2004年7月20日発売
P.S.アイラヴユ-P.S.アイラヴユ-
「幸福な人生」を信じて疑わなかったホリーに、突然襲いかかった夫の死。絶望にうちひしがれる彼女のもとに、ある日「ザ・リスト」と書かれた手紙が届いた-。最愛の人を失った悲しみと、最愛の人に出会えた幸せをかみしめながら、徐々に生きる力を取り戻していくホリー。林真理子翻訳で贈る、人生の再出発を描いた感動作。
ふにゅうふにゅう
仕事に燃えるママの代わりに、育児に奮闘する洋介。息子を見る妻の眼差しに嫉妬を覚えつつも、平静を装う匡志。血が大の苦手なのに、立会い出産に臨むハルキ。事情はそれぞれ違うけど、子供を愛する気持ちは、みな同じ-頑張るパパの“超現実”を描いたユーモア溢れる小説集。
天空への回廊天空への回廊
エベレスト山頂近くにアメリカの人工衛星が墜落!雪崩に襲われた登山家の真木郷司は九死に一生を得るが、親友のフランス人が行方不明に。真木は、親友の捜索を兼ねて衛星回収作戦に参加する。ところが、そこには全世界を震撼させる、とんでもない秘密が隠されていた。八千メートルを超える高地で繰り広げられる壮絶な死闘ー。大藪賞作家、渾身の超大作。
抱擁抱擁
いつもそばにいてくれた彼の、突然の熱い抱擁と愛撫。その奥に潜む意味とは-?生まれたときから同じ家で育てられた、議員の子息である玖珂志束と、使用人の息子であり、今は玖珂家を支える辻本将希。将希への結婚話を、彼の未来のために志束が勧めた途端、普段は穏やかに志束を見つめていた将希の顔は苦しげに歪み、激情に彩られ!?ずっとあなたを愛していた…そして今、根こそぎ奪いたい。主従関係ラブロマン。
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