2010年4月16日発売
聊斎志異 上聊斎志異 上
全篇ことごとく神仙、狐、鬼、化け物、不思議な人間に関する話。中国・清初の作家蒲松齢(一六四〇-一七一五)が民間伝承から取材、豊かな空想力と古典籍の教養を駆使した巧みな構成で、怪異の世界と人間の世界を交錯させながら写実的な小説にまさる「人間性」を見事に表現した中国怪異小説の傑作。九二篇を精選。
一枚の絵の相続人一枚の絵の相続人
画商が書いた絵画小説 ホームレスが相続した一枚の名画が思いがけない幸運をもたらす。 夢の希薄な現代に夢を見ることの大切さを訴える奇抜なサクセスストーリー 倒産した中小企業主、角倉信明はホームレスに転落するが、ひょんなことから、北関東の山中に身を隠して余生を送る大手企業の創業者と巡り会う。この因縁から角倉は、中国物故作家の一枚の絵を相続することになる。この絵を相続したことにより、角倉の運命が大きく開けてゆく。 一枚の絵の因縁が織り成す人間模様と中国の巨大市場で、次々にヒット商品を生み出し、大実業家に変身する奇抜なサクセスストーリー。 一章 奇妙な出会い 二章 山家暮らし 三章 星降る歳月 四章 遺産を争う子ら 五章 一枚の絵の秘密 六章 家族との再会 七章 上海の悲願 八章 清風の行方
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