小説むすび | 2019年4月発売

2019年4月発売

天空の城をもらったので異世界で楽しく遊びたい 2天空の城をもらったので異世界で楽しく遊びたい 2

無敵の城で世界を巡るスローライフファンタジー、第二幕! コンプエースにてコミカライズ決定! 天使の手違いによって命を落とし、異世界に転生した青年・タイキ。 お詫びにもらった天空の城とゴーレムの力を駆使して、タイキはブラウ帝国によるアツール王国への侵略阻止に成功する。 救出したエイラと共に、天空の島で一行が次に向かったのはフリーダー皇国。 そこは、屋根が繋がっている立体的な街造りで、個性豊かな民族衣装を身に纏う、周辺国とは大きく異なる独自の文化を構築する国だった。 皇国でタイキたちが出会ったのは、マイペースな王族の兄妹と、変わり者の魔術師! 3人を天空の城に招待したタイキは、技術力や食事の質の高さに驚嘆されつつも、順調に親交を深めていく。 その最中、タイキたちの前に現れたのは、以前アツール王国を襲った帝国の将軍と魔術師でーー!? 天空の城で最強のゴーレム兵団を率いて異世界の空を巡るスローライフファンタジー、第二幕!

さようなら、ビタミンさようなら、ビタミン

婚約者と別れた30歳のルースは、母親からの頼みで実家に戻り、しばらく一緒に暮らすことに。高校教師だった母は定年を迎え、臨時教員をしている。大学教授の父親はアルツハイマー病で物忘れがひどくなりつつあったが、自分が書きためていたノートを見せてくれた。それは父から娘への手紙の形式をとっていて、ルースが幼い頃から書かれていた。 父は日付を勘違いしたり、成績評価を忘れたりしたため、学部長から講義を持つことを止められて不機嫌になっている。そんな折、父の助手だった男性からルースに電話があり、大学で父に講義をさせることを提案される。院生たちからの希望もあり、研究室や教室を間借りして、父のために本物そっくりの状況をつくり出したいというのだ。学部長から、もし父をキャンパスで見かけたら警察に通報と言われているなかで、ルースたちはこの計画を実行しようとするのだが……。 重いはずの現実を、みずみずしく軽やかなタッチで描いて注目された長編小説、待望の翻訳。 「ささやかで人間的で深々とユーモラスなディテールの積み重ね」——ミランダ・ジュライ 【著者略歴】 レイチェル・コン Rachel Khong 南カリフォルニア育ち。イェール大学卒業。フィクション、ノンフィクションの短編をさまざまな雑誌に発表。長編デビュー作である本書 Goodbye, Vitamin は、米アマゾンの「2017年7月のベストブック」に選ばれたほか、ELLE誌の「この夏読むべき24冊」、Vanity Fair誌の「今すぐ読むべき本」にも選出されるなど、刊行直後から全米で注目を集めた。サンフランシスコ在住。

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