2013年7月18日発売
喧嘩猿喧嘩猿
売られた喧嘩は必ず買う。度胸だけを頼りに己の信じた道を進むだけ。世間を敵に回しても、生き方だけは変えられぬ。馬鹿と呼びたきゃ呼ぶがいい。こんな糞みてえな世の中で、命を惜しんでまで生きていてえとは思わねえ。名刀・池田鬼神丸を巡り、男たちの生き方が激突する!デビュー作『藁の楯』映画化の著者が書き下ろす、七作目にして、痛快の極み。
ヒカルセカイヒカルセカイ
不幸の女神候補・ミレットは、神様になるために「不幸な人間に近づきさらに不幸にして殺す」という試練が与えられた。人間界に降り立ちターゲットに選んだのは、ガールズ・プログレバンドで活動する女子高生・彩乃。両親を亡くし日常も不幸なアクシデントばかりなのにおおらかな性格の彼女は、ミレットとの同居をすんなりOKし、ふたりの新たな生活が始まった。彩乃の高校にも転校!?し、バンドメンバーとも交流を深めるミレットは、いつしかこの日常が続くように、そして彩乃の幸福を望むようになるのだが…。一迅社文庫アイリス少女小説大賞応募作品を、大幅に加筆修正。期待の新鋭の百合ノベルデビュー作品。
六月のイカロス六月のイカロス
雨の朝、事件は起こった。机の中にしかけられた死神のカード。犯人として浮かびあがった女子生徒の言葉に隠された大切な思い出とはー。美咲ノ杜高校に通う一年生アリ子は、親友ミュウとともに真相を求め立ち上がる。
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