1992年9月10日発売
三屋清左衛門残日録三屋清左衛門残日録
時代劇専門チャンネルによる、オリジナル時代劇シリーズ『三屋清左衛門残日録』(主演・北大路欣也)が話題! 日残りて昏るるに未だ遠しーー。 家督をゆずり、隠居の身となった三屋清左衛門は、日録を記すことを自らに課した。 世間から隔てられた寂寥感、老いた身を襲う悔恨にさいなまれつつ、なお命をいとおしみ、力尽くす男の残された日々の輝きを描き、共感をよぶ傑作長篇小説。 文庫解説・丸元淑生
松風の家 上松風の家 上
明治初年、京の茶道宗家・後之伴家は衰退し、その日の食事代にも事欠くほどの窮乏ぶりであった。家元も出奔してしまい、残された者たちは、まだ幼い家元を立て、必死の思いで苦難に立ち向かう。成長した家元は宗家再興を期して、東京に向かった。千利休を祖とする一族の愛憎の歴史を秀麗な筆致で描く。文芸春秋読者賞受賞。
松風の家 下松風の家 下
明治四十年代、茶道宗家・後之伴家十三代家元の伴秀室と一族の苦闘により、後之伴家はようやく隆盛の時代を迎えようとしていた。十四代家元は仙台から才ある嫁を迎え、ますます繁栄をとげていくのであった。千利休を祖とする名族の、明治、大正期における孤高の歩みを余韻嫋々、香り高く謳う傑作長篇。文芸春秋読者賞受賞。
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