小説むすび | 2019年9月発売

2019年9月発売

新井素子SF&ファンタジーコレクション2 扉を開けて 二分割幽霊綺譚新井素子SF&ファンタジーコレクション2 扉を開けて 二分割幽霊綺譚

出版社

柏書房

発売日

2019年9月27日 発売

ある日突然異世界に飛び込んだ、三人の若き男女たちの縦横無尽の活躍に胸躍るファンタジーアドベンチャー『扉を開けて』、一癖も二癖もある住人ばかりが居住する第13あかねマンションの地下で繰り広げられる奇妙な戦いを描く『二分割幽霊綺譚』--コミカルな筆致の中にも、歴史や宇宙における「人間」の存在の意義について鋭い問いを投げかける二つの傑作長篇! また、『扉を開けて』の主人公三人によるスピンオフ短篇「斉木杳の憂鬱」を単行本初収録。巻末付録として著者自身のエッセイやインタビュー、さらに対談や新井素子論を収めるとともに、第1巻同様、単行本・文庫本など刊行の度に書かれた「著者あとがき」をすべて収録。かつてのファンから新しい読者までを満足させる、新井素子の魅力満載のシリーズ第2弾! 扉を開けて 斉木杳の憂鬱 二分割幽霊綺譚 付録1 関連資料  二分割千円札綺譚(エッセイ) 新井素子  二分割素子綺譚(インタビュー) イラスト・くりた陸  スペシャル・トーク(対談) 出崎哲×新井素子  扉を開けて、目を開けて(評論) 山本弘  新井素子インタビュー 聞き手・星敬 付録2 既刊全あとがき 編者解説 日下三蔵

愚か者の身分愚か者の身分

著者

西尾潤

出版社

徳間書店

発売日

2019年9月28日 発売

第二回大藪春彦新人賞受賞作! 今野敏氏「秀逸なラスト」 馳星周氏「突き抜けた何か」 選考会にて両選考委員激賛! 戸籍ビジネスの闇に蠢く半グレを描いた 新時代のクライム群像劇! ================ 身寄りなし。 身分証なし。 金なし。 そんな優良人物をSNSを駆使して 探し出すのがマモルの仕事だ。 狙うは戸籍。 女性を装い言葉巧みに 相手の個人情報を引き出して、 売買が成立すれば報酬をもらえる。 ある日、マモルは上司から 不可解な指示を受けた。 タクヤと距離を置け。 自分にこの仕事を紹介してくれた先輩に、 なにが起きたのか。 翌日、タクヤの部屋の掃除を命じられた マモルが見たのは、 おびただしい数の血痕だった。 もう、タクヤはこの世にいない。 悲しみにくれるマモルに 一通のメールが届いた。 それは、タクヤからのメッセージだったーー。 === 【作者より】 受賞作の短篇に、その先の物語と背景を描いた 書下しの長篇です。 舞台は東京。 闇ビジネスを背景に、登場人物それぞれの 浅はかな「愚かさ」を書いてみました。 ある者は運命的に。 ある者はちょっとした弾みで、 意識のないまま犯罪に手を染めていきます。 そんな「愚か者たち」のお話です。 西尾潤

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