小説むすび | 2020年10月5日発売

2020年10月5日発売

悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます2悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます2

出版社

KADOKAWA

発売日

2020年10月5日 発売

乙女ゲームの世界に転生した主人公のシリルは、執事として、主の悪役令嬢・ソフィアを破滅の運命から救うため、完璧な淑女へと育て上げた。学園の派閥争いを解決し一躍有名となった2人は、教師であり王族の執事でもあるトリスタンから、生徒会に加入するよう依頼を受ける。 しかし、生徒会長のフォルは2人の生徒会への参加を望んでいないようでーー? フォルの出した難題を見事解決し、彼女と分かり合った2人は生徒会へと加入し、間近に迫った学園祭への生徒会の出し物として、演劇の準備をすることに。 ソフィアの役は悪役令嬢!? そして、舞台のタイトルは、原作ゲームと全く同じ「光と闇のエスプレッシーヴォ」。 自分と同じ転生者が学園にいることに気付いたシリルは、その正体と真意を探るため、行動を起こす。その最中、フォルを待つ避けられぬ運命が明かされていくーー。 それがお嬢様の願いなら、どんな運命だろうと打ち砕くーー万能執事の悪役令嬢救済ストーリー第2弾!

泣き娘泣き娘

著者

小島環

出版社

集英社

発売日

2020年10月5日 発売

少年は“哭女"として、今日も葬儀で涙を流す。 舞台は中国、唐の時代。ひとの葬儀で女装をして泣くことを生業とする少年の苦悩と成長、そして年上の貴族青年・青蘭との奇跡のような友情を描く、歴史青春ミステリ小説。 哭女ーー雇われて葬式で泣くことを生業とする女性のこと(中国や朝鮮半島、またヨーロッパなどでも実在する職業である)。 舞台は唐代の中国、神都随一と噂される哭女の“泪飛"は葬式に引っ張りだこ。葬儀では涙を絶やすことは許されない。そこで盛大に涙し故人の功績を称え謳うことが家の格を表すため、いい家柄の葬儀では優秀な哭女が雇われるのだ。しかし泪飛にはある重大な秘密があった。それは周旋屋の老婆・右聴と泪飛だけが知る事実ーー泪飛は少年なのだ。 泪飛と名を語り女性の姿で葬儀に出る燕飛は、不審な死を迎えた夫婦や世間を騒がせる義賊らの謎と出会い、その真相に迫る。さまざまな境遇の人びとと接することで、燕飛が手にしたこの世の理とは。 女装姿で哭女を続けなければいけない少年の苦悩と成長、そして年上の貴族青年・青蘭との奇跡のような友情を描く。新時代の旗手が放つ歴史青春ミステリ小説! 【著者略歴】 小島環(こじま・たまき) 1985年愛知県名古屋市生まれ。愛知県立大学外国語学部中国学科卒業。2011年「美しき豹と、黄河の花嫁」が第2回『このライトノベルがすごい!』大賞で2次選考を通過。13年同作が西尾 嘉泰(にしお よしやす)名義で青松書院より刊行。14年「三皇の琴 天地を鳴動さす」で第9回小説現代長編新人賞を受賞。15年同作を改題した単行本『小旋風の夢絃』でデビュー。他の著書に『囚われの盤』。

白い鶴よ、翼を貸しておくれ白い鶴よ、翼を貸しておくれ

秘められた谷で若き戦士たちは愛するもの、愛する谷を守るため剣を取った。谷の人々は時代に翻弄されつつ、もぎとられても切り裂かれても信じる道を進み、誇りと愛を失わなかった。その先が地獄とわかっていても。 生きて、誓いを守るために・・・・・・。 ーー『月と金のシャングリラ』漫画家・蔵西 亡命チベット人医師が遺したチベット愛と苦難の長編歴史小説 1925年、若きアメリカ人宣教師スティーブンス夫妻は、幾多の困難を乗り越え、チベット、ニャロン入りを果たした。現実は厳しく、布教は一向に進まなかったが、夫妻は献身的な医療活動を通じて人びとに受け入れられていく。やがて生まれた息子ポールと領主の息子テンガは深い友情で結ばれる。だが、穏やかな日々も長くは続かない。悲劇が引き起こす怨恨。怨恨が引き起こす復讐劇。そして1950年、新たな支配者の侵攻により、人びとは分断され、緊迫した日々が始まる。ポールもテンガもその荒波の中、人間の尊厳を賭けた戦いに身を投じてゆく。

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