小説むすび | 2016年発売

2016年発売

Dの殺人事件、まことに恐ろしきは(1)Dの殺人事件、まことに恐ろしきは(1)

出版社

KADOKAWA

発売日

2016年11月2日 発売

歌野晶午×江戸川乱歩ーー貴方を「非日常の興奮」に導く、超ミステリが誕生! 『葉桜の季節に君を想うということ』の異才が、刺激的なサプライズと最新テクノロジーで現代に蘇らせる乱歩ミステリ集! カメラマンの「私」が渋谷の道玄坂で出会い、交流するようになったのは、賢いが生意気な少年・聖也。 その日も私は道玄坂のダイニングバーで聖也と話していたが、向いの薬局の様子がおかしい。駆けつけた私たちが発見したのは、カーペットの上に倒れた、上半身裸の女性だった。 その後、私と聖也は事件を探り始める。しかし、私はあることに気がついてしまい、元の世界には戻れなくなっていたーー(表題作)。 「人間椅子」「押絵と旅する男」「D坂の殺人事件」「お勢登場」「赤い部屋」「陰獣」「人でなしの恋」「二銭銅貨」……サプライズ・ミステリの名手が、新たな魅力を吹き込む! 「椅子? 人間!」 「スマホと旅する男」 「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」 「「お勢登場」を読んだ男」 「赤い部屋はいかにリフォームされたか?」 「陰獣幻戯」 「人でなしの恋からはじまる物語」

追跡者の宴 冒険の森へ 傑作小説大全 6追跡者の宴 冒険の森へ 傑作小説大全 6

出版社

集英社

発売日

2016年11月4日 発売

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第18回配本の第6巻は「逃亡者」と「追跡者」の間に生まれるサスペンス満点のハードボイルド長編の傑作2編をメインに、硬軟織り交ぜた短掌編も合わせて全13編を収録。 ●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏 [編集室から] 生島治郎作品は愛弟子だった大沢在昌委員の鶴の一声でこの長編となった。もう一編の長編は五木寛之のハードボイルドから「裸の町」が選ばれた。すると「追跡」がこの巻のキーワードとなる。 短掌編11編は、剛速球と変化球を織り交ぜることができた。中薗英助は埋もれて忘れられてしまっていい作家ではない。また、あの吉行淳之介が掌編の名手であったことをご存知か? 実はそうなのだ。 [収録作] 【長編】 五木寛之「裸の町」 生島治郎「男たちのブルース」 【短編】 高城高「汚い波紋」 都築道夫「まだ日が高すぎる」 中薗英助「外人部隊を追え」 山本周五郎「ひとごろし」 筒井康隆「走る取的」 【掌編・ショートショート】 稲垣足穂「お月様とけんかした話」 吉行淳之介「追跡者」 小泉八雲「むじな」 城昌幸「花結び」 夢枕獏「二階で縫いものをしていた祖母の話」 星新一「復讐」 ◇解説/大沢在昌 解題/新保博久

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