2020年4月14日発売
泣きまねしたり、悲しむふりをしたり…わたしがいじめを受け入れるのには理由がある。ブス・デブ・チビの頭文字をとって、あだ名は「ブデチ」。どんないじめにも屈せず、ただ者ではない雰囲気を漂わせる少女の胸には、ある使命があった。
「もうすぐここで殺人が起こるだろうから…」大農場の女主人の不気味な予言は現実となり、連続殺人へと発展。奇妙な一族に渦巻く複雑な人間関係が醸成した感情と殺意。そしてついに驚くべき真犯人が明かされる。ホームズとワトソンを想起させるチャーミングな素人夫婦探偵「ダゴベルトとジェーン」シリーズの第2弾。本邦初邦訳!物語は、ダゴベルトがジェーンと共に旧知のミランダを訪ねるところから始まります。ミランダは大学で知り合った大農場の跡取り息子ジュリアンと結婚し、経営状態の芳しくなかった農場を見事に立て直していました。大農場には、ジュリアンとミランダ夫妻と彼らの子ども、そしてミランダの妹・ペギーと父親、さらに、ジュリアンの異母兄弟の兄のハルが一緒に暮らしており、ときたま音楽家や、ペギーのボーイフレンドなど多種多様な人々が出入りしていました。そんなある日、滞在中のダゴベルトとジェーンは「もうすぐここで殺人が起こる」とミランダが予言めいたことを言ったとハルから伝えられます。そして、翌朝、ミランダは死体で発見され予言は現実となるのです。さらに、殺人者の魔の手は第二の被害者にも迫っていました。聡明で謎解きが好きな青年ダゴベルトと作家でもある妻のジェーンが、この謎を解き明かしていきます。
闇の帝王が復活した。その恐ろしい記憶が悪夢となり、ハリーを苦しめる。夏休み、孤独なハリーを救いに来たのは、不死鳥の騎士団という謎の集団のメンバーだった! 5年目の新学期、闇の帝王の復活を認めたくない魔法省は、同省の役人アンブリッジを「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてホグワーツに送り込む。校内には厳しい校則が張り出され、嘘つき呼ばわりされたハリーには、残酷な罰則が科せられる。
「闇の魔術に対する防衛術」の実技を教えてくれないアンブリッジに対抗して、ハリーが教師役を務めるダンブルドア軍団(DA)が結成された。DA仲間がハリーの心の支えになる。しかし、悪夢はますますひどくなる。自分の中にちがう誰かが住んでいるようだ。ある夜、大切な人が、闇の帝王に捕らわれたことを告げる夢を見る。救出に向かったハリーは、夢で見た黒い扉の前に立った。そこで待ち受けていたものは……。