小説むすび | 2018年8月30日発売

2018年8月30日発売

青い春を数えて青い春を数えて

出版社

講談社

発売日

2018年8月30日 発売

青春期。部活に進路、友情や恋愛、親への反抗ーー。数えても数えきれない複雑な思いを、葛藤を抱え、少女たちは大人になっていく。「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者、待望の最新刊! “青春”の一言では片づけられない、切実でリアルな思いの数々を、5人の女子高生の視点で描いた珠玉の連作短編集。 青春期。 数えても数えきれない複雑な思い、葛藤を抱え、少女たちは大人になっていくーー。 「白線と一歩」……一番の親友だけど、負けたくない。あの子には。 「赤点と二万」……ズルいと思われたくない。でも損もしたくない。 「側転と三夏」……私は空っぽなんかじゃない。もっと私を見て! 「作戦と四角」……私って、人からどんな風にみられてるんだろう? 「漠然と五体」……はみ出したくない。でも、たまに息がつまりそうになる。 ーーこの作品に出てくる誰もが自分だった。(高校生・女子) ーー誰にも言えなくて張り裂けそうになる、そんな気持ちを詰め込んだ本。(高校生・女子) 現役高校生からの共感の声、続々!! この痛みは、感情は、“青春”の一言で片づけられない!! 「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者、待望の最新刊! 切実でリアルな思いの数々を、5人の女子高生の視点から描いた連作集。 白線と一歩 赤点と二万 側転と三夏 作戦と四角 漠然と五体

監禁面接監禁面接

重役たちを襲撃、監禁、尋問せよ。どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。企業の人事部長だったアラン、57歳。リストラで職を追われ、失業4年目。再就職のエントリーをくりかえすも年齢がネックとなり、今はアルバイトで糊口をしのいでいた。だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。だが人材派遣会社の社長じきじきに告げられた最終試験の内容は異様なものだった。-就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ。重役たちの危機管理能力と、採用候補者の力量の双方を同時に査定するというのだ。遂にバイトも失ったアランは試験に臨むことを決め、企業人としての経験と、人生どんづまりの仲間たちの協力も得て、就職先企業の徹底調査を開始した。そしてその日がやってきた。テロリストを演じる役者たちと他の就職希望者とともに、アランは重役室を襲撃する!だが、ここまでで物語はまだ3分の1。ぶっとんだアイデア、次々に発生する予想外のイベント。「そのまえ」「そのとき」「そのあと」の三部構成に読者は翻弄される。残酷描写を封印したルメートルが知的たくらみとブラックな世界観で贈るノンストップ再就職サスペンス!

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