小説むすび | 2019年11月発売

2019年11月発売

中央駅中央駅

韓国文壇界、新進気鋭の若手作家による長編小説! 日経新聞に書評掲載など、 国内でも反響の大きかった 『娘について』の著者、キム・ヘジンが、 絶望の淵に立つ男女の愛を描き出す…本邦初訳! これがどん底だと思ってるでしょ。 違うよ。底なんてない。 底まで来たと思った瞬間、 さらに下へと転げ落ちるのーー  (本文より) 路上生活者となった若い男、同じく路上で暮らしながら、 毎晩、際限なく酒をあおる病気持ちの女。 ホームレスがたむろする中央駅を舞台に、 二人の運命は交錯する。『娘について』 (亜紀書房刊)を著したキム・ヘジンによる、 どん底に堕とされた男女の哀切な愛を描き出す長編小説。 現在形の直線的な文章で断崖絶壁に追い詰めては 平地に連れ戻す、この文体の力は、永きにわたり 韓国文学の財産になるであろう。 ──「第5回中央長編文学賞受賞作」審査評 愛の本質を探究しつつも、限界に達した資本主義の 影と社会の問題を見逃さない若い作家の洞察…… 作品に深みを与えるまっすぐで流麗な文章             ──中央日報 書評

離婚の学校 男の覚悟・女の選択離婚の学校 男の覚悟・女の選択

出版社

コスモ21

発売日

2019年11月12日 発売

「妻よ、お前もか」 「年金分割制度」の導入で女性たちの自立への思いが解き放たれる。 家庭を顧みる暇もなく頑張ってきた男たちよ!  妻の独立宣言を受け止めるだけの勇気、そして覚悟が、あなたにあるだろうか。 男たちが夫婦の危機に直面しながら熟年期の離婚に揺れる姿を描いた物語。 第一話 焦燥   妻たちの反乱   妻よ、お前もか   眠れぬ夜 第二話 混沌   真剣だから、滑稽   年金分割制度   日本は“ふろしき”文化 第三話 深刻   弁護士の話ーー離婚相談で繁盛   アメリカの事情ーー謝罪は敗北 第四話 憂慮   後悔先に立たず   再び、眠れぬ夜 第五話 性愛   ボケないために、愛には愛を   男と女は不可解   性への関心 第六話 逃避   夫の年収と妻の満足度は反比例?   我慢、妥協、あきらめ(その一)   我慢、妥協、あきらめ(その二)   我慢、妥協、あきらめ(その三) 第七話 絶望   女子と小人は養いがたし   ハムレットとオフェリア 第八話 性癖   無縁死   愚痴   男と女の性癖   妻たちのお洒落 第九話 黎明   過去・現在・未来   子供の気苦労   いたわり、うるおい、いやし

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