2014年5月26日発売
ミチルさん、今日も上機嫌ミチルさん、今日も上機嫌
恋を謳歌し、気ままなシングルライフを満喫する山崎ミチル・45歳。ところが生まれて初めて男に裏切られ、おまけに仕事まで失った。残されたものは元夫が譲ってくれたマンションと僅かな貯金だけ。やむなく始めた地味なアルバイト。そこで出会ったのは、個性豊かな愛すべき老若男女たち。彼らとの交流で、どん底バブリー女が手に入れた希望の切符とはー。
男ともだち男ともだち
関係のさめた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調なのに、本当に描きたかったことを見失っているー京都在住イラストレーター神名葵29歳の熱くてダークな疾走する日常。千早茜、待望の長編小説。
岸辺なき流れ(上)岸辺なき流れ(上)
『ユリシーズ』や『失われた時を求めて』と並び称される20世紀文学の大金字塔が半世紀の歳月を掛けて遂に翻訳なる!!カフカ、ムージル、ブロッホと並ぶドイツが生んだ巨匠ヤーンの最大の問題作。
岸辺なき流れ(下)岸辺なき流れ(下)
船、棺、地下室、箱、馬、血液交換、吸血鬼、分身、死体保存、天使、妖怪、同性愛、時間、逆行、音楽…ひとりの作曲家を主人公に、人間と宇宙の謎と深淵、生存と死の深奥の根拠に迫る、異端の一大大河小説。
異形再生異形再生
スフィンクス、ケンタウロス、ハルピュイア…神話・伝説の怪物たちを解剖する。19世紀、天下の奇書『絶滅動物図録』を遺して消息を絶ったスペンサー・ブラック博士。名声と絶望、その数奇な人生と奇獣との接点をたどる、ゴシック風味に満ちた一書。
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