行くのも気が重い。 ある日檸檬を買った私は、その香りや色に刺激され、丸善の棚に檸檬を一つ置いてくる。 現実に傷つき病魔と闘いながら、繊細な感受性を表した表題作など14編を収録。 ※カバーの絵柄は(株)かまわぬの風呂敷柄を使用しています 檸檬 城のある町にて 雪後 Kの昇天 冬の日 桜の樹の下には 冬の蠅 ある崖上の感情 闇の絵巻 交尾 のんきな患者 瀬山の話 海 温泉
エリート官僚の太田豊太郎は、留学先で孤独に苦しむ中、美貌の舞姫エリスと恋に落ちた。世紀末のベルリンを舞台に繰り広げられる激しくも悲しい青春を描いた「舞姫」など5編を収録。文字が読みやすい改版。 *商品のパッケージ変更に伴い、掲載画像とは異なったデザインの商品が届く場合がございます。あらかじめご了承ください。
飛騨から信州へと向かう僧が、危険な旧道を経てようやくたどり着いた山中の一軒家。家の婦人に一夜の宿を請うが、彼女には恐ろしい秘密が。耽美な魅力に溢れる表題作など5編を収録。文字が読みやすい改版。
母は結婚詐欺師、父は窃盗犯。傍から見ればいびつに見える家族も、実は一つの絆でつながっている。ある日、詐欺を目論んだ母親が誘拐され、身代金を要求された。父親と僕は母親奪還に動き出すが……。
平凡な主婦が恋に落ちたのは、些細なことがきっかけだった。平凡な男が恋したのは、幸福そうな主婦の姿だった。妻と夫、それぞれの恋、その中で家庭の事情が浮き彫りにされーー。結婚の意味を問う長編小説!
月日は流れ、青年となった鬼麿は、美しい狸の妖かしに誘われ、美しい狸の里へ。しかし、出迎えた狸の王は鬼麿に告げる。「この町は滅びる。ぽんぽこを連れて逃げてくれ」鬼麿の最後の戦いの結末は!?
有無を言わさずチーム改革を断行する新監督に困惑する部員たち。大切な試合が迫るなか、チームを立て直すべくキャプテンの武井遼介が立ち上がるが……。最終学年となった15歳の彼らの葛藤と成長の物語。
ラテラル・シンキングで0円旅行を徹底する謎の韓国人美女、ミン・ミヨン。同じ思考を持つ添乗員の絢奈が挑むものの、新居探しに恋のライバル登場に大わらわ。ハワイを舞台に絢奈はアリバイを崩せるか?
15歳になったフィリエルは、はじめての舞踏会の日、燦然と輝くダイヤと青い石の首飾りを贈られ、幼なじみの少年ルーンに、それがフィリエルの母の形見であると告げられる。 青い石は女王試金石と呼ばれ、王国でもっとも大切な宝石であることが明かされていく。 それは自らの出生の秘密とつながっていたーー。 人里離れた北の高地で育った少女の運命が、大きく動き始める。 人気ファンタジー作家、荻原規子の新世界の幕が上がる! 第一章 エディリーンの首飾り 第二章 ギディオンの失踪 第三章 子ヤギたちの行方 解 説 佐藤多佳子
美貌の青年茶道家・洗足伊織は、妖怪のDNAを持つ異質な存在。しかし明晰な頭脳と、不思議な力を持つがゆえに、警察に頼られて、妖怪がらみの事件に巻きこまれることに。茶道家探偵、鮮烈に登場。
奇妙な古着。事件現場の臭い。死んだはずの×子からかかってきた電話。絶対に使ってはいけない部屋。ただそこにいる「誰か」--。ふとした違和感にこそ、恐怖は潜む。大好評の実話怪談、第5弾!
美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した僕が、彼女にずっと隠し続けている仕事、それはラブドール職人。平穏に過ぎていく日常のなか、僕は仕事にのめり込み、あんなにも恋焦がれて結婚したのに、園子とは次第にセックスレスになっていった。いよいよ夫婦の危機かと思ったとき、園子はぽつりと胸の中に抱えていた秘密を打ち明けた。純愛と性愛とドールが交錯するラブストーリー。
公野櫻子が贈る、「ラブライブ!」のオリジナルストーリーを単行本化。μ'sのメンバーたちが、自分たちのスクールアイドル活動を、お当番制で毎日書き綴っている「μ's活動日誌」を、毎月お届けしていきます。
経営基盤が脆弱な中小企業を支援するため、税理士・飯塚毅が編み出した「別段賞与」の手法が税務当局を刺激した。脱税指導だとして糾弾する国税局を相手に、納得のいかない飯塚は正面から闘いを挑む。訴訟が泥沼化する中で彼を支えたのは、家族や心の師の存在だった。「一円の取りすぎた税金もなく、一円の取り足らざる税金も無からしむべし」の信念で、国家権力から税理士の独立を勝ち取った男の闘いを描く、実名経済小説。
「貴様の里を焼き払ろうてくれる」そう言い残し消えた巌道。故郷の心配しつつ、次々に舞い込む化け物退治の依頼を、妖怪仲間と共に解決するが、ついに故郷から一大事を知らせる手紙が……。どうする平太郎!
久しぶりの旧友からの電話で、彼女と待ち合わせることになった晴美。会った瞬間、彼女の口から「この世の終わりが来る」という言葉が発せられ、晴美は驚いてしまう。その頃、警視庁の片山刑事も、タクシー運転手が「天の声だ!」と突然叫び、交通事故で即死する事件に遭遇する。その後も増えていく自殺者たち。事件の真相を求め、片山刑事たちが辿りついた先は、謎の教団を率いる“教祖”様だった。三毛猫ホームズの裁きが下る。