2019年1月9日発売
魔物が跋扈し荒廃した異世界の東京に転移したサラリーマンの澄人。冒険者としての生活にも慣れ始め、従者のセリエとユーカとの生活も順調だった。セリエの発案でレトルト食品の販売を始めた澄人たち。ビジネスはあっという間に評判となり、ついには貴族の代官から晩餐会に呼ばれることとなる。すっかり気に入られた澄人はガルフブルグ四大公の直属の準騎士になることを勧められるが…。
連合艦隊の造船ステーションを急襲する帝国の皇女ソハイーラ。ボロボロといえど数で勝る大艦隊と機雷で連合の星系を封鎖。スムーズに勝ち進んだと思われたが、解放した味方の捕虜の中に前帝国皇帝がいることが明らかになる。皇位継承を含めソハイーラの立場が微妙な状態に。そんな中、敵のステーションを鹵獲し補修を済ませた帝国艦隊は、連合が建造した超大型戦艦一隻により身動きがとれなくなってしまう。しかも大型戦艦には悪魔の所業ともいえるシステムが組み込まれていた。強敵に打ち勝つため、「人間」であり「AI」でもある「アサガヤシン」は再び戦場に舞い戻るー!
数々の武功で敵からも味方からも一目置かれていた騎士団長・ガイウス。戦場では勇名を馳せた彼だが政が苦手で、母の弔いをきっかけに爵位を返上し帰郷する。事実上のリタイヤである。故郷は森に侵食されていたが、ガイウスはそこで犬のような容貌の「コボルド」と出会う。彼らは森の眷属であり森中にコロニーを形成していた。初めこそガイウスをよそ者扱いしていたコボルドたちだが、彼の勇猛果敢さに触れ徐々に信頼をよせていく。
サザードン迷宮の十階層に出現したミノタウロス。冒険者たちはこぞって「打倒ミノタウロス」に挑むが、ことごとく敗退していく。もっとだ!もっと、もっと、闘いを!もっと、もっと、強い敵を!ただひたすら求道者のごとく強さを追い求め、みるみる強大になっていくミノタウロスは、ついには迷宮のルールすら超えた存在となっていく…。果たして、冒険者たちはこの唯一無二の存在を打ち破ることができるのか!?
ポーションを生み出すチート能力を貰い、異世界に転生したカオル。行く先々でポーションチートを使っていれば、目立ってしまうは世の道理。ユスラル王国でも奇跡を生み出したカオルを追ってやってきたのは、カオルと因縁残からぬ(と勝手に思っている)ブランコット王国の王太子・フェルナン。だけどカオルはすでに去った後でー一方カオルは、興味の向くまま生魚を食べたり、温泉地で盗賊退治をしたり!?コミックも絶好調!の大人気シリーズ第4巻!
遊戯盤大会も無事に終え、雑貨屋ミツハは今日も営業中!そんな中、王都から他国へ向けて外交使節団を出すことに。そこへ不本意ながらも『雷の姫巫女』として加わることになった、ヤマノ子爵ことミツハ。王様からの頼みじゃ断れない…。コレットとサビーネを連れて、転移能力と地球製商品の数々を有効活用した快適な旅路へつく。そして、目的地までの道中、ひゅん!とあそこへー!?寄り道しつつで、外交は上手くいくのか。一方地球でも、異世界の姫(ミツハ)の重要性は増していきー!雷の姫巫女は、地球では各国の代表と、異世界でも各国の王族と渡り合う!?第4巻!
あらゆるものがダンジョンモンスターからドロップされる世界に転移した佐藤亮太。チートアイテムをドロップさせるユニークスキルとドロップSの能力を使ってのし上がる!さらには、ハンマー使いの聖母・エミリー、にんじんを愛するキリングラビット・イヴ、知識豊富な魔法使い・セレスト、ダンジョン生まれの魔物使い・アリスたちリョータファミリーとともにドロップで稼ぎまくり、稼いだ累計額が、ついに大台突破!?
夏休みも半分を過ぎたある日。ノルのもとに、他国のホーネストという街で商人になるための学校に通っている、兄のギランからの手紙が届く。その手紙によれば、久しぶりにノルに会いたいので遊びに来ないか、ということだった。そしてノルは、隠しダンジョン攻略やクエストをこなしつつ、兄の住む街・ホーネストに向かうことにする。エマ、ローラ、ルナ、レイラといった仲間たちと一緒の、楽しい旅だ。だが、たどりついたホーネストの街は、大量の魔物に襲われており…!?
画壇の若き俊才にして気鋭の美術評論家・片桐は、妻を亡くした春、満開の桜の下で精霊と見紛う少年と出会ったー。その絶対の美を手に入れたいと願う彼の心は、少年と少年の家族の運命を破滅へと導く。逃れ得ぬ陶酔の迷宮に囚われた男の悲痛な狂気が織りなす、至極のゴシック・サスペンス。
「この子を熊本まで連れて行って」元高校教師の“片原修一”のもとに、突然現れたド派手なキャバ嬢・由希と小学生のあすか。熊本にはあすかの母で修一のかつての教え子・凛子が入院しているという。北海道から車であすかを送り届けることにした修一。だが、彼には重大な秘密があった。さらに彼らを追う人物も現れ…。熊本まで二千キロ。前途多難な旅の行方は?
警察署内で闇金融を営み、上司その他を顎で使い、「悪女」の尊称を奉られているのが、中央南署の組対係黒須路子である。彼女は同期の藤堂らと、賭博現場のマンション急襲に成功。やくざを多数逮捕するとともに、麻薬などを差し押さえる。だが、その帰途、押収品を載せた輸送車が車ごと奪われた。戦利品のなかにとてつもない“地雷”があったのだ。命を狙われた路子の運命は?
傷痕は二つ、鮮やかな玄人の手口ー。鉄砲洲で遊び人らしき二人が殺された。下手人と思しき宗匠頭巾の男は、茶問屋が過って川で溺死した件でも目撃されていた。そんな折、風烈廻り与力青柳剣一郎は、凄腕の殺し屋に命を狙われる旗本次男の護衛を頼まれた。殺害を頼むほど恨まれた心当たりを問うが、次男は黙して語らず…。すると、探索を進める剣一郎に襲撃の刃が!
北町奉行所臨時廻り同心の鷲津軍兵衛と加曾利孫四郎らは、押込み一味の塒に踏み込むも、最も凶暴な男を逃してしまう。己の失態で男を捕り逃がしたと落ち込む下っ引の福次郎は、煮売り酒屋に立ち寄り、お光という年上の酌婦と出会う。互いの素性を知らずに惹かれ合うふたりー。だが、そんなふたりに暗い影が迫る!軍兵衛と福次郎はお光を取り巻く闇と対峙する。
助けを求める若い女性の叫び声に、帰宅途中の弁護士アンスティが駆けつけると、そこには男女が激しく組み合う姿が。男は逃走、脇腹を刺された女性を運び込んだ近くの邸では、主人が宝石コレクションの陳列室で殺害されていた。事件は単純な強盗殺人に思われたが、被害者の弟ローレンス卿は警察の捜査に納得せず、ソーンダイク博士の出馬を要請する。本格推理に冒険的要素を加えた黄金時代ミステリ。
行き先も告げられないまま、最愛の恋人ダーシーの車に乗せられ、ロンドンをあとにした公爵令嬢ジョージー。彼の目的はなんと駆け落ちだった!駆け落ち結婚が認められるというスコットランドの町を目指し、意気揚々と車を走らせる二人。ところが目的地を前に、最悪のニュースが舞いこんできた。ダーシーの父親が殺人容疑で逮捕されたというのだ。証拠も動機もすべて揃っていて、言い逃れの余地はない。王族のジョージーを事件に巻きこむわけにはいかず、ダーシーは婚約解消という苦渋の選択を迫られることに。しかし、二人の明るい未来が音をたてて崩れていくのを、黙って見ているジョージーではなく…!?
“恋をしてしまった。愚かにも、深く、熱く、輝くような恋をしていた。皮肉屋で、世慣れていて、おそらくは危険な遊び人に。この人と会うのは今夜かぎり。二度と会うことはないだろう。ええ、そのほうがいい。いいに決まっている。”…田舎のコテージでひっそりと暮らしてきたアグネスの日常が、息をのむほど美しいポンソンビー子爵フラヴィアンから、祝宴でダンスを申し込まれた日を境に一変した。フラヴィアンはナポレオン戦争に出征した際に負った怪我の後遺症で、記憶に障害がある。しかしアグネスのことはなぜか印象深く、忘れられなかった。心をおしかくして生きてきた二人は惹かれあい、互いをかけがえのない存在と思うようになっていくが、ある日…愛の癒しにきっと涙する、“サバイバーズクラブ”シリーズ第4弾!