2017年7月12日発売
日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書『古事記』。しかし1300年以上前に書かれたため言葉遣いが難しく、読み切れない方も多いはず。そこで本書は、小難しい解説をぜーんぶ取っ払って物語だけを抜き出し、ラノベ風にまとめました! 【内容】 『古事記』とは、日本の神話からはじまる日本最古の歴史書のことです。上中下巻からなり、上巻は日本神話、中下巻は天皇記が書かれています。本書はそのうちの上巻『日本神話』のストーリーをラノベ風に現代語訳しました。 著者の愛によって脳内変換された古事記。読み終わる頃には、きっとあなたも今まで以上に日本が大好きになっているはず。 ※本書は古事記のストーリーを楽しんでいただくことを目的としているため、学術的な正当性を示すものではありません。 ※相関図や目次に使われている名称の漢字について、基本的には古事記のものを使用していますが、一部わかりやすさを優先した表記に変更しています。 【著者】 小野寺 優(おのでら ゆう) 7月12日生まれ、東京都在住のWEBデザイナー。古事記が好きすぎて、2014年10月に古事記を現代的に口語訳したサイト『古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた』を立ち上げたところ、「わかり易くて面白い」との口コミが広まり、月間約50万VP(※)の人気サイトに。現在はTwitterやFacebookなどで古事記の豆知識を配信中。 ※Googleアナリティクス 2017年1月データ
市川拓司、4年ぶりの書き下ろし純愛小説! 市川拓司、4年ぶりの書き下ろし! 会えなくなるとわかっていても、ぼくはきみを守りたかった‥‥。 その日、映画の脚本家になることを夢見ていたぼく(佐々時郎/ジロ)は、駅前通りの本屋さんで『ハリウッドで脚本家になるための近道マップ』という名前の翻訳本を立ち読みしていた。 600ページもある高価な本だったから、夏休みに入った最初の日から毎日店に通って、少しずつ全ページを読破する計画だった。 その日も本に没頭していると、急に肩を叩かれ、ぼくは飛び上がった。 (本屋の親父さんについに見つかった!) 恐る恐る振り返ると、そこに彼女がいた。 南川桃(モモ)。 同じクラスにいたけど、一度も口をきいたことがない女の子。 女子のヒエラルキーでも頂点にいるのが当たり前のようなその子が、そのあとぼくに頼んできたのは、伝記を書くことだった。 「伝記? 誰の?」 「わたしの」と、彼女は言った。 『いま、会いにゆきます』『恋愛寫眞 もうひとつの物語』『そのときは彼によろしく』『こんなにも優しい、世界の終わりかた』-- 累計258万部に達する市川拓司×小学館の大ベストセラー恋愛小説群に加わる、新たな傑作の登場です!
かつて兄だったキョウスケが勝手に私の人生へと戻って来た。立派な「あかんたれ」になってーどこにいても、ただ生きてさえいてくれればいいー家族や親友や恋人より大切な「運命」の物語。
新聞記者の笹村に脅迫状が届いた。五年前、笹村は誤ってある女生徒がいじめの加害者ととれる記事を書き、自殺に追いやっていた。当時、彼女の父親に娘が生まれたら殺すと凄まれた笹村は、去年女児を授かり復讐を恐れているという。杉並中央署生活安全課「何でも相談室」通称0係の面々は父親の行方を捜すが…。小さな事件から社会の闇を暴く人気シリーズ、待望の新刊!
女優になるー幼い頃からの夢を抱いて上京した少女・花崎小雪は、大手芸能プロのオーディションでけんもほろろにあしらわれ、プライドを引き裂かれた。失意の底に沈んだ小雪が縋ったのは、偶然声をかけてきた街頭スカストの井出。しかし、井出に連れていかれたのはアダルトビデオの現場だった!決して誇りを失わず、トップAV女優として君臨した女の愛と信念の物語。
羽衣子の親友・みえ子が遊佐家に四週間ほど居候することになった。みえ子は異様な容貌だが、大富豪の娘。美しく貧しい家庭で育った羽衣子とは正反対。二人で支え合ってきたが、やがて羽衣子は「まともな家庭」を手に入れる。その遊佐家に住み始めたみえ子は家族の心を掴み、完璧だったはずの家庭に徐々に綻びが見え始め…。二人の女の歪な友情が家族に与えたものとは?
FIA(総務省消防庁情報局)に凄腕の新戦力が加わった。局長の孫娘にして、英国諜報部仕込みの喜多川麻衣である。麻衣は持ち前の頭脳、美貌そして魅惑的な美脚を駆使し、ヤクザの闇取引の現金を強奪しようとする北朝鮮の謀略を突き止める。万全の監視体制を敷く麻衣たちだったが、現場に新手の犯罪集団が乱入し…。エロス濃度アップ&サスペンス感倍増の第二弾!
元研ぎ職人の栄七は六十歳を超え、静かに暮らしていた。だがある日、捨て子を助けようとすると、拐かしを疑われ捕縛される。栄七は二十七年前、弟弟子を誤って殺し遠島となっていたのだ。御用聞きの横暴に、戻り舟の二ツ森伝次郎は激昂する。人を過去で判断するなと解き放つが、栄七を狙う不審な影がー(「雪のこし屋橋」)老同心の粋な裁き、人情沁み入る熱血捕物帖。
内藤新宿のはずれ、成子町で比丘尼女郎の千紗が首の骨をへし折られ殺害された。犯行を目撃しただろう妹は姿を隠してしまう。探索する北町奉行所平同心の日暮龍平は、千紗が執拗に付きまとう男から逃れるため、深川から流れてきたと知る。さらに過去を辿ると、千紗と妹との因果が明らかに。やがて、妹の命を狙う下手人の身勝手な動機に、龍平は鬼となる!
「八咫烏」の異名を取り、江戸一番の火消加賀鳶を率いる大音勘九郎を非道な罠が襲う。身内を攫い、出動を妨害、被害の拡大を狙う何者かに標的にされたのだ。家族を諦めようとする勘九郎に対し、「火喰鳥」松永源吾率いる羽州「ぼろ鳶」組は、大音一家を救い、卑劣な敵を止めるため、果敢に出張るが…。業火を前に命を張った男たちの団結。手に汗握る傑作時代小説。
最愛の元許婚を自害に追いやった男を斬り、美濃大垣藩を出奔、流浪の末、江戸に流れ着いた千坂唐十郎は、人柄と剣の業を見込まれ“闇の始末人”となった。定町廻り同心と岡っ引が無残に殺された一件を探るうち、阿片密売が絡む大垣藩の不正に突き当たる。やがて覆面の武士から夜襲を受け、背後に仇敵の姿を認めると、唐十郎は白刃煌めく敵の中へと向かってゆく!
足掛け五年の修行の日々は、すべてこの日のためー。国中から豪腕辣腕の武芸者が集結した上覧剣術大試合。出場者には、金杉惣三郎秘蔵の弟子神保桂次郎も名を連ねていた。清之助は吉宗が推挙する唯一の出場者として初戦を免除されたが、それは後半戦がより厳しくなることを意味していた。母や妹、葉月のお百度参りも続く中、清之助が一世一代の勝負の場に上がる!
上覧剣術大試合を終え、ついに家族と顔を合わせなかった金杉惣三郎の姿は、いま豊後相良の庵にあった。じつに五年の歳月が過ぎていたー。江戸では清之助、みわ、結衣それぞれが所帯を持ち、しのだけが飛鳥山で隠居していた。その年、大目付に任じられた清之助は、吉宗から尾張へ向かうよう言い渡される。それは、父の代より続く因縁を断つための重大な“密命”だった!
ニューヨークの競技場〈ザ・コロシアム〉に二万人の大観衆を集めておこなわれたロデオショウの公演。馬による大迫力の追跡劇の最中、銃声が轟き、硝煙がたなびく! 次の瞬間、先陣を切る西部劇の英雄バック・ホーンの命は絶たれた! だが不可解なことに、本人のものを含めた四十五挺の銃の中に、凶器となった銃はない。客席にいたクイーン警視とエラリーは、眼前で起きた大胆きわまる犯罪に立ち向かう! 〈国名シリーズ〉第六弾。
テレビのドキュメンタリー制作者のキャサリンは、仕事でも家庭でも、順風満帆の生活を送っていた。しかし、そんな彼女の人生は一瞬で暗転したー引っ越し先で手にした見覚えのない本を開いた、その瞬間に。その本は、20年間隠しつづけてきた、あの夏の秘密を暴こうとしていたのだ!新人の作品ながら刊行前に25ヶ国で出版が決定し、世界で旋風を巻き起こした驚異の長編ミステリ。
火の時代、絶望の時代が近づいている。戦が始まる。穏やかな日々は吹き払われ、人々は踏み潰される。予言者が火の時代と呼んだそのさなか、いまだ無垢である“風森村”に、“風の息子”は生をうけた。だが、“長い影の男”がやってきたときすべてが変わった。天と地のあいだ、オルリアエントの黎明の時代を描く、大人気ファンタジー“オーリエラントの魔道師”シリーズ始まりの書。
新米冒険者のアルケイン、通称ケインは、根拠の無い自信を胸に迷宮へと挑戦しーあっさりと死んだ。だが、死んだはずの彼が目覚めたのは見慣れない部屋で、目の前には“パソコン”があり…。急速に頭に流れ込んでくるこの世界の住人、安藤礼の記憶。そこから導き出されるのはー僕はゲームの主人公だった!!人気RPG『迷宮のアルカディア』の攻略情報を頭に叩き込んだケインは、人生をコンティニューし、元の世界でその知識を使って驚異的な速度で成長していく。自分がゲームの主人公だと自覚した彼の夢は、当然“ハーレム”。その第一歩として、宿屋の看板娘、エリーゼの攻略に励むケインだったが…。ゲームの主人公がプレイヤー情報を得てチート化するという斬新な設定が人気を博したRPG風ファンタジーが、大幅な加筆と書き下ろしを加えてついに書籍化!