小説むすび | 2020年2月5日発売

2020年2月5日発売

異世界覚醒超絶クリエイトスキル 〜生産・加工に目覚めた超有能な僕を、世界は放っておいてくれないようです〜(1)異世界覚醒超絶クリエイトスキル 〜生産・加工に目覚めた超有能な僕を、世界は放っておいてくれないようです〜(1)

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KADOKAWA

発売日

2020年2月5日 発売

修学旅行中のバス事故によって、クラスごと異世界に飛ばされた少年少女たち。異世界に転移後、モンスターや盗賊たちの襲撃を経て、剣や魔法のスキルを次々と開花させていくクラスメイトたちをよそに、名上隆也は何の能力も一向に覚醒せず、ついにはクラスのパーティから追い出される憂き目にあってしまう。誰にも頼れない異世界で本当の独りぼっちになってしまった隆也は、絶望して衝動的に自殺を図ろうとするも死にきれず、現地の冒険者たちに、みじめな姿で助けられるはめに。そして、なりゆきで助けられた冒険者たちと行動を共にすることになる隆也は、現実世界では疎外されていた自分を受け入れてくれた仲間たちとの冒険の中で、持ち前の「生産・加工スキル」を駆使し、次第に「強さ」「自信」「存在価値」「信頼」(ついでに、かわいい女の子たちも!)を得ていくのだった。クラス一さえない男子が、モテモテの冒険者になる姿を追う、爽快&スリリングな異世界成長譚!

坂下あたると、しじょうの宇宙坂下あたると、しじょうの宇宙

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集英社

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2020年2月5日 発売

自分には才能がない。 高校生の毅(つよし)は詩を書いているが、全くといっていいほど評価されていない。 一方、親友のあたるには才能があった。 彼は紙上に至情の詩情を書き込める天才だった。 多くのファンがいて、新人賞の最終候補にも残っている。 しかもあたるは毅が片想いしている可愛い女子と付き合っていて、毅は劣等感でいっぱいだった。 そんな中、小説投稿サイトにあたるの偽アカウントが作られる。 「犯人」を突き止めると、それはなんとあたるの作風を模倣したAIだった。 あたるの分身のようなAIが書く小説は、やがてオリジナルの面白さを超えるようになりーー。 誰かのために書くということ。誰かに思いを届けるということ。 芥川賞受賞作家が、文学にかける高校生の姿を描いた青春エンタメ小説。 【プロフィール】 町屋良平(まちや・りょうへい) 1983年東京都生まれ。 2016年『青が破れる』で第53回文藝賞を受賞してデビュー。 2019年『1R1分34秒』で第160回芥川賞を受賞。 その他の著書に『しき』『ぼくはきっとやさしい』『愛が嫌い』『ショパンゾンビ・コンテスタント』がある。

犬のかたちをしているもの犬のかたちをしているもの

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集英社

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2020年2月5日 発売

第43回すばる文学賞受賞作 昔飼っていた犬を愛していた。 どうしたら愛を証明できるんだろう。犬を愛していると確信する、あの強さでーー。 間橋薫、30歳。恋人の田中郁也と半同棲のような生活を送っていた。21歳の時に卵巣の手術をして以来、男性とは付き合ってしばらくたつと性交渉を拒むようになった。郁也と付き合い始めた時も、そのうちセックスしなくなると宣言した薫だが「好きだから大丈夫」だと彼は言った。普段と変らない日々を過ごしていたある日、郁也に呼び出されコーヒーショップに赴くと、彼の隣にはミナシロと名乗る見知らぬ女性が座っていた。大学時代の同級生で、郁也がお金を払ってセックスした相手だという。そんなミナシロが妊娠してしまい、彼女曰く、子供を堕すのは怖いけど子供は欲しくないと薫に説明した。そして「間橋さんが育ててくれませんか、田中くんと一緒に。つまり子ども、もらってくれませんか?」と唐突な提案をされる。自ら子供を産みたいと思ったこともなく、可愛いと思ったこともない薫だったが、郁也のことはたぶん愛している。セックスもしないし出来にくい身体である薫は、考えぬいたうえ、産まれてくる子供の幸せではなく、故郷の家族を喜ばせるためにもらおうかと思案するのだったが……。 快楽のためのセックス、生殖のためのセックス。子供を産むということ、子供を持つということ。 1人の女性の醸成してきた「問い」の行方を描く。 【著者略歴】 高瀬隼子(たかせ・じゅんこ) 1988年愛媛県生まれ。東京都在住。立命館大学文学部卒業。「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞。

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