小説むすび | 2017年発売

2017年発売

ドローン探偵と世界の終わりの館ドローン探偵と世界の終わりの館

著者

早坂吝

出版社

文藝春秋

発売日

2017年7月12日 発売

◎上木らいちシリーズ著者が贈る、身長130cmの新名探偵、誕生! 颯爽と空から現れ犯人を捕獲する……そんな神出鬼没な存在として知られるドローン探偵こと飛鷹六騎(ひだか・ろっき)は、日々、犯人確保に余念がない。ところがある日、捜査中に両足を骨折。折しも大学探検部の面々と「廃墟探検」を計画中で、悩んだ六騎はドローンを使った妙案、廃墟付近に停めた車でドローンを操り、カメラ越しに探検するという方法を思いつく。 そうして向かった廃墟、その実態は「ヴァルハラ」と呼ばれる洋館で、北欧神話の終末論に取り憑かれた男が建てた〈迷宮〉だった。神話にもとづいた仕掛けが至るところに施されたその場所を意気揚々と探検する部員たち。しかし、いつしかそこには不穏な気配が漂い、部員が一人、また一人と襲われ始めーー。 いったい犯人は誰なのか、なぜ皆を襲うのか? 六騎に打てる手はあるのか? 本格ミステリーの申し子にして、定石破りの天才が贈る、これぞ究極のエンターテインメント!! 本書には、ドローンという最先端の科学技術を使ったトリックが仕掛けられている。今回諸君らに取り組んでいただくのは、そのトリックが何かを当てるということである。騙されたくなければ、あなたも飛ぶしかない。 --早坂吝

長い眠り長い眠り

時を超えて氷の中から甦った男を待ち受けていたものとは…? 科学の倫理性、人生の意味、そして愛の本質を問うサイエンス・ロマン。 科学者ケイト・フィーロらを乗せた調査船が発見した未曽有の規模の氷山、 その分厚い氷の奥深くから、氷漬けになったひとりの男が発見されたーー。 氷の中から目覚めた時間旅行者(タイム・トラベラー)を待ち受けていたのは、 名声を追い求める傲慢な研究所所長、スクープを狙う雑誌記者、 「凍った男(フローズン・マン)」の蘇生は神への冒涜と考える狂信的な抗議団体、 甦った男の生を長引かせるため研究を重ねる科学者たちのさまざまな思惑だった。 さまざまな欲望と思惑に満ちた世界で、 男は「愛」を再び手に入れられるのか。 科学の倫理性、生と死の意味、そして愛の本質を問う、サイエンス・ロマンの傑作!    ”キールナンはここ数年にデビューしたなかでも        もっとも力のある作家だ。     本書はあなたの心臓を止め、また動かすだろう”    〜Justin Cronin(ベストセラー『Passage』著者)〜

さいとう市立さいとう高校野球部 おれが先輩?さいとう市立さいとう高校野球部 おれが先輩?

出版社

講談社

発売日

2017年7月13日 発売

新入部員を迎えることになった、さいとう市立さいとう高校野球部。強豪中学出身のキャッチャー・長瀞智樹や妙鉱五志をはじめ、個性豊かな新しい顔ぶれに、期待が高まるメンバーたち。紅白戦で後輩と新バッテリーを組むことになった山田勇作に、新たな変化が訪れ……。 新入部員を迎えることになった、さいとう市立さいとう高校野球部。強豪中学出身のキャッチャー・長瀞智樹や妙鉱五志をはじめ、個性豊かな新しい顔ぶれに、期待が高まるメンバーたち。 紅白戦で後輩と新バッテリーを組むことになった山田勇作に、新たな変化が訪れ……。 その一、すみません。やっぱり温泉から始まります。 その二、塩江温泉での早足散歩は、チョウ刺激的だった。 その三、“憧れの先輩”は雲の彼方に。 その四、ついに新入部員、登場か? その五、怒濤の紅白戦の始まり、始まり。 その六、ということで、おれの期待と不安をのせて紅白戦、始まり、始まり。 その七、ふふふ。いよいよ、試合のマウンドです。ふふふ。

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