小説むすび | 1995年2月5日発売

フリーライター財前有子と雑誌編集者の白石和哉は撮影取材中に正体不明の鳥型飛行物体を目撃する。数日後、飛行物体を撮影していたカメラマンの小池が前例のない無残な他殺体で発見され、有子の身辺にも奇怪な出来事が続発。怯える有子に白石は驚愕すべき事実を告白する-。人類の尊厳と存在を問う衝撃の書。

舞台は南洋の島。地球に生命が誕生して間もない頃のお話。ヒトと魚の間に生まれた少年マウイは、不思議な力で次々と奇跡を起こす。やがてヒトでいることに飽きたらなくなったマウイは、神になろうとするが…。神話的な世界に繰り広げられる愛と再生の絵物語。

遠い祖先が土中に埋めた謎の珠。回帰、転生-水脈研究家・進藤修平は、数多の古文書に残る深海の異郷、七宝厳飾・竜王宮殿に導かれていった。