2007年12月14日発売
西尾維新が!あさのあつこが!京極夏彦の作品世界に挑戦!! 各界を代表する超豪華執筆陣。これはもう、おもしろくないはずがない!! ●「鬼娘」 あさのあつこ ●「そっくり」 西尾維新 ●「『魍魎の匣』変化抄。」 原田眞人 ●「朦朧記録」 牧野修 ●「粗忽の死神」 柳家喬太郎 ●「或ル挿絵画家ノ所有スル魍魎ノ函」 フジワラ ヨウコウ ●「薔薇十字猫探偵社」 松苗あけみ ●「百鬼夜行イン」 諸星大二郎 ●口絵 石黒亜矢子/小畑健
二十代の頃の恋愛、作家デビュー、そして母との別れ…。川端康成の『掌の小説』に触発された著者が「ささやくように」書きつづった、美しく、ちいさな二十四の物語。私小説のような味わいを持つ掌篇のストーリーと切れを楽しみながら、人気作家の素顔を垣間見ることができる、あなたのための特別な一冊。
一九九四年、後の薬屋店主・秋は火冬と名乗っていた。ドラッグストアでアルバイトをしていた火冬は既に探偵稼業を始めており、「家を一週間貸して欲しい」という差出人不明の手紙に悩まされている女子高生の依頼を受けた。座木は高校に入学して、同級生の少年と親しくなるがー。第8弾は深山木薬店開業前夜譚。
東照大権現となった神君徳川家康公の命日を祭るため、朝廷より毎年遣わされる例幣使。京都から日光へ向かった例幣使一行を、人間消失と謎の殺人が襲う。救いを請う書状を受け、江戸を発った新八郎にも次々と異変と危険が迫り来る。初めての日光で彼を待ち受ける意外な人と真相は?好調シリーズ第三作。
粋で婀娜な、天女湯の女あるじ・おれん23歳。お江戸八丁堀の真ん中にあるこの湯屋には仕掛けがあった。男湯に隠し階段、女湯には隠し戸、どちらも隠し部屋につながっている。おれんは番台に座って男女の仲を取り持つという案配。辻斬り、窃盗、心中、お家騒動。次々と起こる騒動の中、おれんの恋は実るか。