2018年12月25日発売
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、生存率ゼロの廃棄遺跡を脱出したE級勇者の三森灯河。とある街にてセラスと再会した灯河は、更なる力を得るため彼女とともにミルズ遺跡の攻略を果たした。順調かと思われた女神ヴィシスへの復讐の旅路はしかし、ある男の登場によって一変する。その男こそ、世界最強の黒竜騎士団を統べる“人類最強”シビト・ガートランド。ヴィシスをして「理外の存在」と言わしめるシビトと相対する時、灯河はー。「誰よりも俺は強くなる。あの女神すらをも蹂躙できるほどの力を、得てやる」かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚、第2幕。
ついに故郷へ帰還する手がかりを得たハジメたち。目指すは“氷雪洞窟”-氷と雪に閉ざされた、極寒にして極限を成す最後の大迷宮。新たな力を携え挑むハジメたちだったが、氷面鏡の迷路に加え、奇怪な囁き声に悩まされる。その仕掛けは一行の精神を着実に蝕んでいきー。そんな極限状態の中で分断され、一人ぼっちとなった雫の前に現れたのは、偽りの自分。自身を超える試錬に臨む雫だったが、目を逸らしてきた真実を虚像に突きつけられ、心が決壊してしまい…!?「南雲君、少し、疲れたわ。ちゃんと…守って…ね?」内に秘めた自身に克己せよ。“最強”異世界ファンタジー、第9巻!
ーここはグリムガルじゃない。ここから出ないと。夢魔と呼ばれる怪物と魔法使いたちが闊歩する他界パラノで散り散りになったハルヒロたち。頼れる仲間はおらず、信じられるのは自分自身だけ。-でも、おれはどこまでおれを信じられるんだ?目指すは仲間たちとの再会と脱出。鍵を握るは王。アリスC、同じくパラノに迷い込んでいた暁連隊のイオらと心を、力を合わせて、ハルヒロたちは無事グリムガルへと帰れるのかー!?異なる幻想に彩られた他界パラノ編完結。そして、灰の中から生まれた冒険譚は大きく転換する!
勇者として異世界に召喚されたものの、スキルを持っていなかったため、王国から未開の土地へと追放されてしまったキダン。しかし、スキルを超えた能力であるギフトと呼ばれる“至高の担い手”の力と、伴侶となった人魚族のプラティ、最強と名高いドラゴンであり大食いのヴィールをはじめとした賑やかな仲間と共に、キダンはのんびりと農場の開拓を進めていた。そんなキダンの住む辺境の地に現れた新たな来訪者は、なんと魔王!?魔王セダンと名乗ったその偉丈夫は、キダンの元で囚われの身ーもとい、日々農業で健康的な汗を流していた魔王軍四天王のアスタレスを取り戻すべく、単身、決闘を挑みにきていた!しかし、プラティのトンデモ発言により、事態は思わぬ方向にー!?未開の土地を賑やかな隣人達と開拓していく、異世界スローライフ、第2幕!
ピンク○-ターの発明によって貴族との対決に勝利したイツキ。念願のマイホームを手に入れ、ウェンディトシロと共にのんびりと日常を満喫するイツキに、領主様から霊薬入手の依頼がもたらされる。しかし、ダンジョン攻略の報酬として手に入るという霊薬は、戦闘能力が皆無なイツキにとって入手困難な代物だった。力不足を実感しつつ、いつも通りヤーシスからの依頼に応じて荷物を届けに行った帰り道。イツキが出会った少女は、アイナとソルテが所属するパーティ「紅い戦線」の最後の一人である、砂狼人族の少女・レンゲだった。一見、気さくで天真爛漫に見える彼女だが、実は重度の男嫌いでー!?さらに、レンゲがソルテから受け取った手紙が元で勘違いが生まれ、ついには街中で一触即発の事態にー!?スキルを駆使して美少女たちと送る賑やかな異世界スローライフ、第3幕!(願望)