小説むすび | 2016年10月27日発売

2016年10月27日発売

君はレフティ君はレフティ

著者

額賀澪

出版社

小学館

発売日

2016年10月27日 発売

心に突き刺さる、200%ピュアな恋愛小説 夏休み中交通事故に遭い自転車ごと湖に転落した古谷野真樹(高2)。命に別状はなかったが後遺症ですべての記憶を失った。新学期が始まり、現在では見知らぬ人ばかりになってしまったクラス、写真部に復帰する真樹。友人達は温かく迎えてくれるが妙な孤独感は否めない。 同じクラスであり、同じ写真部でもある生駒桂佑と春日まどかとの友情を支えに、真樹の日常は戻りつつあった。そんなある日、文化祭の準備に明け暮れる高校で謎の落書き事件が勃発。最初は他愛ないいたずらかと思われていた落書きだったが、体育館の壁→クラス日誌→クラスの黒板→文化祭の公式Twitter、とどんどんエスカレートしていく。そして、その落書きはあたかも真樹に向けられたメッセージのようだった。 当初、まったく理由がわからずとまどっていたが、自分を取り戻す大切な秘密が隠されているのでは、と気づき、落書きの謎を追い始めた真樹。その謎を追っていくうちに次々に見えてきてしまった親友の秘密。そして、最後の最後に見えてきた真相とは・・・・・・・。 【編集担当からのおすすめ情報】 青春小説の旗手として、新進作家の筆頭として、確実にファンを増やし続ける額賀澪さんが今回挑んだのは、学園ミステリーをスパイスに効かせた青春片恋小説。「切ない恋愛小説を書いてください」とのリクエストに上がってきた原稿。読み進む手が止まりませんでした。最後の最後、思わず叫んでしまうほどの驚きの結末。そして、青春ならではの熱と心を打つ純粋さ。 最後まで読んだら、またもう一度、読み返したくなるはずです。 ラストは決して人に言わないでください。 君はレフティ 目次 1 男子高校生が軽乗用車にはねられる事故がありました。 2 あんた、何か悪いこと考えてない? 3 この女たらし 4 誰だって、秘密にしておきたいことがあるもの 5 彼は、どんな気持ちで黒板をみていたのだろう 6 好きに使えば 7 死ねばいいのに 8 それを覚えてたらそもそもこんなことにはならなかっただろ 9 俺の誇りなんだと思うことにする

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