2019年9月10日発売
“分解”“合成”も可能な万能スキルに覚醒したルーク。彼の武器屋は、Aランク冒険者も頼る名店へと成長していた。しかし人気に対して人手が足りない。そこでルークは黒魔法使いや薬術師の少女を新たに雇い入れる。専門知識を持つ彼女たちと開発した新商品で、武器屋はさらに急発展!そんな充実した生活の陰で、魔王軍にに不穏な動きが…。この温泉郷の脅威に対し、ルークと、彼の武器を与えられた実力派冒険者・騎士団との最強共同戦線が立ち上がる!
国境を守る、女性だけで構成された騎士団に軍医として赴任した精霊魔法士グラス。「はずれ」と呼ばれた植物の魔法で騎士団が抱えていた問題を解決し、指揮官である王女アスティナにも認められた彼は、神樹の精霊との契約を果たす。新たな力を得たことで、騎士団を脅かし続ける敵軍の拠点に潜入したグラスが見たものは、同じ王国軍に所属していたはずの水の精霊魔法士ノインの姿でー。病んだ国を癒やす精霊医による戦記ファンタジー、第2巻!
底を突きそうなダンジョン運営ポイントを手に入れるために魔物狩りをしたり、何故かリューの父親が「娘を返せ!」と怒鳴り込んできたあげく決闘騒ぎになったりと、賑やかな日々を送る魔王ユキ。そんな中、勇者であり、ユキの二人目の嫁になったネルが王都に戻るというので、護衛として送って行こうとするも事件が起こる。ネルを狙って怪しい影が蠢く中、人為的に起こされたスタンピードを二人は止められるのか…!?
伯爵家に生まれながら、魔力量に乏しいという理由で落ちこぼれのB級魔法使いと認定されてしまったスカイ。だがー「え、魔力量なんてどうでもよくない?」ある日出会った謎の魔法使い・アンスはそんな常識を覆す。真の強さは“常に先手を取り続けること”、そしてスカイにはその究極“ラグナシ”となれるほどの才能があるらしく…!?6年後、王都の学園に入学したスカイは、最速の隠し玉を持った“規格外のB級”として、その実力を示していく!!
死亡フラグ満載な乙女ゲームの悪役令嬢に転生した元日本人のロザリンド。今世こそ楽しく生きてやる!とゲーム知識をフル活用し運命を変えるために動き出すも、なぜか次々と事件が発生!精霊と契約しちゃったり、現代知識で宰相の仕事を手伝うことになったり、ドラゴンにかけられた呪いを解いちゃったりと無自覚でやらかしまくり!挙句の果てには、ヒロインのイベントまで回収してしまって…?トラブルやフラグを躱しきり、ロザリンドは幸せを掴めるか!?
「俺が喚んだのは“聖女”であって“ブタ”ではない!!」聖女召喚された莉奈が聴いたのはまさかの罵倒だった。おまけに王宮で出されるご飯も全然美味しくない!異世界への怒りが爆発した莉奈は、王宮の厨房を貸してもらい、せめて自分のご飯くらいは自分で作ると決意する。しかし莉奈の料理が美味しいとすぐさま王宮中で大評判!美形な王族たちまで虜にしてしまう。莉奈の料理を皆が待ち望む王宮で、自由気ままな異世界ライフが幕を開ける!
へんてこな動植物と行き倒れていた男(のちの勇者)フィカルにやたらと懐かれながら日々を送る元女子高生のスミレ。今日もギルドの依頼をこなすべく川で漁をしていたところ、スミレを“異世界人”だと知る謎の集団に襲われた!!捕まる前に森の中に身を隠すも、今度はそこに小さいけれど獰猛な魔獣の竜が出現!終わった…と思いきやそのコリュウに懐かれ、なぜか一緒にサバイバル生活を送るハメに。さらなる魔獣の脅威から逃れつつ、家に帰ることはできるのか!?
町娘がかまいたちに喉笛切られて死んじまった!-金と女にだらしないが、口先と頭は冴えまくる戯作屋・伴内のところには今日も怪事が持ち込まれる。空を飛ぶ幽霊、産女のかどわかし、くびれ鬼による呪い死に…伴内とその仲間、怪異が怖い岡っ引きの源七、美男の石つぶて名人・仙太らは、江戸にはびこる怪奇がらみの謎また謎を、鮮やかに解き明かしてみせる。妖の正体見たり、枯尾花!愉快痛快、奇妙奇天烈捕物ばなし。
幼いころ、実の父母を殺されたお市だが、腕利きの岡っ引きだった万七に引き取られ、強くたくましく育つ。よろず請負い稼業に身を転じた万七から、体術を教え込まれてきたのだ。が、その万七が大川で不審な死を遂げた。哀しみの中、お市は稼業を継ぐ。駆け落ち娘の行方捜し、不義密通の事実、記憶のない女の身元、ありえない水死の謎ー持ち込まれる難事にも、お市は生前の万七の極意を思い返し、真実を掴みとってゆく。
戦死した若き詩人が見晴るかし、残したものとはー。ぼくは、ぼくの手で、戰爭を、ぼくの戰爭がかきたいーそう書き残し、激戦地ルソン島で戦死した詩人・竹内浩三。彼は何を見、何を描いたのか?テレビディレクターの職を捨て単身フィリピンに渡った須藤は、その足跡を辿りはじめた。だがその矢先、謎の西洋人男女に襲われ、山岳民族イフガオの娘ナイマに救われる。かつて蹂躙された記憶を引き継ぎ日本人への反感を隠さないナイマだが、昔の恋人ハサンの実家を訪ねる道行きに、付添いとして須藤を伴うことに。ミンダナオ島独立のために闘ったイスラム一族の家で一時の休息を得た須藤だったが、ハサンの家は秘密を抱えていた…。展開予測不能の冒険小説!
まもなく七十歳になる一之瀬廉太郎は定年まで勤めあげた製菓会社で嘱託として働いている。家事や子育ては二歳下の妻杏子に任せきり、仕事一筋で生きてきた。ある日、妻から病院の付き添いを頼まれるがにべもなく断ってしまう。妻の頼みごとなど、四十二年の結婚生活で初めてだったのに。帰宅後、妻は末期がんで余命一年と宣告されたと告げる。呆然とする廉太郎に長女は「もうお母さんを解放してあげて」と泣きながら訴えるのだったー。余命一年を宣告された妻が、夫に遺す“最期のしごと”とはー。結婚四十二年、仕事一筋の男と家を守ってきた女。残された時間をどう生きるべきか…。
1942年、アウシュヴィッツ。人間に鑑識番号を刺青し名前を奪う男と、その手で「4562番」と刻まれた女。実話をもとに綴られた、全世界感涙のラブストーリー。
辞職のきっかけになった事件から三年。立ち飲み屋を営む二宮は高校生となったちひろと同居を続けているが、何にでも首を突っ込みたがるちひろを厳しくはねつけて以来、気まずい空気が漂っている。それでもいつもの面倒事に巻き込まれているうち季節は過ぎ、年にたった一日の臨時休業日を迎えた二宮。「お前はどっちに似たんだろうなあ…」好奇心を自制するちひろの眼前で思わず零した一言は自らに課した禁句で…。
バイト先の占い師・佐田の差し入れのケーキをスイーツ大好きなしろが食べないという珍事が起こる。曰く「よくないお菓子」らしいのだが…。少しだけ神様の力を取り戻したしろの作為的な縁結びにより関わらざるを得なくなった忍ーだが現場の洋菓子店に潜入するのは当然のごとく啓介で…。今度は佐田の本気も加わって跋扈する邪気に立ち向かう、自称神様の毛玉とソシャゲ廃人と実は死んでる元営業マンの祓魔録!
元彼との縁切り祈願で出雲を訪れた鈴音が帰宅して見たのは、ピンク色の髪の女性。スマホから突然現れた彼女は、縁結びの神様クシナダヒメだと言う。神社巡りの途中で池にスマホを落としたことで縁ができ、しつこく送られてきたアプリの友達申請を承認したことで繋がってしまったらしい。とんでもない拾いものをしてしまってからというもの、スマホを駆使し、ときには電波の海も泳ぐ彼女とともに、同僚や自分の新たなご縁のために奔走することになり…!?
亡き母のように人の心を救える料理人になりたい。そんな夢を抱いて頑張っていた福間柊だけど、ただいま人生挫折中。気分転換で宮島を訪れ民宿『十二支屋』に宿泊することに。ところがそこは従業員が神様とその眷属達で、あやかしも泊まれるお宿だった!?秘密をばらさないよう宿で働くことになり、元料亭勤務の経歴から料理人に任命されたものの、柊は味覚を失っていて…。閑古鳥の鳴くお宿を救う救世主になれるのか?宮島おもてなしストーリー!
映像プロダクションでADとして働く百太郎は、ある晩、疲れて寝ていると金縛りにあう。しかも下半身には何かが触れる感触がーなんと心霊番組のロケ先で女の霊を引き寄せてしまっていたのだ!女の霊が言うには百太郎は「絶対性感」の持ち主で、波長が合う女の霊は彼にムラムラせずにはいられなくなるらしい。女の霊に頼まれ、童貞の百太郎は上司の女ディレクター・洋子を家に呼びだした。すると霊は彼女に憑依!普段は勝気な洋子だが女性らしい恥じらいと色香を漂わせ…。欲求不満の霊たちが職場の女性や近所の人妻たちに憑依し、ヤリ残した欲望を解消させてゆくオカルティックエロス!?