2000年3月10日発売
アメリカが日本を捨てる日アメリカが日本を捨てる日
2000年秋、北朝鮮テポドン2発射、第2次朝鮮戦争が勃発。そして、日本海上空には国籍不明のロシア製戦闘機が飛来した。周辺事態法を発動するも、土壇場のところで米軍の後方支援を躊躇し、見殺しにする日本。アメリカ国内では、ジャパン・バッシングの嵐が巻き起こり、日米同盟は事実上消滅した。…国内で多発する北朝鮮によるテロ、膠着する朝鮮半島の戦況。ついに日本政府は、集団的自衛権の行使を決意した。防衛庁元幹部が描く戦慄のカタストロフィー。
エチオピアからの手紙エチオピアからの手紙
死にゆく患者たちを前に医者として、人としてとるべき誠実な態度とは…。文学界新人賞を受賞した「破水」をはじめ、人間の生と死を日常的に受け止めざるを得ない若き医師たちの苦悩と現実を、濃密に描ききった短篇五篇をおさめた、記念碑的デビュー作品集。著者自身が当時を振り返った、あとがきを新たに収録。
胸にこたえる真実胸にこたえる真実
有名作家が筆を折った真の理由。作家とその妻、夫妻の旧友で人気脚本家の中年男女3人が胸に秘め、触れられたくない“痛い所”に、若き女性ジャーナリストが辛辣なインタビューで迫る!人生の悲喜劇を軽やかなタッチで描いた最新の傑作中篇。
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